シュロチクの根詰まり。
棕櫚竹‘白青殿’
本来の葉色は濃い緑色です。
葉色が悪くなっているという事は、根詰まりをおこしています。
根が、充分に水や栄養を吸収できなくなっている証拠です。
樹高の伸びも少なく、葉と葉の間隔が寸詰まりの様な姿に
なっています。
鉢から引き抜いた状態です。
ポットバンドになっています。
この根鉢をある程度ほぐし古い用土を取り除き、新しい用土が入る隙間を
作って一回り大きな鉢へと植え替えます。
シュロチクはヤシの仲間ですので、根を切ることができません。
根を切らないで鉢増しをします。
植替えが終わりました。
椰子の仲間の植替え適期は春に暖かくなってからです。
鉢植えの物は温度が確保できるのであればいつでも可。
肥料をあげました(根を傷めていないので、すぐに肥料をあげても
大丈夫です)。
この子株は葉の大部分が「斑」のユーレイです。
派手過ぎる斑入りはダメです。
この様な葉は、すぐに先端から病気で腐って枯れるので良い株には
なりません。
棕櫚竹‘白青殿’は斑が暴れやすく、綺麗に育てるのは難しいです。
たぶん、この理由から棕櫚竹‘白青殿’の株立ち品は少ないです。
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