ウォレマイ・パインの根の写真はありませんが。植替えと挿し木についての考察。
Wollemia nobilis
ウォレマイ・パイン,ウォレミマツ,ジュラシックツリー
様々なサイトやブログに書いてある通り、鉢土の乾きが悪いので
植替えをしてみました。
葉からの蒸散が少ないとの記述がありましたが、植替えをしたら
そもそも根量が少なかったです。
新しい根も出ていました。
根は細く脆弱で、簡単に切れるので植替えの際は注意が必要です
(というか植替えの際、新しく長い根を切ってしまいました)。
直根のようなものは見られませんでした。
根の強度が無い為、台風などの強風には弱いと思われます。
(自生地は曲がりくねった渓谷の底で、そもそも風が防がれるような
場所と思われます)。
Wollemia nobilis
植替えの用土は、中粒の硬質の鹿沼土と赤玉土に元々植えてあった
用土を混ぜて使いました。
(弱酸性の用土を好むそうなので、鉢土が凍結しない地域ではこの
配合で大丈夫だと思います)腐植質は用土に混ぜませんでした。
根が張るまでは、株元を固定して支柱も立てて風で動かないように
しました。
前述した通り、根が脆弱なので新しい根が出ても風で株元が動くと
根が切れる恐れがあります。
鉢土が乾きやすいように、届いた時に比べ一回り小さい鉢を
用いました。
手製のスリット鉢です(笑)、排水・通気が良く根にやさしいと思います。
水道屋さんが使う塩化ビニールを切るノコギリがあれば、どんな
プラスチックの鉢もスリット鉢に改造できます。
気になる増やし方・挿し木についてですが、ナンヨウスギは主幹の頂点
を挿さないと木立しないそうです(要するに横に出ている枝を挿し木しても
幹のある木にはならず枝は枝のままだそうです)。
ウォレマイ・パインもナンヨウスギの仲間ですので、垂れている枝葉を
挿し木してもまっすぐ幹の通ったジュラシックツリーにはならない可能性が
あります。
ウォレマイ・パインの若木の株元から出てくる、林立する幹を挿し木する
他ないようです。
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