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Ficus carica `Mary Lane Seedless'
イチジク‘メアリーレーン’の夏果が熟してきました。
結構豊産性で、葉も美しいです。
角のある濃厚な甘みがあり、種無し種なので果肉がなめらかで
とても美味しい品種です。
ただ、果皮の色がいまいちです。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
こんな果皮の色では、店頭に並べても買ってもらえません。
果肉も柔らかく輸送にも適さないと思います。
また、熟し時の見極めが難しいです。
台風の被害の多い日本では、枝が細く長く伸びるので適さない
ように感じます(夏果か秋果を犠牲にするなら剪定は可能です)。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
夏果の収穫時期は梅雨の時期と重なり、糖度が上がりづらい、
秋果は果実の下の目(穴)が開き蟻が入ってしまうなど
栽培にも少しコツが要ります。
世界には何十種類と美味しい無花果の品種があるのに、スーパー等で
売られているイチジクが‘桝井ドーフィン’だけなのも理解できます。
‘桝井ドーフィン’は栽培が簡単なので。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
下から見た果実。
イチジク‘メアリーレーン’はとても美味です、この美味しさは
栽培した人しか味わえません。
まさに家庭果樹の醍醐味です。
イチジクは鉢植えでは育ちません、地植え推奨。
Conophytum ernstii `Lilliput' in dormancy
コノフィツム・エルンスティーが休眠中。
初めて育てているので不安です・・・。
ここまで枯れ込むものでしょうか。
高価なコノフィツムなので夏越しに失敗したらと思うと
ゾッとします。
コノフィツム・エルンスティーは内陸に自生します。
自生地近くには乾季には水無川になるオレンジ川があります。
海の近くならば、乾季でも霧が発生するかもしれませんが、
水無川なのでどうなのでしょうか。
Conophytum hermarium DT 6850 Areb.
コノフィツム・ハーマリウム DT6850
こちらは休眠中でも生きていると判ります。
両方とも2号(直径6㎝)の素焼鉢で育てています。
Artemisia dracunculus var. sativa
フレンチタラゴン(French tarragon),エストラゴン(Estragon)
冷涼な気候で育つハーブです。
暖地でも、雨除けをして西日を避ければ栽培は可能という
情報をネット上で見つけて苗を買いました。
ドライ(乾燥させて)で使うハーブは買えばいいのですが、
フレッシュハーブでなければ味わえないハーブは育てるしか
ありません(売っている場合は買いますが)。
エストラゴンはエスカルゴの風味づけに欠かせないハーブです。
カタツムリには抵抗がありますが、エスカルゴはエスカルゴと
割り切って食べるしかありません。
頭の中に少しでも「🎵でんでんむーしむーし」の曲が流れたら
アウトです。
早速、バターに混ぜて食べてみようと思いましたが、つい
癖で農薬をかけてしまいました。
ハネヒツジゴケを買いましたが、色が褐色になって
しまいました。
枯れたわけでは無いので、この程度だと簡単に復活します。
急な環境の変化と、太陽の光に当てすぎたのが原因です。
環境に慣れさせてあげると新芽が伸びて綺麗なマット状に
成長してくれます。
信楽焼の匣(さや)に植えたシッポゴケです。
ピンセットでゼニゴケや雑草と格闘しています。
苔は水をやり過ぎるとカビが生えて腐ったり(別の種類の
苔に入れ替わったり)するので、苔の種類に合わせた水管理が
必須です。
地面に直接置くとダンゴ虫などの害虫が入り込むので、棚の上など
に置くようにします。
多分‘大型宝剣’というウチワサボテンだと思います。
1.5mぐらいの大木から挿し木しました。
在来種(原産地不明)のウチワサボテンで暖地(東京の一部)でも
露地で越冬できます(霜にあたったり凍ると新芽は枯れます)。
flower of Opuntia ficus-indica?
黄色の花で花径は5~6㎝。
日本への渡来は古く、静岡県清水市の「龍華寺」には
推定樹齢300年のウチワサボテンがあります。
また、宮崎県の日南海岸の群生地は有名です。
栽培では棘に注意が必要です。
大きな棘は気を付ければいいのですが、見えない位の半透明の小さな
(2~3㎜ぐらい)トゲがあり手袋などに付き体に刺さると、痛いですし
驚くほどテンションが下がります。
細かい棘は知らない間に刺さっていて、痛みで気づきます。
地植えにすると大きくなり大変危険なので、鉢植えで水を控えて
小さく育てます。
害虫はカイガラムシが付きます。
ナツツバキ(別名:沙羅双樹)
本来のサラソウジュはフタバガキ科の別種です。
夏ではないですが、咲いています。
ツバキの仲間ですが、栽培していて今のところチャドクガや
イラガが発生した事はありません。
椿よりも害虫の発生が少ないと思います。
写真では抱咲きですが、もうすこし平開します。
花径は6~7㎝です。
花には香りはありません。
花は一日花です。
落ちた花は翌日の午前中までは鑑賞できますが、午後には
萎れます。
綺麗に咲いていますがすぐに散る所が‘盛者必衰の理’を
あらわしています、たぶん。
「春の夜の夢のごとし」ですが花期は春でもありません。
new leaf of Encephalartos horridus
※グロテスクな画像ではありません。
昆虫や深海生物の足の様ですが、
エンセファラルトス・ホリダスの新芽です。
大きさは約4㎝。
new leaf of Encephalartos horridus
横から見ると葉っぱであることがわかります。
今年は葉っぱが1枚しか出ないようです。
dry leaf of Encephalartos horridus
今年、2013年にこのソテツを買ってから初めて葉が
枯れました。
この枯れた葉は、買った時に付いていたものです。
とても矮性の葉でした。
エンセファラルトス・ホリダスの葉は少なくとも6年は
現役で光合成します。
新しい葉が出る度に古い葉を切るのは間違った育て方です。
この葉の様に自然に枯れて乾燥すれば葉柄を切って取り除きます。
春黄金?ソテツの葉が2枚出ました。
黄金色というよりは黄緑色です。
色がさめた去年の葉と比べると、少し黄色っぽいのが
わかります。
それにしても、中途半端な発色の黄金ソテツです。
でも、このソテツ、4つ良い所があるのです。
①まず、矮性ソテツであること。
葉を含めた株の大きさは幅40㎝ぐらいです。
②松葉芸をします(本来1本の小葉が蟹のツメの様に2本に
分かれている)。
③爪覆輪(金環ソテツ)の様に小葉の先が黄色く色付く。
④少しだけ斑が入る。
Tillandsia fuchsii var. fuchsii
買ったばかりのチランジア・フックシーフックシーの紹介。
花屋さんの店頭で発見、オレンジ色の丸タグで有名な
「たゆみま」さんのです。
普及種なのに、珍しい種類です。
1つの株の大きさは幅7㎝。
Tillandsia fuchsii var. fuchsii
調和のとれた形が美しいです。
チランジアは、ただ転がせておくよりも着生させた方が
生育が良く枯れにくいです。
今回は、まだ発根していなかったのでチランジアハンガーに
接着してみました。
Tillandsia fuchsii var. fuchsii
吊り下げると、こんな感じです。
フェイジョア‘オパール・スター’の花です。
花弁が甘いそうですが、まだ食べたことがありません。
1本では結実しにくいです、受粉樹に別品種を植えた方が
実生りが良いです。
異品種を植えても、日本には花粉を媒介する昆虫がいないのか、
結実は悪いです。
人工授粉が有効かもしれません。
フェイジョア‘アポロ’の花です。
実の収穫は、自然に落ちたものを拾い追熟させるのですが、
食べごろが判りづらいです。
花はとてもユニークで綺麗です。
葉は銀色で、刈り込みも出来るので生垣にも向きます。
病害虫はとても少ないです。
サルナシ‘貴太郎’の実です。
まだ小さいですが(1.5㎝ぐらい)実が着いていました。
写真をチェックしていると、実の表面に黒い斑点を
発見しました、害虫や病気でなければいいのですが・・・。
サルナシ‘貴太郎’には受粉樹となるオス木を植える必要が
あります。
実の数は少ないですが、今年も収穫できそうです。
サルナシの棚の様子。
10年以上育てて、これだけ茂っているのに実は10個ぐらいです。
「里泉」や「貴太郎」のように受粉樹として雄木が必要な
品種は、どうもプロ向けの様な気がします。
まず、結実までの年数が長いです。
そして、オス木の分、場所をとります。
サルナシを家庭果樹として育てるには、両性花が咲き1本で結実し、
結実までの年数が短い品種を選ぶべきです。
Actinidia arguta `Ryouseisyu Oomi'
そこで、去年の秋にサルナシ‘両性種大実’というサルナシ
‘エルダー’の改良品種を導入しました。
写真はサルナシ‘両性種大実’の蔓の葉の様子。
今年の春から伸びた蔓は、1.5mぐらいの長さになっています。
実つきが良いそうなので、あと2~3年で収穫予定です。
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