ヒュウガトウキ 日本山人参の栽培。 庭とは。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの新芽です。
今年は異常な暖冬でしたので、冬枯れもせずに成長しています。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
まだ2月初旬なのに、長さが60㎝ほどの葉も展開しています。
本来、庭は人の役に立たないと意味がありません。
歴史ある庭園の殆どの起源が薬草園やキッチンガーデンです。
観賞用だけの庭なんて、究極の贅沢です。
薬学部の薬草園が好きで、全然関係ないのによく見に行っていました。
ガーデニングにはテーマが必要です。
薬草(広義のハーブを含む)を庭に取り入れるとワンランク上に
なります。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの葉です。
ヒュウガトウキの葉は、とても艶があり美しいです。
漢方ではヒュウガトウキは主に根を利用しますが、葉にも薬効が
あるそうです。
次々と新しい葉が出てきています。
Angelica tenuisecta var. furcijuga
栽培は難しいです。
植え付けて1~2年は生育が緩慢です。
北側の庭で午前中の日光だけで育てています。
暖地では夏の強い日差しに当てると枯れると思いますので、木漏れ日の
様な環境を再現する必要があります。
春先に緩効性の山野草用の肥料を少量与えると、生育が良いようです。
薬草として育てるならば、株元に溶岩を砕いて入れるとミネラルの
補給になると思います。
苗の入手が一番の問題ですが、信頼できるところから買うことが
絶対条件です。
以前は、サカタのタネさんが取り扱ってくれていましたが、失敗した
人が続出したのか現在の取り扱いはありません。
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