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2020年6月

2020年6月27日 (土)

棕櫚竹‘白青殿’が真っ白に。

P6272524_1_1 Rhapis humilis `Hakusei-den´

派手斑の棕櫚竹‘白青殿’です。

ほぼ葉緑素のある部分が無く、斑だけの葉は先が枯れています。

もっと小さい内に取り除いた方が良かったのかもしれません。

この斑だらけの株から、良い子株が出ることはあるのでしょうか。

P6272525_2_1 Rhapis humilis `白青殿´

こちらは順調だと思っていたら、急に派手斑の葉が出てきてしまった

パターンです。

棕櫚竹‘白青殿’は斑が安定せず難しい種類です(栽培自体は簡単です)。

 

大切にしていた奇想天外が腐ったかも・・・。

P6272522_1_1 Welwitschia mirabilis

中心部の葉の生長点付近の葉色が悪いです。

ここ数日、ゲリラ豪雨のような雨が斜め横に降っていたので

雨に濡れたのかもしれません。

スコールのように短時間で降った後は日が射すので、それで

腐った可能性もあります。

P6272523_2_1 Welwitschia mirabilis

いずれにせよ、もっと雨除けの奥に置いておかなかった自分の

ミスです。

今まで、この様なことが無かったので油断していました。

現在はネットで探しても種があまり売っていなく(例年ならば

販売しています)、苗はとても高価です。

腐ってなければいいのですが・・・。

 

2020年6月26日 (金)

黄金ソテツ??の今年は何色?

P6262519_1_1 Cycas revoluta

ソテツの新芽が出てきました。

気温は高い状態ですが、日照時間が少ないかも。

黄金色の葉が開いたら・・・、と期待しながら眺めています。

P6262520_2_1 Cycas revoluta

自称`黄金ソテツ´の幹です。

直径14㎝の鉢に植えています。

黄金ソテツと黄斑ソテツの交配実生の矮性ソテツです。

幹も順調に大きくなってきています。

ソテツは大きくなるのでdwarf typeの物しか育てられません。

棘無しアロエ

P6262521_3_1 Aloe aff. arborescens

Aloe arborescens thorn less type

Aloe arborescens `Spineless´`Toothless´に似たアロエです。

キダチアロエの棘無し品種だと思います。

アロエの棘も痛いので、棘無しだと利用する時に便利です。

耐寒性(凍らせたり、霜が降りない限り屋外越冬が可能)や子株の

出方はキダチアロエと同じです。

 

2020年6月25日 (木)

仙女盃の枯葉のトリミング。

P6252518_4_1 dry leaves of Dudleya brittonii

ダドレア・ブリトニーの枯葉です。

仙女盃に草丈(低木らしいので樹高)があれば、必須の作業では

ありませんが、まだ低い内は枯葉を取り除く必要があります。

多くは鉢植えで植えられているので、葉が植木鉢の蓋をしてしまって

いる状態になります。

枯れた葉を放置すれば仙女盃の株元の通気性が悪く蒸された状態となり、

最悪の場合には腐ってしまいます。

P6252517_3_1 Dudleya brittonii

↑の写真は枯葉を取り除いた後の写真です。

多湿になる梅雨の時期から夏の間、株元の通気を良くすることは

重要です。

暖地では梅雨に入る時期から水遣りを停止していると思います。

葉は下から次々と枯れてきますが、水をあげてはいけません。

夏の強制休眠の間、ダドレアの体力の消耗を出来るだけ抑え、

秋に涼しくなってから水遣りを再開します。

 

エンセファラルトスの葉を切る弊害。

P6252515_1_1 Encephalartos horridus

上の地上茎の写真を見ると、上の葉(去年の葉)と下の葉(一昨年)

の間に1~2㎝の間隔が出来ていることがわかります。

葉は毎年出るとは限りませんが、この間隔が地上茎が生長したことを

示しています。

ただ、毎年葉を切ってしまっては光合成の効率が悪くなり地上茎の

成長が遅くなります。

よく売られているエンセファラルトスの地上茎が枯れた鱗片に覆われて

見た目が汚いのはこの為です。

まだ十分に光合成が出来る葉を切り落とすことによって、その葉の基部の

成長も止まってしまいます。

結果、地上茎が大きくなりません。

P6252516_2_1 Encephalartos princeps

↑の写真でも新しい鱗片が上へと積み重なり、地上茎を覆っている

のがわかります。

葉を切られて枯れた鱗片に覆われたエンセファラルトスの地上茎は

まるでミイラのようです。

葉を切らないことで綺麗な地上茎を作ることが出来ます。

何より成長を阻害しません。

自然に枯れた葉以外は切らないようにします。

 高温多湿の今の時期はエンセファラルトスは水のやり過ぎに注意が

必要です。

 

2020年6月24日 (水)

チランジア・イオナンタ アルボマージナータ

P6222510_2_1 Tillandsia ionantha `Albo-Marginata´

チランジア・イオナンタ`アルボマージナータ(白覆輪斑)´

親株を下向きに着生させたためか、日当たりが悪いのか

今まで一度も開花していません。

子株は順調に増えています。

一時期に高価でしたが、現在はもっと珍しいチランジアの種類が

出てきているので価格は落ち着いています。

とても綺麗な品種ですので(葉焼けに注意)、栽培場所に余裕の

ある人はぜひ。

トマト`オレンジアイコ´を収穫。

P6242512_1_1 Solanum `Orange Aiko´

いつも収穫後に写真の撮り忘れに気付くので。

トマト`オレンジアイコ´は草丈があまり伸びないので、栽培が

楽です。

トマトを収穫しているとトマト特有の青臭さに気付きます。

改めてトマトってこんな香なんだと感心させられます(トマト嫌いの人

には地獄の臭いでしょうが)。

P6242513_2_1 Solanum `Orange Aiko´

新鮮なトマトの青臭い臭いは夏を感じさせます。

この臭いが家庭菜園の醍醐味かもしれません。

今日、追肥してみました。

収穫したトマトは皮を湯剥きして、冷蔵庫で冷たくして

食べます。

<栽培環境>

ベランダ下で雨除け栽培(雨除けは必須です)。

プランターに植えています。

2020年6月22日 (月)

暖冬の影響でグロリオサが元気。

P6222508_1_1 Gloriosa

すごい暖冬でしたので、今年はなんとグロリオサの芽が

2本も出てきました。

大阪の平野部では、グロリオサは庭植えで屋外越冬が可能です。

何の世話もせずに毎年咲いています。

 グロリオサの球根を誤食する食中毒が毎年発生するので、

菜園の近くには植えないようにします(球根が生長して移動する

ため)。

2020年6月21日 (日)

ネジバナ

P6202503_2_1 Spiranthes sinensis

ネジバナの花です。

ネジバナは身近で最も美しい蘭の一種です。

P6202507_5_1 Spiranthes sinensis

花は螺旋状に上へと咲き上がります。

アップで見ると、一つ一つの花がちゃんとランの花の形をしています。

P6202506_4_1 Spiranthes sinensis

ネジバナを栽培していると、種が飛んで庭のあちこちから芽を

出します。

P6202505_3_1 Spiranthes sinensis

人間は「得る喜びよりも、失う怖さの方が大きい」そうです。

ネジバナが全て、この株の様に綺麗な螺旋状に開花するわけでは

ありません。

出来れば来年も、この株が咲く姿を見られたらと思います。

チランジア・イオナンタが咲いてしまった。

P6202502_1_1 Tillandsia ionantha var. maxima

大きく育てようと思って、逆さまに着生させていたチランジア・

イオナンタが開花してしまいました。

他のイオナンタの開花が一斉に始まっていたので、これも開花

したようです。

チランジア・イオナンタを育てていると、違う時期に別の場所で

買ったものも同時に咲く事があります。

何らかの科学物質を使って、開花のタイミングを合わせているものと

思います。

2020年6月19日 (金)

ディエラマが開花。

P6192500_3_1 Dierama pulcherrimum

ディエラマ・プルケリマムの花が咲いています。

1つの花の大きさは長さ約4㎝です。

「天使の釣竿」の名の通りの姿です。

P6192499_2_1 Dierama pulcherrimum

大株にも関わらず、今年は花茎が3本しか出てきませんでした。

ディエラマは根がネキリムシ(コガネムシの幼虫など)の食害に

遭います。

オルトランDX粒剤を散布していますが、気が付けば地上部の葉を

引っ張ると簡単に株が引き抜けることがあります。

花数が少ない原因かもしれません。

P6152475_1_1 Dierama pulcherrimum

今年は、花後に地上部を10㎝残して刈り取るつもりです。

長年の間に枯葉が溜まっています。

枯葉は引っ張ると外れてとれるのですが、細かい部分までは

取り除ききれません。

刈り取った後は、花後のお礼肥を与えます。

2020年6月18日 (木)

blossom of Argan tree アルガンノキの花

P6182490_1_1 blossom of Argania spinosa (Argania sideroxylon)

アルガンの花です。

花弁は5枚で、雄蕊が5本出ています。

花の中央部に雌蕊が1本出ています。

雌蕊は花弁が開きオシベが出てくる前の時点で、蕾から突き出るように

露出しています。

P6182493_2_1 blossom of Argan tree

昨日のブログの写真が不鮮明でしたので撮りなおしました。

花の大きさは幅5㎜ぐらいです。

開花しているのは、この1本だけなので結実は難しいです(自家不結実性)。

 大阪の平野部では冬も屋外の軒下で大丈夫でした。

雨除け栽培をしています。

2020年6月17日 (水)

Desert Lime の実が大きくなってきました。

P6172486_5_1 fruits of Citrus glauca

デザートライムの実が大きくなってきました。

現在の大きさは1㎝。

アルガンノキの花。

P6172482_1_1 blossom of Argania spinosa (Argania sideroxylon)

花弁は萎れていますが、アルガンの花です。

大きさは花径2㎜ほど。

両性花ですが自家不和合性があると思われ、結実の為には受粉樹として

別株を用意した方がいいです。

P6172483_2_1 blossom bud of Argan tree

咲いている花の下にも蕾が見えます。

棘の付け根・葉腋の部分に花が咲きます。

P6172485_4_1 blossom bud of Argania spinosa

栽培していて初めて花が咲きました。

P6172489_6_1 blossom of Argania spinosa

花の大きさ。

通常、実生から5~6年で花が咲くそうです。

2020年6月16日 (火)

ミヤマスカシユリの花が咲きました。

P6162477_2_1 Lilium maculatum var. bukosanense

ミヤマスカシユリ

写真の株は実生の栽培品ですが、秩父の武甲山の名花です。

茎は湾曲して崖に沿って垂れ、頂点に複数の花を咲かせます。

花径は約15㎝。

P6162479_3_1 Lilium maculatum var. bukosanense

実生株の小苗を買って、3回ぐらい腐らせて失敗しました。

最後に成功したこの株は、とても強健で毎年花を咲かせてくれます。

花は緑の中でとても目立ちます。

用土は排水性を良くします。

半日陰で栽培します。

 

2020年6月13日 (土)

チランジア・イオナンタの花

P6132472_3_1 Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタの花です。

選別種で葉が一年中赤いのですが、花が咲くときは一層鮮やかになります。

沙羅双樹の花。

P6132470_1_1 Stewartia pseudo-camellia

6月に入り、ナツツバキの花が咲いています。

植えてある場所の土壌が乾くと、小輪で咲いてしまいます。

梅雨の水を根がたっぷりと吸い上げることで綺麗に花が開きます。

花時に雨が降らないときは、庭植でも水遣りをする必要があります。

P6132471_2_1 Stewartia pseudo-camellia

ツバキの仲間ですので同じような害虫がつきますが、数年育てた

経験上では病害虫はほとんどありません。

 

2020年6月12日 (金)

Iris tigridia(アンザンアヤメ)の終わりかけの花。

P6122467_2_1 flower of Iris tigridia

アンザンアヤメ (花は終わりかけで少し萎れています。) 

花径はたぶん5~7㎝。

昨日は雨で庭に出なかったので、咲いている事に気付きませんでした。

今年は咲かないと思い込んでいたので。

萎れていますが、姿・花色と共にとても美しいアヤメです。

この写真を撮った後、完全に萎れてしまいました。

カザフスタン・ロシア・モンゴル・中国など中央アジアの高原に

自生するようです。

エンセファラルトスの枯葉。

P6122468_3_1 dead leaf of Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダスの枯葉です。

自然に、これだけしっかりと枯れたら切って取り除きます。

この葉は約7年間、光合成を頑張ってくれました。

この株を買った時に付いていた葉です。

長さは15㎝ぐらいで、ドワーフタイプという事で購入しました。

現在の葉は大きくなっていますが、それでも小型です。 

2020年6月10日 (水)

マクワウリ`すっきりメロン´に挑戦します。

P6102464_1_1 Cucumis melo var. makuwa `すっきりメロン´ 

サカタのタネさんのマクワウリの栽培に初挑戦します。

菜園素人から見ると、マクワウリは上級者向けに感じて敬遠して

いましたが。

苗の葉にある斑点の様なものは出荷段階の薬剤散布の影響です。

 マクワウリの原種はインドが原産で、縄文時代(紀元前)には日本に

入り栽培されていたようです。

万葉集にウリの和歌があります。

スタジオジブリの「かぐや姫の物語」の作中にも、マクワウリを美味し

そうに食べる描写があります。

マクワウリは過熟して表皮にヒビが入る頃が一番おいしいそうです。

徳川家康の好物としても有名です。

 マクワウリは高温と乾燥を好みます。

コイサンマン(サン人,ブッシュマン)がアフリカのカラハリ砂漠で

鍋でスイカを煮て食べている映像を見た事があります。

砂漠には冷蔵庫無いですから。

砂漠でスイカの様に多量の水分を含む果物が採れるのに驚いた覚えが

あります。

マクワウリもインドの乾燥地帯が原産なんでしょう。

 庭の日当たりと排水性が良い場所に、とりあえず植えてみたのですが

週間天気予報を見ると雨ばかりです。

マクワウリに病気が出ないことを願うばかりです。

 ウリ科の野菜は連作障害が出るので、最低でも3年間は同じ畑で栽培

出来ません。

孫ヅルに実が着くので、親ヅル・子ヅルは摘芯します。

 

チランジア・イオナンタの花が咲きました。

P6092455_2_1 Tillandsia ionantha

チランジア・イオナンタの花。

P6082453_1_1 Tillandsia ionantha

下向きに着生させたチランジア・イオナンタも開花しました。 

 

2020年6月 9日 (火)

ミニトマト `オレンジアイコ´

P6092461_3_1 Solanum `Orange Aiko´ 

ミニトマト`オレンジアイコ´の実が熟し始めています。

ベランダの下でプランターで雨除け栽培をしています。

 とても美味しいです。

皮が固く感じるのは育て方のせいかもしれませんが、この品種の

シリーズは裂果しにくいので皮が丈夫です。

皮を湯剥きして冷蔵庫で冷やすと絶品です。

P6092463_4_1 Solanum `Orange Aiko´ 

次々と実が生っています。

 

ベビーティアーズ 観葉植物

P6092459_1_1 Soleirolia soleiroliiHelxine soleirolia) 

ベビーティアーズ

鉢の直径が12.5㎝です。

遮光をして弱い光で育てたので、ふんわりと育っています。

日光の当て方で締まった姿にもなります。

 観葉植物として室内に置く鉢は釉薬がかかった物が適しています。

釉薬の色は明るく清潔感のあるものがふさわしいです。

植物にとっては釉薬がかかった鉢や磁器の鉢は生育には適しませんが、

土が露出している鉢は室内に置くには不衛生です。

P6092460_2_1 Soleirolia soleirolii

葉の大きさは8㎜ほどです。 

Cattleya gaskelliana `Walter Dreher´

P6092456_3_1 Cattleya gaskelliana `Walter Dreher´

カトレア・ガスケリアナの花が咲きました。

花の大きさは幅が16㎝です。 

P6092457_4_1 Cattleya gaskelliana `Walter Dreher´ 

この個体は花色がとても鮮やかです。

カトレヤ・ガスケリアナは春から伸びたバルブ(pseudobulb・偽球茎)に

蕾を着けるので、花を咲かせやすく栽培も簡単な種類です。

2020年6月 8日 (月)

Tillandsia capillaris の花

P6082451_2_1 Tillandsia capillaris

チランジア・カピラリスの花です(アルゼンチン産)。

Diaphoranthema亜族。

花径は約2㎜で薄黄色の花弁に褐色の斑点模様があります。

P6082452_3_1  Tillandsia capillaris

花着きが良く、毎年開花します。

小形種ですが丈夫です。

着生させて栽培します。

2020年6月 5日 (金)

Encephalartos princeps の新芽。

P6052445_5_1 Encephalartos princeps

エンセファラルトスの新芽の成長は、とても早いです。

タケノコ並みです。

P6052447_6_1  Encephalartos princeps

丸7年育てているので、地上茎も大きくなっています。

10号(直径30㎝)の駄温鉢を使用、用土は山野草用の物を

使っています。

雨除け栽培です。

ビオトープが成功する。イトトンボ。ヤゴの抜け殻の写真あり(虫が苦手な人は閲覧注意)。

P6052442_3_1 Paracercion sp.

種類の同定が出来なかったのでsp.です。

セスジイトトンボかな。 

イトトンボの長さは約3㎝。

とても綺麗なトンボが飛んでいたので写真を撮りました。

P6052439_1_1 Paracercion sp. 

けっこう近づいても逃げません。

チョウトンボはすぐに逃げてしまうので撮影が難しいです。

P6052444_4_1

庭に小さなビオトープを作ってメダカを飼っています。

P6052448_7_1 dragonfly shell

以前に見つけた、この抜け殻はイトトンボのものでした。

トンボが羽化出来るぐらいの立派なビオトープになりました。 

2020年6月 4日 (木)

ディクソニア・アンタラクティカ

P6042437_8_1

P6042436_7_1 Dicksonia antarctica

ディクソニア・アンタラクティカ 

(ちょっと写真がつながっていませんが、雰囲気は伝わるはず。)

幹の全高は120㎝。

下半分の60㎝までの部分が2007年の購入時の高さです。

幹の途中で細くなっている部分からが、当地で生育した部分です。

1年間で4.6㎝生育している事になります(実際には生長点は

マイナスからの出発ですので、年5㎝ぐらいは伸びているかも)。

幹も上に行くほど、本来の太さに戻りつつあります。

雨が降らない日が続くときに、葉水を与えて幹にも水遣りをすると

生育が良くなります。

地植えでも水遣りが必要です。

紫陽花`オタクサ´

P6032431_2_1 Hydrangea macrophylla var. macrophylla `オタクサ´

あじさい`おたくさ´

シーボルトが日本よりヨーロッパへ持ち帰り、最近になって

ヨーロッパで再発見されて日本に里帰りした品種です。

花色は土壌に左右されます。

サルナシについて。害虫の画像あり(虫が嫌いな人は閲覧注意)

P6032428_1_1 Actinidia arguta `両性種大実´

サルナシ`両性種大実´は改良園さんで売られているサルナシ`エルダー´

の改良種で、自家結実性があり実つきが良いそうです。

去年に植え付けて2mぐらい蔓を伸ばし、2年目の今年に6個の実を

つけています。

家庭果樹向きの良い品種だと思います。

サルナシ`貴太郎´の受粉樹になるかは不明です。 

P6042434_5_1 Actinidia arguta `貴太郎´

サルナシ`貴太郎´。

高品質な果実が生るのですが、受粉樹としてオス木が必要なことと

栽培に広い面積が要るのでプロ向けの品種だと思います。 

P6042432_3_1 Halyomorpha halys

カメムシはサルナシの害虫です。

これは、その一種でクサギカメムシです(成虫は体長が約2㎝)。

人間の気配を感じると枝裏や葉裏に隠れるので発見が難しいですが、

観察して捕殺する以外に駆除の方法はありません。

P6042433_4_1 Halyomorpha halys 

色んな種類のカメムシがサルナシの果実を吸汁し加害します。

P6042435_6_1  Actinidia arguta

経験上、カメムシに吸汁されたサルナシの果実は右側の実の様に

果皮がコルク状になり、食べられないほど食味も悪くなります

(農家の場合だと商品価値が無くなります)。

被害は深刻なので(多い年だと半分以上の果実が被害を受けます)、

見回りと捕殺は重要です。

カメムシは危機を感じるとひどい悪臭を放ちとれないので、見つけたら

地面に落とし踏みつけます(勇気が要ります)。

 

2020年6月 2日 (火)

クレマチス`ペルルダジュール´

P6022427_5_1 Clematis `Perle d'Azur´ 

花径約10㎝の花を2m位の高さで俯き加減に咲かせています。

一斉に咲くので、とても美しいです。

エンセファラルトス・プリンセプスに新芽。

P6022422_2_1 Encephalartos princeps

エンセファラルトス・プリンセプスに3年ぶりぐらいの新しい葉が

出てきています。

今のところ葉は3枚のようです。 

P6022423_3_1 leaf of Encephalartos princeps

写真の葉は2012年に買った時についていたものです。

8年目も現役で光合成をしています。

この葉は長さが20㎝ほどですが、次の年に出た葉は60㎝ぐらいまで

伸びました。

P6022424_4_1 Encephalartos princeps 

もはやドワーフタイプではありません。

エンセは新しい葉が出る前に葉を全て切り落とすと、弱って短い葉が

出てきます。

庭木の松などで行われる「もみあげ」という手法です。

黒松や赤松はお正月前に枝先の当年の葉を少し残し、他の葉を摘み取ります。

この「もみあげ」をすることで、次の年に出てくる枝葉が短くなります

(葉を透かして光が懐枝まで届く効果や見栄えを良くする効果もあります)。

原則的に、エンセの葉は自然に枯れるまで切り落としてはいけません。

短い葉を観賞する目的なら仕方が無いかとも思いますが、短い葉が

ついているからドワーフタイプと判断するのはダメです。

サルナシに実が着いています。

P6022421_1_1 Actinidia arguta `貴太郎´

サルナシ`貴太郎´に1㎝ぐらいの実が着いていました。 

秋には果実も大きくなり収穫できそうです。

今年は花が沢山咲いたのですが、ほとんどが受粉樹であるオス木の

雄花でした。

庭に植えるなら受粉樹の要らないサルナシがお勧めです。

今の時期から害虫のカメムシが飛来するので防除の必要が

あります。

 

2020年6月 1日 (月)

デザートライムの実が・・・。

P6012420_4_1 Citrus glauca

実が少なくなっている・・・というか殆ど無くなっている。

収穫量は少なくなりそうです。 

 受粉樹が必要なのかも、この場合「枝垂れ性のデザートライム」など。

でも、まだこの樹は小さいので。

アゲハの幼虫や卵は、今も時々ついています。

 果樹など高度に園芸品種化したものは、基本的に他家受粉なので、

園芸カタログで「1本で実が生る」と書いてあっても、あまりあてに

なりません。

2本育てるスペースが無い場合は、受粉樹を盆栽として小型に育てること

もできます。

ウォレマイ・パインの根の写真はありませんが。植替えと挿し木についての考察。

P6012419_3_1 Wollemia nobilis

ウォレマイ・パイン,ウォレミマツ,ジュラシックツリー 

 様々なサイトやブログに書いてある通り、鉢土の乾きが悪いので

植替えをしてみました。

葉からの蒸散が少ないとの記述がありましたが、植替えをしたら

そもそも根量が少なかったです。

新しい根も出ていました。

 根は細く脆弱で、簡単に切れるので植替えの際は注意が必要です

(というか植替えの際、新しく長い根を切ってしまいました)。

直根のようなものは見られませんでした。

根の強度が無い為、台風などの強風には弱いと思われます。

(自生地は曲がりくねった渓谷の底で、そもそも風が防がれるような

場所と思われます)。

P6012417_1_1 Wollemia nobilis

植替えの用土は、中粒の硬質の鹿沼土と赤玉土に元々植えてあった

用土を混ぜて使いました。

(弱酸性の用土を好むそうなので、鉢土が凍結しない地域ではこの

配合で大丈夫だと思います)腐植質は用土に混ぜませんでした。

根が張るまでは、株元を固定して支柱も立てて風で動かないように

しました。

前述した通り、根が脆弱なので新しい根が出ても風で株元が動くと

根が切れる恐れがあります。 

P6012418_2_1

鉢土が乾きやすいように、届いた時に比べ一回り小さい鉢を

用いました。

手製のスリット鉢です(笑)、排水・通気が良く根にやさしいと思います。

水道屋さんが使う塩化ビニールを切るノコギリがあれば、どんな

プラスチックの鉢もスリット鉢に改造できます。

 気になる増やし方・挿し木についてですが、ナンヨウスギは主幹の頂点

を挿さないと木立しないそうです(要するに横に出ている枝を挿し木しても

幹のある木にはならず枝は枝のままだそうです)。

ウォレマイ・パインもナンヨウスギの仲間ですので、垂れている枝葉を

挿し木してもまっすぐ幹の通ったジュラシックツリーにはならない可能性が

あります。

ウォレマイ・パインの若木の株元から出てくる、林立する幹を挿し木する

他ないようです。

 

アジサイ`ユーミーパーフェクション´

P5312411_1_1 Hydrangea `ユーミーパーフェクション´ 

紫陽花`ユーミーパーフェクション´

八重咲・てまり咲きのアジサイです。

鉢花として売られていますが、地植え出来ます。

地植えすると成長も良く、多くの花をつけてくれます。

P5312413_3_1 Hydrangea `ユーミーパーフェクション´

金平糖の様な装飾花です。

P5312412_2_1 Hydrangea `ユーミーパーフェクション´

咲き進むと花火の様な。

P5312414_4_1  Hydrangea `ユーミーパーフェクション´

土壌の性質か、一つの株にピンク色と紫色が同居しています。

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