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2019年8月

2019年8月31日 (土)

チランジアに水遣り。

P8311823_4_1  Tillandsia ionantha

 チランジア・イオナンタ

手前の物は開花済みで、奥に子株が育っています。

 チランジアの水遣りは霧吹きで行っています。

霧吹きが一番安全です、如雨露では腐る品種もあります。

 いつもは三日に一度のペースで水遣りをしていますが、今年は

秋雨が激しく、日数も多いので難しいです(基本、雨の日は数えない

ようにしています)。

今回は5日ぶりの水遣りになりました。

Pinus maximartinezii seedling

P8311820_2_1  Pinus maximartinezii seedling

 マキシマルティネツィ・マツの芽です。

種が大きいですが、出てくる芽も大きいです。

写真の芽で高さが12㎝もあります。

元気に子葉を展開しています。

P8311822_3_1  Pinus maximartinezii seedling

 この種は、だいぶと遅れて発芽してきました。

ポットの表土にヒビが入り、力強い発芽です。

 夏に季節外れの種蒔きをしました、結果は種5個の内

4個が発芽しました、もう一つは発芽しなさそうです。

 

2019年8月30日 (金)

リトープスを大量に腐らせる・・・。

P8291811_1_1  Lithops

 遮光下から出すのが早すぎたのか、長雨で湿度が高すぎたのか、

秋雨の晴れ間の強光と30℃を超える高温多湿がダメだったのか。

大事にしていたリトープスとコノフィツムの一部を腐らせたようです。

P8301812_2_1  Lithops

 ダメになってしまったリトープスは白っぽくなっています。

 大事にしているリトープスが腐りました、語弊がありますが

どうでもいいリトープスは生き残っています。

P8301813_3_1  Lithops

 夏越しは結構うまくいったのですが、肝心の休眠期明けで

失敗しました。

心はズタズタです。

P8301814_4_1  Lithops

 被害が大きかったので、今後のリトープスの栽培は考え直しが

必要です。

2019年8月27日 (火)

グラスツリーには肥料を。

P8261810_5_1  Xanthorrhoea latifolia

 クサントロエア・ラティフォリア (グラスツリー,ススキノキ)

この株は珍しい国内での実生苗です。

 よくクサントロエアにはブラウンシュガーを少量と言われます。

最近では植えるときに使う、共生菌も売っています。

ブラウンシュガーが共生菌の食べ物になり、結果的にクサントロエア

が良く育つという構図です。

 写真の株にはブラウンシュガーは与えていませんし、鉢植えの際

共生菌も蒔いていません。

 クサントロエアには肥料は与えないのが常識ですが、山野草用の

肥料を少量あげると生育が良いです。

 

2019年8月26日 (月)

ギンゴケの小山

P8261809_4_1  Bryum argenteum

 銀苔

直径12㎝の焼締め鉢に植えています。

 苔テラリウムもいいのですが、苔は基本アウトドアです。

そもそも日向を好むギンゴケはテラリウム(室内)には不向きです。

 管理は乾燥気味にします。

水遣りが多いと他のコケが生えてくるので、水が乾きやすい鉢と用土

で植えます。

吾妻五葉松 大巓性

P8261808_3_1  Pinus parviflora

 吾妻五葉松 大巓性

葉が短く小品盆栽向けです。

写真の株は、少し葉先が垂れる様な葉性です。

 ようやく盆栽らしくなってきました。

樹高は約13㎝です。

チランジア・モリス 

P8261806_1_1  Tillandsia mollis stem type

 チランジア・モリスの茎が長く伸びるタイプです。

全体で15㎝以上下垂しています。

P8261807_2_1  Tillandsia mollis

 チランジア・モリス

あまり茎が伸びないタイプです。

写真の株は2013年から栽培していますが、コンパクトに

まとまっています。

 両種とも葉の表面のトリコームが美しいです。

2019年8月25日 (日)

仙女盃の枯れた葉をトリミング。

P8251803_1_1  Dudleya brittonii

 トリミング前の写真を撮り忘れました。

夏に水遣りを止めて強制休眠させていたので、葉の1/3は

枯れました。

 梅雨の始まる頃から9月の初め頃までは水をあげないようにします。

夏に水遣りをすると、根や幹が腐ってしまいます。

以前、少量ならば夏の休眠期にも水を遣った方が・・・と書きましたが、

間違いです(実生小苗の管理は知りませんが)。

P8251804_2_1  Dudleya brittonii

 夏の休眠期に水遣りを止めると、心配になるほど下葉から枯れ上がって

きますが秋からの生育期に急速に葉数は復活します。

幹もしっかりとしていました。

 仙女盃の生育期は秋から春までの冷涼期(冬成長型)です。

黄金ソテツ に認定。

P8251805_3_1  Cycas revoluta `Golden form'

 少し緑色に戻ってきていますが、新芽の黄色を長く保っています。

これはもう黄金ソテツといっていいと思います。

 小さな苗を買って苦節8年、なかなか新芽が色付かず半ばあきらめて

いました。

 矮性ソテツの黄金ソテツです。

来年も発色してくれたら、黄金ソテツ認定です。

2019年8月24日 (土)

生垣におすすめ`マートル’の木

P8131789_1_1  Myrtus communis variegata

 斑入りマートル(銀梅花,ミルタス,祝いの木)

 結婚式の花嫁さんのブーケには、この木を必ず一枝入れるのが

習わしで、結婚式の後に新居の庭に挿し木します。

肉料理の臭い消しに使われます。

 病害虫が少なく生垣におすすめですが、耐寒性が弱く大阪の

平野部でも冬に枝先の葉が枯れこみます。

 剪定は年に一回で手間がかからず、ミカンの栽培できる地域での

生垣に最適です。

 斑入りの品種は、輝くような黄色の葉色で美しいです。

写真の株で樹高が1.7m、矮性の品種も売られています。

イチジク`メアリーレーン’の秋果

P8241801_6_1  Ficus carica `Mary Lane seedless'

 イチジク‘メアリーレーン’の秋果が熟し始めました。

夏果に比べ糖度が高く、とても甘いです。

ただ、果皮が汚れやすく雨が降ると見た目がひどく悪くなります。

 蟻が写っていますが、アリが果実の中に入ることもあります。

P8241802_7_1  Ficus carica `Mary Lane seedless'

 秋果は上向きに着きます、夏果に比べ少し小ぶりでした。

イチジク‘メアリーレーン’は豊産性です。

P8241799_4_1  Ficus carica `Mary Lane seedless'

 イチジク‘メアリーレーン’は甘くてとても美味しいのですが、

果皮が傷みやすく見た目が悪いので農家は作らないと思います。

枝も長く伸びるので、台風の被害が大きい日本での栽培は

難しいです。

 この味は自分で育てないと味わえません。

家庭果樹には最適です(根がとても長く張るので地植え推奨、よほど

大きな鉢でないと鉢植えでは育ちません)。

 

Pinus maximartinezii seedlings

P8241798_3_1  Pinus maximartinezii

 マキシマルティネツィ松の芽が大きくなり、子葉が見えてきました。

種が大きいので芽も大きいです。

芽の高さは3㎝。

 とても芸術的です。

P8241797_2_1  Pinus maximartinezii

 こちらは、一番成長の良い芽です。

地中から引き出された子葉の部分が黄色です。

2019年8月23日 (金)

コノフィツム と リトープス を遮光下から移動させる。

P8231795_1_1  Conophytum & Lithops

 夏の間(6月~9月上旬)、遮光下で断水して管理していた

コノフィツムとリトープスを雨除け栽培棚へ移しました。

 9月からの生育期に先駆けて、天気予報が1週間曇り予想だったので

今日決行しました。

遮光下から日光の下に移動させる場合、葉焼けに注意が必要です。

曇りや雨が続くようなときに行うと、直射日光に順化しやすく

葉焼けを防ぎやすいです。

 今日は雨が降っていたので、少し霧吹きで水をあげてみました、

吉と出るか凶と出るか・・・。

2019年8月20日 (火)

Pinus maximartinezii の季節外れの播種。

P8201794_1_1  Pinus maximartinezii

 マキシマルティネツィ・マツの種を夏に蒔きました。

28℃ぐらいの管理で、種蒔きから14日目に出芽しました。

 真夏なので、種まきしたポットに直射日光が当たると土が

高温になり種が蒸されて腐るので、室内の窓辺の明るい日陰で

管理しました。

マキシマルティネツィ・松のタネは大型なので腐らせないように

特に注意します。

マキシマルティネツィ・マツのタネは触ると種の殻が2つに割れる

スジがわかるので、そのスジが上下になるように種を埋めて1㎝覆土

します。

芽が出るまでは用土が乾かないように水遣りをします。

2019年8月13日 (火)

Pinus maximartinezii

P8121781_2_1  Pinus maximartinezii

 マキシマルティネツィ松

 夏の時期の葉色が一番美しいです。

写真の株で実生から5年経過しています。

 植物を育てる上で‘紫外線’は重要です。

紫外線に当てないと植物は徒長してしまいます。

室内で管理してしまうと、窓ガラスが紫外線を減らしてしまったり、

UV対策のカーテンが紫外線を遮断してしまい植物の生育に

悪影響を与えます。

タイムが枯れた。

P8121782_3_1

 長い間、雨が降っていないので春に植えたタイムが枯れていました。

夏までには、しっかりと根が張っているだろうと油断していました。

根が張れば乾燥に強いとはいえ、1年間はちゃんと管理が必要です。

P8121783_4_1  Thymus mastichina

Mastic thyme , Spanish Marjoram (マスチック・タイム,スパニッシュ・マジョラム)

 地植えして2~3年すると放任でも元気に育ってくれます。

写真の株で株幅は20㎝ぐらいあります。

 タイムは水はけの良い場所に地植えすると、暖地でもよく育ってくれます。

根がとても長く伸びるので小さな鉢での栽培は無理があります。

P8121784_5_1  Thymus mastichina

  このマスチック・タイムは株幅50㎝オーバーの大株です。

触れると良い香りがします。

 このような地中海性のハーブは夏の強光線によく映えます。

本来の葉色を見ることができます。

真夏のプランター田んぼ。

P8121780_1_1  Oryza sativa subsp. japonica

 炎天下、稲が元気に育っています。

庭に稲が育っていると、風情があります。

 使い古した用土の再生のために水田にしています。

水田にすると好気性の病原菌や害虫が死滅し、イネが余分な

肥料分を吸収してくれるので、とても清潔な用土に生まれ変わります。

 肥料をあげていないので実入りは悪いですが、稲穂がついています。

秋になると雀に少し盗られます。

 プランターに栓をして栽培しています。

夏の時期は1日で水は無くなりますが、ボウフラが発生したら

プランターを傾け水を抜き、表土を丸一日乾かします。

2019年8月12日 (月)

陣田早生ミョウガの花。

P8111774_1_1  flower of Zingiber mioga

 陣田早生ミョウガの花が咲きました。

花の大きさは長さ約4㎝。

とても綺麗な花です。

 この花がついている部分がミョウガです。

早生品種なので夏にミョウガが収穫できます。

冷奴のにも使え、栄養があります。

 ミョウガは半日陰に植えておくと薬味に使え便利です。

サルナシ`貴太郎’の果実

P8111775_2_1  Actinidia arguta `貴太郎'

 サルナシ‘貴太郎’の実

果実の大きさは長さ約2.5㎝です。

P8111777_4_1  Actinidia arguta `貴太郎'

 本来は、この様な房生りになります。

今年はまだオス木の生育がいまいちで、雄花の開花が少なかった

のですが、10個ぐらいは収穫できそうです。

P8111778_5_1  Actinidia arguta `貴太郎’

 サルナシ‘貴太郎’の実は扁平な形が特徴です。

 夏の猛暑の盛りですが、秋の実りの準備が進んでいます。

2019年8月11日 (日)

暖地でもフレンチタラゴンが育っています。

P8111771_1_1  Artemisia dracunculus var. sativa

French tarragon ,Estragon(フレンチタラゴン,エストラゴン)

 さすがに、生育は良くないですが、38℃の猛暑の中生きています。

冷涼な気候に育つハーブなので、一般的には暖地での栽培は無理と

されていますが、とあるホームページで栽培可能とありました。

結論をいいますと、雨除け栽培で西日を避けると暖地でも育て

られます。

テラコッタ鉢で普通の培養土で育てています。

夕方に葉水も与えています。

 少し遮光すると、葉が柔らかく生育も早くなるかもしれません。

フレンチタラゴンはフレッシュハーブでこそ本領を発揮します。

そのハーブを暖地で栽培できる利点は大きいような気がします。

フランス料理店さん、キッチンガーデンにおすすめですよ。

Encephalartos horridus dwarf form

P6211713_2_1  Encephalartos horridus dwarf form

 エンセファラルトス・ホリダスのドワーフフォームです。

葉の長さが35㎝もあるので‘ドワーフ’かどうかは?ですが。

今年は2枚の葉を出してくれました。

P8111772_2_1  Encephalartos horridus dwarf form

 新しい葉も硬化して、だいぶと見栄えがする株になってきました。

毎年、葉を切ってしまうと写真のように豪快に葉を伸ばす姿を

見ることができません。

当然、葉数も少なくなるので幹の成長も遅れます。

葉は自然に枯れるまでは絶対に切らないのが育て方の鉄則です。

 幹(地下茎)のほとんどが土の中にあるので、水のやり過ぎで

腐らせないように注意します。

水遣りは年間を通して厳しめに、鉢土の中まで乾いてから水遣りを

するようにします。

とにかく、太陽の光線に当てるようにします。

葉色が良くなり、ブルーグレイに輝く葉を楽しめます。

Cycas cairnsiana dwarf form

P8111773_3_1  Cycas cairnsiana dwarf form

 サイカス・カイルンシアナの矮性個体です。

3.5号(直径10㎝)素焼鉢に山野草用の用土で植えています。

去年の葉が枯れかけていますが、今年新しい葉を2枚出しました。

 とても成長が遅いです。

ただ、狭い庭ですのでドワーフタイプの方が、管理がしやすいです。

伝統園芸的な見地から、変異個体の方が面白いような・・・。

ただ、サイカス・カイルンシアナの見事な展葉は望めません。

 栽培のポイントは根を腐らせないことです。

2019年8月 5日 (月)

Pinus maximartinezii マルチネスピニヨン

P8051770_4_1          Pinus maximartinezii

ピナス・マキシマルティネツィ

メキシコ原産の松です。

 子葉や幼木の頃の初生葉だけではなく、成木の尋常葉も

青灰色で美しい松です。

 写真の株は5年ぐらい育てていて樹高が75㎝です。

まだ幼木の葉です。

場所が無いので密生させて管理しているので、横に枝が伸びて

いませんが本来は円錐形に育ちます。

 大阪の夏の40℃近い気温や、冬の一時的な-7℃の寒さにも

耐えています。

用土は腐植質が少ない物を使っています。

乾燥した場所に生える松なので根腐れが心配ならば山野草用の

用土がお勧めです。

肥料は山野草用の物を少量、春先に与えると生育が良いです。

黄金???ソテツ の夏葉

P8051769_3_1  Cycas revoluta dwarf form

ソテツ 矮性個体です。Sago-palm

 ソテツは春に葉を出した後、夏にも葉を出します。

写真は夏に出た葉の様子で、少し黄色(黄緑色ですね)に

なっています。

 夏黄金ソテツ(夏に出る葉が黄金色になるソテツ)の発色

要因の一つに夏の高温があります。

当地、大阪では鹿児島地方や沖縄地方よりも夏の気温が高いので

発色しやすいかもしれません。

P7251764_1_1  new leaves of Cycas revoluta

 ソテツの夏の展葉の様子です。

ソテツの葉が開く様子は、とても神秘的です。

 芽出しでは緑色をしていましたが、開くと同時に

黄色っぽくなりました。 

 

チランジア フックシーフックシー の発根

P8011767_1_1  Tillandsia fuchsii var. fuchsii

 今年の春に買ったティランジア・フックシーフックシーを

木工用ボンドでコルク栓に着生させていたら発根しました。

しっかりと根がコルク栓にくっついています。

P8011768_2_1  Tillandsia fuchsii var. fuchsii

 2株とも発根しています。

生育も良く葉焼けもありません。

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