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種を蒔き遅れたのに、中カブ`玉波´が良く育ってきています。
直径が40㎝ぐらいの鉢で育てているのですが、今年に入ってから
「間引き菜」で3回も七草粥もとい一草粥を作りました。
防虫ネットを被せてあるので、ほぼ無農薬で育てています。
イチゴ`おいCベリー´の12月に咲いた花も結実しそうです。
温室栽培ではなく露地栽培ですよ。
イチゴは越冬葉になりませんでした。
ただ、心配なのがイチゴの病気です。
花茎に「うどんこ病」が発生しています。
野菜用の「ベニカグリーンVスプレー」を散布しました。
異常な暖冬だと、病気の発生も早いです。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの新芽です。
今年は異常な暖冬でしたので、冬枯れもせずに成長しています。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
まだ2月初旬なのに、長さが60㎝ほどの葉も展開しています。
本来、庭は人の役に立たないと意味がありません。
歴史ある庭園の殆どの起源が薬草園やキッチンガーデンです。
観賞用だけの庭なんて、究極の贅沢です。
薬学部の薬草園が好きで、全然関係ないのによく見に行っていました。
ガーデニングにはテーマが必要です。
薬草(広義のハーブを含む)を庭に取り入れるとワンランク上に
なります。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの葉です。
ヒュウガトウキの葉は、とても艶があり美しいです。
漢方ではヒュウガトウキは主に根を利用しますが、葉にも薬効が
あるそうです。
次々と新しい葉が出てきています。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
栽培は難しいです。
植え付けて1~2年は生育が緩慢です。
北側の庭で午前中の日光だけで育てています。
暖地では夏の強い日差しに当てると枯れると思いますので、木漏れ日の
様な環境を再現する必要があります。
春先に緩効性の山野草用の肥料を少量与えると、生育が良いようです。
薬草として育てるならば、株元に溶岩を砕いて入れるとミネラルの
補給になると思います。
苗の入手が一番の問題ですが、信頼できるところから買うことが
絶対条件です。
以前は、サカタのタネさんが取り扱ってくれていましたが、失敗した
人が続出したのか現在の取り扱いはありません。
Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´
福寿草`四方田家緑花(皆野緑)´が全開で開花しています。
Adonis amurensis ‘四方田家緑花(皆野緑)’
キクの花の様な細弁になります。
花色が上品なので、大輪でも大味になりません。
Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´
弁の重なりも整っていて、とても綺麗に咲いてくれています。
大株に育てても、この様な本芸で咲くのは1~2輪ぐらいです。
Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´
福寿草`四方田家緑花(皆野緑)´は同じ株でも、ほとんどが
写真の様な一重咲きで咲いてしまいます。
株に力を付けても同じです、ただ株に力が無いと万重咲きがさきません、
一重咲きだけが咲きます。
株分けした後も万重咲きが咲かないことがあります。
Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´
この蕾は期待が持てそうです。
もう一輪ほど万重咲きが咲いてほしいです。
Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´
Helleborus thibetanus hybrid 交配種名無し
ヘレボルス・チベタヌスの交配種です。
葉の大きさは幅15㎝、オリエンタリス・ハイブリッドの様な形です。
この葉はよく頑張ってくれました。
冬になっても葉は切り落とさずに、出来るだけ光合成をさせました。
ほぼ根が腐っている苗を買って、1年をかけて復活を試みました。
Helleborus thibetanus hybrid 交配種名無し
1年間育てた結果の今年の芽です。
細いので葉芽です、来年は開花してくれそうです。
Helleborus thibetanus hybrid `Pink perfection´
こちらのチベタヌス ハイブリッドは買った時はもっと重症でした。
葉の大きさは幅6.5㎝。
こちらの方が葉にチベタヌスの雰囲気があります。
性質がH.チベタヌスにより近いのか、届いた状態で根が腐っていて全く
付いていませんでした。
↑の写真が株が届いた時の状態です。
枯れて元々で栽培しましたが、何とか持ち直しました。
一回り大きな鉢に植え替えましたが、去年に出た根が細く
まだ本調子では無い為、今年出てくる葉も小さいと思います。
ヘレボルス・チベタヌス交配の栽培は山野草に準じます。
写真で用土を見てもらうと判るように水はけ重視です。
暖地ではクリスマスローズ用の培養土だと腐らせて枯らすと思います。
鉢もテラコッタや素焼鉢,山野草用の物を使います。
当地、大阪の平野部ではH.チベタヌスの栽培は困難ですが、チベタヌス
ハイブリッドは育ちます。
梅`熊野仁´の花です。
接木1年生苗を植えて3年目に咲きました。
鉢植えなので樹は小さいですが、数年後には自家製梅干しも
夢では無いです。
梅`熊野仁´は自家結実性があるので、受粉樹が無くても1本で実が
生ります。
果実も南高梅に似て高品質です。
なにより、病気に強いので家庭果樹に最適です。
無農薬の梅干しが作れるかも。
梅`熊野仁´の枝の様子。
写真のように、真っすぐに伸びた枝から横に出た短い枝(短花枝)に
花が着きます。
今年は3輪だけでしたが、梅の花の香りが少し感じられました。
蕾を見ても花弁の重なりが厚いのが判ります。
雄蕊を挟んでいるので`子宝咲き´という咲き方の様です。
福寿草`四方田家緑花´は万重咲きから一重咲きまで様々な咲き方を
します。
花径は約5.5㎝と大輪です。
すこし物足りないですが、まずまずの咲き方です。
写真では伝わりませんが、この品種の良い所は花色の上品さです。
横から見ても端正な花形です。
福寿草`四方田家緑花´の咲き方はとても不安定です。
希望したような咲き方をしてくれません。
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