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トリミング前の写真を撮り忘れました。
夏に水遣りを止めて強制休眠させていたので、葉の1/3は
枯れました。
梅雨の始まる頃から9月の初め頃までは水をあげないようにします。
夏に水遣りをすると、根や幹が腐ってしまいます。
以前、少量ならば夏の休眠期にも水を遣った方が・・・と書きましたが、
間違いです(実生小苗の管理は知りませんが)。
夏の休眠期に水遣りを止めると、心配になるほど下葉から枯れ上がって
きますが秋からの生育期に急速に葉数は復活します。
幹もしっかりとしていました。
仙女盃の生育期は秋から春までの冷涼期(冬成長型)です。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
イチジク‘メアリーレーン’の秋果が熟し始めました。
夏果に比べ糖度が高く、とても甘いです。
ただ、果皮が汚れやすく雨が降ると見た目がひどく悪くなります。
蟻が写っていますが、アリが果実の中に入ることもあります。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
秋果は上向きに着きます、夏果に比べ少し小ぶりでした。
イチジク‘メアリーレーン’は豊産性です。
Ficus carica `Mary Lane seedless'
イチジク‘メアリーレーン’は甘くてとても美味しいのですが、
果皮が傷みやすく見た目が悪いので農家は作らないと思います。
枝も長く伸びるので、台風の被害が大きい日本での栽培は
難しいです。
この味は自分で育てないと味わえません。
家庭果樹には最適です(根がとても長く張るので地植え推奨、よほど
大きな鉢でないと鉢植えでは育ちません)。
長い間、雨が降っていないので春に植えたタイムが枯れていました。
夏までには、しっかりと根が張っているだろうと油断していました。
根が張れば乾燥に強いとはいえ、1年間はちゃんと管理が必要です。
Mastic thyme , Spanish Marjoram (マスチック・タイム,スパニッシュ・マジョラム)
地植えして2~3年すると放任でも元気に育ってくれます。
写真の株で株幅は20㎝ぐらいあります。
タイムは水はけの良い場所に地植えすると、暖地でもよく育ってくれます。
根がとても長く伸びるので小さな鉢での栽培は無理があります。
このマスチック・タイムは株幅50㎝オーバーの大株です。
触れると良い香りがします。
このような地中海性のハーブは夏の強光線によく映えます。
本来の葉色を見ることができます。
Artemisia dracunculus var. sativa
French tarragon ,Estragon(フレンチタラゴン,エストラゴン)
さすがに、生育は良くないですが、38℃の猛暑の中生きています。
冷涼な気候に育つハーブなので、一般的には暖地での栽培は無理と
されていますが、とあるホームページで栽培可能とありました。
結論をいいますと、雨除け栽培で西日を避けると暖地でも育て
られます。
テラコッタ鉢で普通の培養土で育てています。
夕方に葉水も与えています。
少し遮光すると、葉が柔らかく生育も早くなるかもしれません。
フレンチタラゴンはフレッシュハーブでこそ本領を発揮します。
そのハーブを暖地で栽培できる利点は大きいような気がします。
フランス料理店さん、キッチンガーデンにおすすめですよ。
Encephalartos horridus dwarf form
エンセファラルトス・ホリダスのドワーフフォームです。
葉の長さが35㎝もあるので‘ドワーフ’かどうかは?ですが。
今年は2枚の葉を出してくれました。
Encephalartos horridus dwarf form
新しい葉も硬化して、だいぶと見栄えがする株になってきました。
毎年、葉を切ってしまうと写真のように豪快に葉を伸ばす姿を
見ることができません。
当然、葉数も少なくなるので幹の成長も遅れます。
葉は自然に枯れるまでは絶対に切らないのが育て方の鉄則です。
幹(地下茎)のほとんどが土の中にあるので、水のやり過ぎで
腐らせないように注意します。
水遣りは年間を通して厳しめに、鉢土の中まで乾いてから水遣りを
するようにします。
とにかく、太陽の光線に当てるようにします。
葉色が良くなり、ブルーグレイに輝く葉を楽しめます。
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