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2020年4月

2020年4月30日 (木)

今年の苺栽培は失敗でした。

P4302277_3_1  strawberry suffer from powdery mildow disease

今年のイチゴ`おいCベリー´の栽培は失敗でした。

イチゴ`おいCベリー´は「うどんこ病」に強いので、毎年

収穫できていたのですが、今年はうどんこ病で全滅です。

一応、うどんこ病の農薬のカリグリーンを散布してみたのですが

病気の方が強かったです。

P4302275_1_1  Strawberry suffer from powdery mildew disease

無農薬でイチゴを栽培することの難しさを改めて知りました。

ただ、無農薬で育てたイチゴはとても美味しいのです。

買うイチゴを食べると僅かな苦みを感じます。

毎年、家庭菜園のイチゴ(ほぼ無農薬)を楽しみにしていたのですが

(1個は食べられました)、今年は異常な暖冬のせいで「うどんこ病」

の発生が早かったです。

P4302278_4_1

イチゴはもう無理そうでしたので、引っこ抜いて処分しました。

そもそもイチゴは冷涼な気候の方が栽培に適しています。

なので暖地に位置する当地では、ランナーで苗を作らずに(例年

収穫後期になると病気が発生するため)、通信販売で健全な苗を

買うようにしています。

2020年4月28日 (火)

リンゴの木のスタンダード仕立て。

P4272268_4_1                Standard  Malus pumila `あおもり乙女´

りんご`あおもり乙女´の木 スタンダード仕立てです。

樹高は160㎝。

「スタンダード仕立て」とは下枝を取り除き、真っすぐに芯となる

幹を作り、樹冠を丸く仕上げる仕立て方です。

暖地でリンゴを育てると害虫が大量発生するので、コンパクトで

手入れのし易い樹形にする必要があります。

スタンダード仕立てにすることで、低い位置に枝葉が無く風通しが

良くなるので害虫の発生を少なくし、発見しやすい効果があります。

P4272266_2_1  blossoms of Malus pumila `あおもり乙女´

リンゴの花は綺麗です。

今年も沢山咲かせてくれましたが、受粉させてくれるミツバチが

来てくれていません。

あまり結実は期待できないかも。

P4272267_3_1  blossoms of Malus pumila `あおもり乙女´

花が咲いている期間は農薬を撒きません。

 

 

石斛の蕾

P4272269_5_1  flower buds of Dendrobium moniliforme

セッコクの蕾です。

毎年、気が付くとセッコクの蕾が半分ほどに減っていることが

あります。

多分、鳥の仕業です。食べているんです、きっと。

蕾が白くなる頃に被害を受けるので、今年は遮光ネットの内側に

避難させています。

イモムシに蕾をかじられたこともあります。

ニュージーランドカウリの新芽。

P4272270_6_1  seedling of Agathis australis

New Zealand Kauri (ニュージーランドカウリ)の実生苗。

原始的な針葉樹で、巨木になることで有名です。

葉色が褐色で枯れているように見えますが、幼木の時期の一種の擬態で

ニュージーランドに自生する木には同様の例が見られます。

たぶん、食害を回避しているものと思われます。

 マオリ族の伝説では、この木が大きく成長して`天(空)´を`地(地上)´

から引きはがし持ち上げてくれたおかげで空間が出来たそうです。

人間はその天と地の間の空間に暮らしてます。

この木は成長すると下枝が無くなります。

大木となった姿は、まさに天空を支える柱の様です。

 

2020年4月26日 (日)

一芯二葉

P4262250_5_1  leaves of Thea sinensis `つゆひかり´

`一芯二葉´のお茶の葉です。

一芯二葉とは写真の葉の様に、春に出る新しい葉が2枚とまだ展葉して

いない巻いた棒状の新芽のことです。

これを一式として摘み取り煎茶に加工します。

P4262248_4_1  Thea sinensis `つゆひかり´

この茶の品種は`つゆひかり´です。

品種によっては摘んだ葉をフレッシュ・ハーブティーで

楽しむことが出来ます。

葉を摘んで利用する作物なので肥料を多く必要とします。

根張りが広く大きな鉢でないと、茶の収穫用に育てることは

出来ません。

風通しの良い所だと意外とチャドクガの害は少ないですが、

観察をして早期に発見する必要があります。

チャドクガは卵塊にも毒針があるので触らないようにします。

チャッカマンなどのバーベキュー用の火付け器を使い、遠くから

炎で焼いてから葉ごと取り除くようにします(手袋は必須)。

チャドクガの毒針は風に乗って飛んでくるので近づかず、風のない

ときに駆除します。

苺が失敗。

P4262243_1_1  Fragaria × ananassa

イチゴの実が大きくなりません。

受粉が上手くいかなかった様です。

そういえば、この春に蜜蜂を見かけません。

例年ならば庭にミツバチが飛んできてくれます。

P4262252_7_1  Fragaria × ananassa

イチゴの実が歪な形です。

人工授粉をすればよいのですが。

P4262246_2_1  leaf of Fragaria × ananassa

葉や花茎に、うどんこ病も発生しています。

P4262254_8_1  Fragaria × ananassa

異様な暖冬と春からの不安定な気温、天候不順でイチゴの

生育リズムも崩れている様です。

今年ほど栽培が難しいのは初めてです。

もう少し気温が高くなれば、しっかりとした実を生らせてくれると

思います。

台湾八角蓮の葉

P4252238_2_1  Podophyllum pleianthum

台湾ハッカクレンの葉です。

葉の形がユニークで照りもあり美しいです。

地植えでも丈夫な山野草です。

台湾は原産ですが耐寒性があり、大阪の平野部では問題なく

越冬します。

P4262251_6_1  flowers of Podophyllum pleianthum

台湾ハッカクレンの花です。

2020年4月25日 (土)

Dicksonia antarctica の鱗片

P4252240_3_1  Dicksonia antarctica

ディクソニア・アンタルクティカの毛状鱗片です。

シダは、この鱗片の形状が種の同定の指標にもなります。

新芽や葉柄に付いている鱗片は、幼葉を保護する役割を果たして

いるそうです。

また、ディクソニア・アンタルクティカの毛状鱗片は水を良く含みます。

P4252236_1_1  Dicksonia antarctica

ディクソニア・アンタルクティカの新芽も日に日に成長しています。

葉を大きくする為には、葉や幹への水遣りが有効です。

 

イチジク`メアリーレーン´の新芽と花芽。

P4242231_6_1  Ficus carica `Mary Lane seedless´

イチジク`メアリーレーン´の新しい葉と花芽です。

花芽とはいえ見た目はそのまま果実ですが。

イチジク`メアリーレーン´は夏果・秋果兼用種なので春に

葉が出る頃には夏に熟す小さな果実も着いています。

2020年4月24日 (金)

リンゴ`あおもり乙女´が開花。

P4242230_5_1  Malus pumila `あおもり乙女´

リンゴ`あおもり乙女´の花です。

`あおもり乙女´は姫林檎で果実は小さいですが美味しいです。

他品種のミニリンゴと違い観賞用としても果樹としても

素晴らしい品種です。

果実は酸っぱくなく、店頭のりんごと同じ味がします。

P4242229_4_1  Malus pumila `あおもり乙女´

おいしいリンゴの実が生るので、別名を`ミニふじ´といいます。

りんごの有名な品種`ふじ´と同等の美味しさと、`ふじ´に接木する

ことで良質な果実が生るという2つの意味合いがあります。

写真の株は中間台木として`ふじ´が接木してあります。

家庭果樹とし優秀な品種ですが、売られている苗をあまり見かけません。

マスチック・タイムの大株

P4242228_3_1  Thymus mastichina

マスチック・タイム(Mastic thyme, Spanish Marjoram)

株幅が45㎝のマスチック・タイムの大株です。

香水の原料にもなり、とても香りが良いです。

「香り」のハーブガーデンを目指すなら欠くことのできない品種です。

近くを通って、服がすれて香りが立つのが楽しみになるハーブです。

P4242232_1_1  Thymus mastichina

マスチック・タイムの葉。

葉色も美しいです。

増やし方は秋に挿し木をします、半日陰で乾かないように翌年まで

管理すると春には発根して植替えが出来ます。

P4242235_3_1  Thymus mastichina

タイムは、根が長く深く伸びるので鉢植え栽培には向きません。

植え場所は水はけが良く、痩せた土地がいいです。

日当たりが良いことも重要です。

サンショウの栽培と蝶道。食害の軽減について。

P4242226_1_1  Zanthoxylum piperitum

山椒の木は、庭にあると重宝します。

「山の宝石」と呼ばれるのも頷けます。

サンショウの栽培において一番に問題となるのはアゲハ蝶の

幼虫による食害です(幼虫は気持ち悪いですよね)。

今回は、アゲハ蝶の幼虫の害を減らす裏ワザの話です。

P4242227_2_1  Zanthoxylum piperitum

じつは、アゲハ蝶には「蝶道(ちょうどう,butterfly flyway)なる

物があって、同じコースを飛び回ります。

アゲハ蝶は日当たりを飛ぶので(クロアゲハは日陰も飛びます)、南側

の庭に植えるとアゲハ蝶の害が多くなります。

家庭栽培では、北側の庭の朝~午前中に日光が当たる場所に植える

ことでアゲハ蝶の幼虫の食害の機会を減らすことが出来ます。

あとは、アゲハ蝶に見つからないように祈るだけです。

2020年4月23日 (木)

ブドウ`アルモノワール´の芽。

P4232221_1_1  Vitis `Harmo noir´

ワイン用ブドウ`アルモノワール´の新芽です。

ブドウの新芽はキラキラとして綺麗です。

日本の気候に合う本格的な醸造用ブドウとして育種されました。

交配親はカベルネ・ソーヴィニョンとツヴァイゲルトレーベ

旧名は`クリスタルノワール(Cristal noir)´

P4232225_4_1  Vitis `Harmo noir´

すでに花芽が見えます。

ブドウ`アルモノワール´は暖地での栽培では糖度不足・着色不良

の恐れがあります。

醸造用ですが、勝手にアルコール度数1%以上のワインを作ると酒税法で

罰せられます。

P4232224_3_1  Vitis `Harmo noir´

日本のワインは今では製造者の努力で国際的にも認められるものに

なっていますが、原料のブドウは生食用や海外品種でした。

 醸造用のブドウも生食できますが、種が大きく皮が渋いので

可食部分は少ないです。

でも、育てると丈夫でオシャレです。

Tillandsia penascoensis

P4112163_2_1  Tillandsia penascoensis

チランジア・ペナスコエンシス

標高が1,800~2,000mの高地に自生します。

この株の採取地は、San Mateo Penasco,Mexico 2,000mです。

日本の夏の高温(熱帯よりも暑い)と多湿に弱いので、栽培のポイント

は風通しと遮光です。

葉の表面のトリコーム(鱗片)が無くなるのは光量が足りないのか

風通しが悪く乾きにくいのが原因です。

トリコームの減少は株が弱っているサインです。

写真の株で遮光率は60%強です。

この株はもう9年間育てていますが、あまり姿は変わっていません。

それだけ厳しい環境に適応進化しているという事でしょう。

春の花だけは、いつも通りに咲いています。

P4102159_1_1  Viola sp.

色んな所から植物を買うと、時々鉢の中におまけがついてきます。

写真のスミレもそうして庭に来ました。

P4102160_2_1  Viola inconspicua subsp.

このヒメスミレはもらってきた物が雑草化しました。

最近ではこのスミレを食べる害虫が発生するので、少々厄介者です。

P4232220_1_1   Primula sieboldii

日本サクラソウです。

花径は3㎝。

ニホンサクラソウの原種`帯広´と品種の`零れ紅´を交配させて

作出したものです。

採り蒔きして翌年に芽が出てから2年で開花するので実生は結構簡単です。

品種物と違い、丈夫で増殖も良いです。

P4112165_1_1  Primula sieboldii

花はいつも通りに咲いているのに、新型コロナウイルスのせいで

全く違う春を過ごしています。

2020年4月22日 (水)

C.mossiae と中温性の蘭の屋外への移動。

P4222219_1_1  Cattleya mossiae `JP48´

カトレア・モッシエ`JP(Jungle plant, 山採り株)48´の花です。

大阪の平野部では、「造幣局の桜の通り抜け」が終わる頃合いで

中温性(越冬の最低気温が10℃)の洋蘭を屋外栽培へと切り替えます。

しかし、今年は最低気温が低い日が続き、例年通りに屋外へ

移動させられません。

大阪の平野部の当地でも週間天気予報で最低気温が5℃になる日があります。

近畿地方でも内陸部では霜がおりる場合があるそうです。

洋蘭には耐霜性が無い物がほとんどなので、今年は屋外に出す際に

注意が必要です。

2020年4月21日 (火)

ディクソニアのゼンマイ。

P4212217_4_1  Dicksonia antarctica

ディクソニア・アンタルクティカの葉が出てきました。

今年は、異常な暖冬の影響で新芽が出るのが早いかもと思って

いましたが、春からの気温の上昇が緩やかなのでいつも通りでした。

P4212216_3_1 leaf buds of Dicksonia antarctica

新しい葉は次々と出てきます。

写真に写っている茶色の毛状鱗片がディクソニア・アンタルクティカの

特徴です。

ある程度雨が降ってくれているので新芽の成長は順調です。

ディクソニアへの水遣りは地面だけではなく、必ず葉や幹にも充分に

水遣りをするようにします。

地植えでも晴れの日が続くようであれば水遣りは必須です。

イングリッシュブルーベルの花。

P4212214_1_1  Hyacinthoides non-scripta

横山園芸さんのイングリッシュブルーベルの花です。

花が咲き進み花茎が湾曲しています。

栽培は地植えが好ましいです。

鉢植えにするならば深さのあるものを選びます。

球根が充実していないと何年育てても貧弱な花茎(蕾の数が少ない)しか

出てきません。

肥培の必要もあると思いますが、大きめの鉢やコンテナに植え付けるのが

基本だと思います。

サンザシ`西安´の花

P4212218_5_1  Blossoms of Crataegus cuneata `西安´

サンザシ`西安´の花が咲きました。

果実は500円玉ぐらいの大実で、ビタミンCを多く含みます。

漢方薬では、干した果実を健胃・整腸に用います。

花は白色で、香りはとても臭いです。

花の匂いは古いトイレの様な感じです。

果実は熟すとすぐに落果してしまいます。

リンゴ飴のようにして食べると美味しいそうです。

2020年4月20日 (月)

花山椒の花

P4102156_1_1  blossoms of Zanthoxylum piperitum

花山椒(サンショウのオス木の香りの良い選抜種)の花です。

いつも、これぐらい花粉が出てきた頃を見計らって花を収穫しています。

P4102158_2_1  blossoms of Zanthoxylum piperitum

収穫した山椒の花です。

これだけでも、佃煮にするとほんの僅かになってしまいます。

P4072140_1_1  Zanthoxylum piperitum

写真では見分けがつきずらいですが、去年の春から追加として

新しく花山椒の苗を植えています。

今年は、この木からも花を収穫できました。

この花サンショウはスーパー接木苗で、強い台木に接木してあるので

枯れにくいです。

<サンショウ栽培のポイント>

・植える場所は排水性を良くする。

・出来れば地植え。

・梅雨明けからの夏の強光線と西日が当たらない所に植える。

モミジの新芽 `一行寺´ `秋茜´ `原種ヤマモミジ´

P4192193_3_1  Acer palmatum `一行寺´

モミジ`一行寺´の新葉です。

少し赤く色付いているのは、紫外線からまだ柔らかい葉の組織を守るための

抗酸化物質の色です。

今年は半日陰で管理して、秋に黄色く色付かせるつもりです。

P4192195_5_1  Acer palmatum `秋茜´

モミジ`秋茜´です、他の品種に比べ少し芽出しが遅いです。

P4192196_6_1  Acer palmatum `原種ヤマモミジ´

モミジ`原種ヤマモミジ´です。

この品種は日本海側に生育するカエデだそうで、葉の尖った部分の頂点を

線で結ぶと綺麗な「円」になるのが特徴です。

 

デザートライムの害虫。

P4192191_1_1  Citrus glauca (Desert Lime)

デザートライムの枝葉にアゲハ蝶の卵を見つけました!

レモンやミカンなどの普通の柑橘類を植えていると、アゲハは

そちらを好むそうですが、デザートライムだけだと被害に遭うようです。

P4192192_2_1  Citrus glauca (Desert Lime)

今年に買ったばかりの苗なのに、アゲハ蝶は目ざといです。

見つけるときに柑橘類特有の臭いなんかを頼りにするんですかね。

アゲハ蝶は前足で植物をたたいて、出てきた化合物を味見して幼虫の

食草かどうかを判断しているそうです。

 

2020年4月18日 (土)

棗の芽

P4182185_4_1  Ziziphus jujuba var. inermis `黒仙棗´

ナツメ`黒仙棗´の芽が出てきました、まだ大きさは1㎝ほど。

栽培2年目開始です。

「夏に芽が出る」ことから「ナツメ」とか聞いたことがあるのですが、

4月の半ばごろには黒仙棗はちゃんと芽が出ます。

ナツメは乾燥地でも栽培できるほど根が張るので、栽培1年で

鉢増しをしました。

苗を買った去年と違い、今年はしっかりと根があるので芽の勢いが

良いです。

イングリッシュブルーベルの花。

P4182188_6_1  Hyacinthoides non-scripta

flower of English Bluebell

横山園芸さんのイングリッシュブルーベルです。

P4182189_1_1  Hyacinthoides non-scripta

花の大きさです。

花茎は花が上に咲き進むにつれ湾曲します。

イングリッシュブルーベルの根は地下に長く伸びるので、鉢植えよりは

地植え向きです。

P4182190_2_1  Hyacinthoides non-scripta

イングリッシュブルーベルのオシベと花粉の色です。

冬の休眠期は根も無くなり球根だけとなります。

掘り上げると球根の上下が判らなくなります。

P4172180_2_1  Hyacinthoides non-scripta

花の咲き始めの様子です。

P4152177_1_1  Hyacinthoides non-scripta

葉は細長いです。

牡丹(ボタン)`紅天の輝´ 

P4182186_5_1  Paeonia suffruticosa `紅天の輝´

ボタン`紅天の輝´が咲きました。

花の大きさは19㎝。

苗を買った去年は蕾を取り除き、1年間養生させて育てました。

株が大きくなれば花も大きくなると思いますが、ボタン`紅天の輝´は

あまり樹高が伸びません。

P4162178_1_1  blossom bud of Paeonia suffruticosa `紅天の輝´

ボタン`紅天の輝´の開花の様子を蕾から追ってみます。

薔薇の様な蕾ですが大きさが凄いです。

P4162179_2_1  blossom bud of Paeonia suffruticosa `紅天の輝´

正面から見ると`くちびるお化け´ですね。

P4172182_3_1  blossom of Paeonia suffruticosa `紅天の輝´

蕾が開きかけた様子です。

ボタン`紅天の輝´は開花時までに幹が長く伸びますが、まだ柔らかく弱いので

花が咲くときは支柱が必要です。

支柱が無いと、花の重さで横にしなだれて咲きます。

 

2020年4月17日 (金)

デザートライム の 花芽 葉芽

P4172183_4_1  leaf buds of Citrus glauca (Desert lime)

暖かくなってデザートライムの新芽が出てきました。

上の写真はデザートライムの葉芽です。

葉芽は枝先の方に集中しています。

P4172184_5_1  blossom buds of Citrus glauca (Desert lime)

デザートライムの花芽です。

花芽は去年の枝の葉腋に下から上まで、びっしりと着きます。

 当地は大阪府の平野部ですが、今のところ雨ざらしの場所で

鉢植え栽培をしています。

フィンガーライムは雨除けをした方が育て易いそうですが、デザートライム

は露天で問題なく生育しています。

用土は排水性が良い物を使っています。

用土には腐葉土や堆肥などは入れていません。

使用する鉢は、排水性の良いスリット鉢かテラコッタを使うと根腐れを防止

出来ると思います。

4月現在、病害虫はありません。

 

2020年4月15日 (水)

小さな庭で小さな桜の花見が出来た話。

P4142171_5_1  Prunus incisa `御殿場桜´

フジザクラ`御殿場桜´の盆栽です。

樹高は20㎝ぐらい。

P4132166_2_1  Prunus incisa `御殿場桜´

雨が降ったときの桜です。

P4132168_3_1  Prunus incisa `御殿場桜´

盆栽置き場では、こんな感じで咲いています。

P4142169_4_1  Prunus incisa `御殿場桜´

晴れた日の御殿場桜の花の様子。

P4142172_6_1  Viola inconspicua subsp.

株元には姫スミレが咲いています。

桜の盆栽は成熟した枝の剪定が難しいので、春に伸びている新梢を

まだ柔らかい内に目標とする長さで摘まみます(ピンチします)。

大体、毎年5㎝ぐらい枝伸ばすようにしています。

2020年4月10日 (金)

ライチ`サラシエル´に花が咲きました。

P4092154_3_1  blossoms of Lichi chinensis `Salathiel´

ライチ`サラシエル´に花が咲きました。

何年振りかの開花です、毎年花芽を凍らせて枯らしていたので。

大阪の平野部では確かに屋外で枯れずに冬越し出来ます。

ただし、「枯れない」だけで花芽は凍害でダメになり実は生りません。

P4092155_4_1  blossoms of Lichi chinensis `Salathiel´

ライチ`サラシエル´は耐寒性が強く、成木では-5℃までの耐寒性が

あるそうですが、果樹として栽培するならば氷点下の気温は絶対にダメです。

霜に当てても凍害を受けます(最低気温が4℃以下は危険)、新芽を凍らせ

ても花が咲かなくなります。

P4092152_2_1  blossoms of Lichi chinensis `Salathiel´

ライチ`サラシエル´の花のアップです。

一つの花の大きさは3㎜ほど、オシベが出ているのがわかります。

ライチは実着きが悪いです。

原因はわかりませんが(オシベとメシベの成熟に時間差があるのかも)、

ある程度まとまった数の花が咲くようになるまで実は生りずらい(生った

としても実の数が少ない)と思います。

やはりライチも開花時期の合う他品種を栽培し受粉させる必要が

あります。

2020年4月 9日 (木)

ザクロ`紅巨蜜´の新芽

P4092151_1_1  Punica granatum `紅巨蜜´

柘榴`紅巨蜜´の新芽が出てきました。

苗が届いた時は根が少なくて心配しましたが、地上部を

ある程度剪定して植えておいたら無事に新芽を出してくれました。

新芽が沢山出ていて、樹勢が強そうです。

ザクロには実が着きにくい印象があります。

「開花時期に雨に当てると実着きが悪くなる」と園芸書や栽培の手引き

には書いてありますが疑問が残ります。

今回は花が咲いたら、以前から育てている種無しザクロ`アークデニズ´と

相互交配させるつもりです。

果樹は殆どが自家不結実性です。

確かに1本でも実が生る品種もありますが、別品種を同時に育てておく

方が確実です。

ミツバチ来ないかな。

P4082150_1_1  Rosmarinus officinalis Sissinghurst Blue

コロナウイルスの惨禍で忘れられていますが、火山の噴火や

台風の風害・大雨での洪水,地滑り・地震なども脅威です。

それらの一つが「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder,

CCD)です。

蜜蜂は人間の食生活に重要な役割を果たしてくれています。

ハチミツはもちろん、今が旬のイチゴや野菜・果物にも受粉作業

という意味で貢献してくれています。

そのミツバチが危機にさらされて何年もたちます。

「蜂群崩壊症候群」の原因はいくつもあるそうですが、そのほとんどが

人間が引き起こしたものです。

`食´で人間を助けてくれているミツバチに個人として、してあげられる

ことは「農薬」の無い安全な蜜源を作ってあげることです。

今庭にローズマリーとカブの花が咲いています。

P4072147_7_1  flower of Brassica rapa

今年はまだ庭で蜜蜂をみかけません。

いつもなら、ローズマリーの株の周囲を飛び交っているのですが。

異常気象のせいか、近年では見かけても数が少ないです。

 

2020年4月 8日 (水)

イガゴヨウの1年目。

P4072142_3_1  seedlings of Pinus aristata

Rocky mountain bristlecone pine

イガゴヨウが次々と芽を出してきています。

大きさは2㎝ぐらい。

これが、千年の一年目になるといいな。

発芽の様子を見ると判りますが。

P4072145_5_1  seedling of Pinus aristata

上手に種蒔きが出来た株はこの様に芽を出します。

種の殻を地中に脱ぎ捨てて地上に芽を出します。

だぶん、種子の尖った方を斜め上にして土に5㎜~1㎝位の深さに

埋めると成功します。

P4072144_4_1  seedlings of Pinus aristata

一方、種の植え方が違うと殻ごと地上に出てきます。

これでも失敗ではなく、問題は無いです。

どうしても種の殻が外れないときは、やさしく取り除いてあげて

下さい。

2020年4月 6日 (月)

ニホンタンポポの花

P4052135_1_1  Taraxacum japonicum

日本タンポポの花。

花の下の萼の部分の総苞片が反り返っていません。

セイヨウタンポポの葉はビタミンや鉄分などの栄養価が高く食べられます。

また、ゴボウ状の根は焙じて代用コーヒーになります。

ニホンタンポポも同様に使えます。

キク科の植物には食べられるものが多いです。

健胃の為などの薬草としても利用されます。

P4052136_2_1  Taraxacum japonicum

まだ咲いているのが一輪なので、これからが花盛りです。

観音竹 `大判の縞´

P4052137_3_1  Rhapis flabelliformis `大判の縞´

観音竹の「大判の縞」です。

総柄(全ての葉に斑が入る)ですが、葉焼けがあります。

「大判の縞」は大型の観音竹で、写真の株で幅(葉先から反対側の

葉先まで)が60㎝もあります。

P4052138_4_1  Rhapis flabelliformis `大判の縞´

実物は結構豪快な姿で迫力があります。

それにしても、庭が汚い・・・。

観音竹はヤシの仲間なので、異国情緒のある観葉植物になります。

栽培が上手な人ならば、この様に葉が枯れることはありません。

鉢が小さくなってきたので、もう少し暖かくなれば植え替える予定です。

根詰まりすると葉色が悪くなり(緑色が薄くなる)観賞価値が

損なわれます。

ヤシの仲間ですので、植替えの際は根を切らないようにします。

 

 

2020年4月 5日 (日)

ケヤキの盆栽の芽吹き。

P4042132_6_1  Zelkova serrata

欅(けやき)の盆栽。

小さな葉をたくさん出しています。

盆栽置き場にも春。

マツバギク の 花

P4042128_3_1  Lampranthus spectabilis

松葉菊の花が咲きました。

花の大きさも5㎝ぐらいと大輪です。

とても花色の良い個体でした。

春の一期咲きです。

日本に導入されているマツバギクにも様々な花色があります。

夕方になると花は閉じます。

P4052139_5_1  Lampranthus spectabilis

マツバギクが夜や曇りの日・雨の日に閉じた状態の様子。

P4042130_4_1  Lampranthus spectabilis

マツバギクはシバザクラ(芝桜)が植えられない様な乾燥地でも

立派に生育します(むしろ乾燥地と日光を好みます)。

P3262108_2_1  Lampranthus spectabilis

去年の秋に、雑草と一緒に引っこ抜いてしまった松葉蘭を挿し木した

ものです。

挿し木は秋が適期です。

簡単に増やせるのも魅力です。

来年はもっと大株にして咲かせて見せます。

クレソン`大谷川´の花色は黄色でした。

P4042133_7_1  flower of Nasturtium officinale `大谷川´

クレソンの花は「白」色だろうと思っていましたが、

クレソン`大谷川´の花色は黄色でした。

P4042134_8_1  Nasturtium officinale `大谷川´

栄養価は高いのでしょうが、辛いです。

大根おろしの辛さがあります。

品種や系統により辛みは様々でしょうから、他のクレソンも

育ててみたいなと思います。

2020年4月 3日 (金)

リンゴの受粉樹のズミの花です。

P4032125_1_1  Malus sieboldii

赤実ズミの花です。

盆栽です。

リンゴの受粉樹として買いましたが、肝心のリンゴの花の方が・・・。

P4032126_2_1  Malus pumila

まだ、咲いていません。

盆栽で受粉樹計画失敗か。

やはり、買うならリンゴの盆栽の方が無難ですね。

2020年4月 1日 (水)

チベタヌス交配 今年の葉。

P3312122_3_1  Helleborus thibetanus hybrid

Ashwood Nurseriesのチベタヌス ハイブリッド です。

左の葉の大きさが幅11㎝,右が17㎝。

腐りかけの苗でしたので、1年間育てた後でもこの程度の葉しか出てきません

でした。

特に左の株は、来年の開花も難しそうです。

去年の葉は新しい葉が展開する前に取り除きました。

枯れた葉を残したままだと、そこから病気がうつることがあります。

P3312123_4_1

用土はこんな感じの物を使っています。

硬質の赤玉土や鹿沼土が主体の山野草用の用土です。

チベタヌスの交配種なので高温に弱いです、排水性を良くして

栽培します。

暖地でも雨に当てたままの栽培で大丈夫でした。

広葉樹が展葉する頃からは、半日陰で管理します。

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