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地衣類のヒメジョウゴゴケ(Cladonia humilis)かジョウゴゴケ
(Cladonia chlorophaea)?。
地衣類は「菌類」と「藻類」が共生しています。
助け合って生きていると思われがちですが、専門家に言わせれば
お互いに利用しあっているだけな様です。
いづれにせよ、とても美しい群落を作ります。
写真の物は盆栽の鉢の中に形成されたコロニーです。
苔も良いですが地衣類が盆栽に着くと、より格が上がるような
感じがします。
ハネヒツジゴケです。
最近ではコケテラリウムが流行っていますが、苔に関しては
アウトドア派です。
ヒツジゴケの仲間は丈夫なので、浅い鉢に植えて簡単に育てることが
出来ますし、屋外の方が管理が楽です。
デザートライムの苗です。
4号スリット鉢、樹高は80cm。
デザートライムの苗には`立性´と`枝垂性´の2種類があります。
写真の苗は`立性´です。
`アウトバック・ライム´という実の大きな品種も流通しています。
デザートライムの葉です。
害虫は、フィンガーライムを参考にすると`絵描き虫(ハモグリバエ)´
に食害されそうです。
アゲハの幼虫は、アゲハは普通の柑橘の方に、より卵を産む傾向が
あるそうです。
他のミカンやレモンを栽培している場合は、フィンガーライムにはあまり
アゲハの幼虫の被害は無いようです。
枝先の葉は小さいです、これがその内に大きくなるのでしょうか?。
フィンガーライムよりは栽培が簡単だそうです。
接木部分です。
根が十分に張っていたので、鉢増しをして植替えました。
roots of Nandina domestica dwarf form
錦糸南天(琴糸南天)を鉢から抜いて古土を落とし根をほぐした様子です。
根詰まりしていました。
長く伸びた根を半分ぐらいに切って植えなおします。
roots of Nandina domestica dwarf form
根を切った後の根鉢の様子です。
この後、新しい用土で植えます。
太い根も切ったので、根伏せで芽が出るかもしれないので
土に植えて増殖を試みます。
錦糸南天`群雀´は、春に出てくる葉は大きくなります。
この葉は葉切りをして、後から出てくる小さな葉を観賞します。
葉切りをする以上、樹勢が十分にあることが前提です、弱った
樹の葉を切って落とすと枯れるリスクがあります。
roots of Pinus parviflora , Mycorrhizal fungi
五葉松の盆栽は、上手く育っていると写真のように根に菌根菌が
びっしりと着きます。
菌根菌との共生関係で五葉松は養分の乏しい土でも育つことが
できます。
ですので、植える用土は清潔で肥料分が無い物が最適です。
肥料分は置き肥で調整します、肥料の与え過ぎは用土を不潔にし、
五葉松の生育に悪影響を及ぼします(菌根菌もいなくなります)。
五葉松はこの菌根菌が共生していなければ元気に育つことが
出来ません。
盆栽では植替えの時に根を切りますが、この時に必ず菌根菌の
着いた根を残すようにします。
植替え完了。
樹高は10㎝。
黒松に接いであります、この手の苗によくある事ですが接木部分より
下の部分が細くなっています。
このダイヤスプレー無しでは、私のチランジア栽培は
成立しえません。
良い物は長持ちします、写真のスプレーはたぶん10年以上は使いました。
最近、水漏れしてついにダメになってきたので買い換えましたが、同じ
DIA SPRAYにしました。
チランジアの水遣りに使っていますが、どんなスプレーでもいいと
いう話ではありません。
一口にスプレーといっても種類・メーカーによって性能が全く違うのです。
このダイヤスプレーは霧がとても細かく、均一に薄く万遍なく
チランジアの表面への水遣りが出来ます。
チランジア・スプレンゲリアナです。
この株もダイヤスプレーのお陰で綺麗に育ちました。
Lichi chinensis `Salathiel´ ライチ`サラシエル´
でかい、ただただデカイ。
すでに葉が寒さで傷んでいるので屋内に入れるのが遅かったかも。
10号鉢(直径30㎝のスリット鉢)に植えています。
鉢も含めた高さは130㎝で、手で移動させる大きさの限界に達しています。
一応、鉢増し用に直径40㎝の鉢を用意していますが、植え替えると
持ち上げる自信がありません・・・。
ライチ`サラシエル´は確かに耐寒性がありますが(-5℃でも枯死しない
、多少の凍害は出る)、冬に春から伸びる芽を凍らせて枯らしてしまうと、
花はその新梢の先端に着くので開花しません。
実を生らすことが出来なくなります。
その場合新芽の成長は夏以降になり、その新芽には花は咲きません
(ライチは亜熱帯果樹なので8℃以下の寒さに2か月ぐらい晒さないと
花芽分化しません)。
一般的には0℃以上の最低気温なら大丈夫だと思われがちですが、
実際には最低気温が4℃になると霜が降りる恐れがあります。
新芽はこの霜に当たると枯れるので、実を着けたければ耐寒性の強い
ライチ`サラシエル´でも最低気温5℃以上の場所での栽培が絶対
です(霜が降りない地域では0℃以上でも大丈夫かも)。
開花時期に遅霜に当てても花が枯れて、結実は絶望的になります。
栽培を始めて今年で8年目になります(2012年4月から)。
樹高も1mを超えています。
当初期待していた耐寒性が無いことがわかり(-5℃でも枯死しませんが
花芽が凍って枯れるため、実を生らすことが絶望的)、庭植えは諦めました
(開花させるためには、最低気温は5℃を下回らないようにします)。
亜熱帯果樹なので開花には8℃以下の低温に一定期間さらす必要があります。
年々大きくなるだけなので、栽培を止めようかとも考えました。
大き過ぎてネットオークションで売っても発送できないので切って
しまおうかと。
今年は暖冬なので、ライチ`サラシエル´は屋外でも健在です。
明日ぐらいに屋内へ移動させます。
暖冬でも、若い葉は凍害を受けています。
地球温暖化で大阪ではライチの冬の栽培が年々楽になってきています。
いつか庭植えが実現するかも。
地球が滅ぶかどっちが先になるか。
shoot of Artemisia dracunculus var. sativa
フレンチタラゴン
冬になり地上部は枯れていますが、株元の付近に芽が出てきています。
この芽が春に10㎝ほどに育ったら挿し芽をして増やします。
暖地ではフレンチタラゴンは2年草扱いになるそうですから、
地下から育った吸芽(シュート)を分けて株を存続させます。
shoot of Artemisia dracunculus var. sativa
芽は一株から複数出てきます、3~4倍に増えそうです。
フレンチタラゴンは種子が出来ないので、ひたすら株分けで
増やします。
鉢植えだと根詰まりを起こしやすいので、毎年株分けを兼ねて植替え
を行います。
根が太く竜(ドラゴン)のように絡まっているそうです。
植替えするときに掘り上げてみるのが楽しみです。
in winter ,leaves of Artemisia dracunculus var. sativa
冬なので葉は全て枯れていますが、地下では春に伸びる芽が元気に
育っています。
Heterotropa nipponica `Aoi Nishiki´
江戸細辛‘葵錦’です。
何年も植替えをしていなかったので、株分けを兼ねて仕立て直しました。
植替えをサボると、芽が土の中に潜ってしまいます。
健全な根は写真のように白い色をしています。
栽培経験上、ある程度深さのある鉢の方が生育が良いです。
展示用には不向きですが。
Heterotropa nipponica `Aoi Nishiki´
4株に分けられました。
葉がかなり傷んでいます、本来は常緑で春の新しい葉と置き換わります。
大株になるとハサミなどは使わずに、手で簡単に株分けできます。
というか、ほぼ自然に株別れしているので、根を切らないように丁寧に
ほぐして分けます。
根は出来るだけ多く均等につけるようにします(プロが増殖用にしない限り
刃物を使って小分けしない方がいいです。)。
株分けできる状態の大株ならば、手で割った状態で十分に根が付いた
状態で分けることが出来ます。
新しい用土に植えれば植替え・株分け完成です。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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