無料ブログはココログ

« 福寿草 `四方田家緑花(皆野緑)´ | トップページ | セッコク `青達磨´ の葉 »

2020年2月11日 (火)

ヒュウガトウキ 日本山人参の栽培。 庭とは。

P2112059_3_1  Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキの新芽です。

今年は異常な暖冬でしたので、冬枯れもせずに成長しています。

P2112058_2_1  Angelica tenuisecta var. furcijuga

まだ2月初旬なのに、長さが60㎝ほどの葉も展開しています。

 本来、庭は人の役に立たないと意味がありません。

歴史ある庭園の殆どの起源が薬草園やキッチンガーデンです。

観賞用だけの庭なんて、究極の贅沢です。

薬学部の薬草園が好きで、全然関係ないのによく見に行っていました。

ガーデニングにはテーマが必要です。

薬草(広義のハーブを含む)を庭に取り入れるとワンランク上に

なります。

P2102047_4_1  Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキの葉です。

ヒュウガトウキの葉は、とても艶があり美しいです。

漢方ではヒュウガトウキは主に根を利用しますが、葉にも薬効が

あるそうです。

次々と新しい葉が出てきています。

P2102046_3_1  Angelica tenuisecta var. furcijuga

栽培は難しいです。

植え付けて1~2年は生育が緩慢です。

北側の庭で午前中の日光だけで育てています。

暖地では夏の強い日差しに当てると枯れると思いますので、木漏れ日の

様な環境を再現する必要があります。

春先に緩効性の山野草用の肥料を少量与えると、生育が良いようです。

薬草として育てるならば、株元に溶岩を砕いて入れるとミネラルの

補給になると思います。

 苗の入手が一番の問題ですが、信頼できるところから買うことが

絶対条件です。

以前は、サカタのタネさんが取り扱ってくれていましたが、失敗した

人が続出したのか現在の取り扱いはありません。

« 福寿草 `四方田家緑花(皆野緑)´ | トップページ | セッコク `青達磨´ の葉 »

ハーブ herb」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 福寿草 `四方田家緑花(皆野緑)´ | トップページ | セッコク `青達磨´ の葉 »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック