イガゴヨウの1年目。
Rocky mountain bristlecone pine
イガゴヨウが次々と芽を出してきています。
大きさは2㎝ぐらい。
これが、千年の一年目になるといいな。
発芽の様子を見ると判りますが。
上手に種蒔きが出来た株はこの様に芽を出します。
種の殻を地中に脱ぎ捨てて地上に芽を出します。
だぶん、種子の尖った方を斜め上にして土に5㎜~1㎝位の深さに
埋めると成功します。
一方、種の植え方が違うと殻ごと地上に出てきます。
これでも失敗ではなく、問題は無いです。
どうしても種の殻が外れないときは、やさしく取り除いてあげて
下さい。
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おしさぶりです。こんばんは。時々こちらのサイトを拝見しております。
イガゴヨウマツは子供の頃に写真で見たことがあります。木がねじれていてスクリューのほうな樹皮がとても感動的でした。
違っていたら申し訳ございません。私は日本でイガゴヨウマツの種子がアマゾンの通販などで簡単に手に入ることに驚きました。
今年の夏か秋に山登りする計画を立てていて、ハイマツの球果を一つ取って種から実生をやってみるつもりです。本当は登山するときに植物を採取することはやってはいけない事ですが、ハイマツの松ぼっくり一つだけを採取して種から育ててみたいです。
管理人さんにぜひ、挑戦してほしい植物の種があるのですが良いですか?。
アメリカのカリフォルニア州の海岸線に自生しているセンペルセコイア杉の実生を挑戦してみてほしいなと思います。日本では西日本で広く植えられているみたいです。
アメリカでは突然変異種のセンペルセコイア杉があるそうなので、情報提供いたします。
アルビノのレッドウッド (英語)
https://en.wikipedia.org/wiki/Albino_redwood
英語ですが、アルビノのキメラレッドウッドを研究している方のウェブサイト
https://chimeraredwoods.com/
日本での紹介
http://karapaia.com/archives/52240946.html
私もアマゾンの通販サイトは信用できるかどうか分かりませんが、センペルセコイア杉の種子を購入してみようかなと思います。
投稿: フラッグツリーファーンスパイク | 2020年4月18日 (土) 03時36分
フラッグツリーファーンスパイク様 コメントを有難うございます。
お久しぶりです。
イガゴヨウマツは同じくブリッスルコーンパインと呼ばれるPinus longaevaの種子が
売り切れていました。
本当はP.longaevaが本命でした。
長寿の木の、うねるような幹の写真が印象的ですよね。
最近では黄山松の種子までネットで売っているので本当に驚いています。
本格的な山登りはほとんど経験がありませんが(学校でぐらいです)、テレビなどで
森林限界のハイマツの群落を見ると本当にきれいですね。
国立公園内や条例などで保護されている場所以外でならセーフなのでは・・・。
園芸をやっていると山採りなどの問題に必ずぶつかりますので難しい問題です。
センペルセコイア杉についてですが、世界の不思議みたいな本で「シャーマン将軍」の
名前を覚えたのを思い出します。
改めて調べると常緑なんですね、勝手にメタセコイアのイメージで落葉樹かと思っていました。
小学生の時に学校裏のメタセコイアの大量の落葉を延々と掃除したのを思い出しました。
いつも色々と教えて頂き有難うございます。
アルビノやキメラのセンペルセコイア杉については全く知りませんでした。
アルビノなのに葉が枯れたりせずに、しっかりと形を保っていることに驚きました。
観音竹などでは斑の部分や斑だけで出てきた葉は腐って枯れやすいです。
実生の件ですが、申し訳ありませんが庭の狭さと現在ウォレマイ・パインの方に
興味が移っているので難しいです。
センペルセコイア杉の葉もウォレマイ・パインに似ていて綺麗なので少し心が
動かされちゃいましたが。
いづれにしても化石に残っているような植物はとても魅力的ですね。
投稿: このブログの人 | 2020年4月18日 (土) 21時18分
教えてくれて、ありがとうございます。
>>ブリッスルコーンパイン
私が子供頃、本でみた木の名前でしたね。確か、エジプトのギザの大ピラミッドが建設中だった頃に種から生まれたと書いていたような気がします。樹齢4000年だったような気がしますよ。
>>センペルセコイア杉についてですが、世界の不思議みたいな本で「シャーマン将軍」の
名前を覚えたのを思い出します。
シャーマン将軍の木はセンペルセコイア杉ではありませんよ。セコイアデンドロン(セコイアオスギ)・ジャイアントセコイア杉と呼ばれている種です。日本だとジャイアントセコイアの呼び名が多いかなと思います。セコイアデンドロンはなぜか日本の気候に合わず、成長途中で枯れてしまうと言われていました。日本の高温多湿や冬の乾燥した気候がセコイアデンドロンを弱らせるそうです。
センペルセコイア杉は世界一高い木(ノッポさん) セコイアデンドロンは世界一体積のある木(世界一重量感のある?木)だとネットで書かれていました。
メタセコイアは地元公園や道路に広く植えられていますが、センペルセコイア杉は見たことはないのです。西日本から関東北部までの公園や植物園に植えられているみたいです。
ちなみに、世界一横幅のある木はメキシコにあるメキシコラクウショウと言う木らしいですね。
>>ウォレマイ・パイン
私も興味があります。自分の地元の東北地方南部の寒波には耐えられるかは未知数ですね。ウォレマイ・パインは超高級の樹木だと思います。!ウォレマイ・パインは東京ディズニーランド / 東京ディズニーシーのアトラクションに植えられているとブログで見つけましたよ。名前は忘れましたが。
投稿: フラッグツリーファーンスパイク | 2020年4月23日 (木) 01時42分
フラッグツリーファーンスパイク様 コメントを有難うございます。
「シャーマン将軍」はジャイアントセコイアでしたか、思い違いをしていました。
誰かに知ったかぶりをする前に気づけて良かったです。
センペルセコイア杉はネットで苗まで売っていて驚きました。
日本に植えられているセンペルセコイア杉の写真をネット上の画像で見ましたが
綺麗な木ですね。
セコイアの仲間はきっと遠い昔には、よほど繁栄していたのですね。
ウォレマイ・パインはとても高価ですが、九州の平田ナーセリーさんで5万円で
売っているそうです。
輸入苗は7万円なので2万円も安いのですが、入手の方法がありません・・・通販は
してくれないそうです。
楽天市場でウォレマイ・パインの大株が9万円台で売っています。
政府が経済対策として10万円くれるので検討しようかとも思いましたが、国民年金の
保険料の請求が19万強来たので撃沈しました・・・。
ディクソニア・アンタルクティカは結構重かった記憶があります。
幹の長さが60㎝ぐらいの物を買いましたが、結構大きく重くて移動が大変でした。
オーストラリアの森林火災の後、今はどうなっているのか知りませんがディクソニア・
アンタルクティカは映像で見る限り自生地では多く林立していました。
資源量は豊富なのですが、何故かオーストラリアの植物の価格は不透明に思えます。
南アフリカのオニソテツ類は供給も価格も安定しています。
オーストラリアドルに対し結構円高なので少しでも安くしてほしいです。
オーストラリア政府が輸出を規制しているんでしょうね。
投稿: Plantsloves | 2020年4月23日 (木) 16時08分
セコイア杉は日本を含むユーラシア大陸で姿を消した、絶滅した原因はまだ解明はされていませんが、有力な説だと何度か訪れた氷河期の影響を受けて衰退したと言われています。
おそらくは、日本の場合だと地震や火山噴火、台風と木枯らし1号や冬将軍がやって来るのでセコイア杉が他の植物(主に被子植物のブナ科や裸子植物のヒノキとスギ)の競争の果てに負けて絶滅したのかなぁと思います。でも本当のところは分かりません!
>>資源量は豊富なのですが、何故かオーストラリアの植物の価格は不透明に思えます
すみません。個人的な感想ですが、欧米の植民地時代からの反省でオーストラリアが動植物の保護に力を入れていると思います。昔のヨーロッパ人が乱獲など環境破壊を尽くしていたらしくて、多くの生物を絶滅寸前に追い込んていたそうですね。日本国内も同じかな。
オーストラリア政府が輸出を規制しているのは戒めなのかなと感じます。あと、外交も関係しているかも知れません。
>>ディクソニア・アンタルクティカは結構重かった記憶があります。
幹の長さが60㎝ぐらいの物を買いましたが、結構大きく重くて移動が大変でした。
そうでしかたか~ なるほど。
>>オーストラリアの森林火災の後、今はどうなっているのか知りませんがディクソニア・
アンタルクティカは映像で見る限り自生地では多く林立していました。
何より素晴らしいことですね。私がディクソニアが好きになったのは独特の毛です。動物のような毛並みが可愛すぎです!
投稿: フラッグツリーファーンスパイク | 2020年4月25日 (土) 04時17分
>フラッグツリーファーンスパイクさん
>
>フラッグツリーファーンスパイク様 コメントを有難うございます。
>
>氷河期で衰退ですか、教えて頂き有難うございます。
>調べたわけでは無いのですが、セコイア杉が全盛だった頃は、地球は温暖化していたのでしょね。
>パンゲア大陸では大陸の端と端に位置した中国にメタセコイア,北米大陸にジャイアントセコイアや
>センペルセコイア杉が残っていることから生育範囲がとても広かった、繁栄していたと想像しています。
>草食恐竜は食べたのでしょうか、首長竜とセコイア杉は良く画像で合成されていますよね。
> オーストラリア政府の動植物保護・自然保護はおっしゃる通りですね。
>日本の保護政策がゆるゆるなので、つい園芸家としての収集欲だけの発言をしてしまいました。
>現在が、生物の大量絶滅期なので(ほとんどが人間が原因の)、植物を育てる一園芸家としても
>もっと自然に敬意を払うべきでした。
>でも、ウォレマイ・パインが欲しいです(笑)。
>また、ディクソニア・アンタルクティカの毛並みの写真をアップしますね。
>
>
投稿: このブログの人 | 2020年4月25日 (土) 20時52分