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2020年9月

2020年9月30日 (水)

サルナシが枯れた原因。

P9290126_4_1 stock part of Actinidia arguta `貴太郎´

サルナシ`貴太郎´の肥大化しコルク化した根元部分(台木部分)の

内部の様子です。

切り倒したのですが、根元の台木部分を割ってみたら内部に空洞があり

カビの菌糸が見られました。

台木が原因で枯れた可能性が高いです。

10年ぐらい育てると、この様な症状が出て地上部が突然に枯れます。

季節感のあるチランジア。

P9280120_1_1 Tillandsia festucoides

栗にみえませんか?棘の部分が長すぎますか・・・。

チランジア・フェスツコイデスの実生の群生苗です。

2020年9月24日 (木)

マルチネスピニョン・マツを植替え(鉢増し)。

P9240118_1_1 Pinus maximartinezii

実生6年目のマキシマルティネッツイ・マツです。

樹高は約1m。

乾燥した気候に適応した松なので用土を乾きやすくする為に少し

小さめの鉢で育てていますが、根詰まりしてきたので鉢増しをしました。

5号(直径15㎝)スリット鉢から6号(18㎝)スリット鉢へ。

P9240119_2_1 mycorrhizal of Pinus maximartinezii

マキシマルティネッツイ松の根鉢の様子です。

表面の白いカビは松の根に共生する菌根菌です。

菌根菌がこれだけ菌糸を広げているという事は、松が健全に生育している

という事です。

過湿気味に管理をすると菌根菌が発達しませんし、松の生育も悪くなります。

2020年9月21日 (月)

ジュラシックツリーに新芽が。

P9210115_1_1 Wollemia nobilis

ウォレマイ・パインの新芽が伸びてきました。

秋に育つとは知りませんでした。

数ヵ所の枝のみ新芽が伸びています、全体としては成長は止まっています。

P9210116_2_1 leaf bud of Wollemia nobilis

新芽のアップの写真です。

新葉が蝋質で覆われ、葉先が枯れています。

展葉に苦労している様な感じです。

P9210117_3_1 joint of leaf  Wollemia nobilis

新葉の先の枯れは異常かと思いましたが、他の枝の接合部分を観察すると

同じように最初の葉の葉先が枯れています。

ウォレマイ・パインの枝は、この様に何段階かの成長を経て横に伸びます。

2020年9月20日 (日)

マキシマルティネッツイ・マツの発芽。

P9200112_1_1 germination of Pinus maximartinezii

マキシマルティネッツイ・マツ(マルチネスピニョン・マツ)の発芽の

様子です。

前日に水に濡らしたキッチンペーパーで包み給水させ、9月7日に播種しました。

種子を用土に埋めて13日で最初の1粒が発芽しました。

ポットに種を蒔き、室内の28℃ぐらいの環境で管理しました(屋外だと秋でも

直遮光が当たった場合、ポット内が高温になるため)。

P9200114_2_1 Pinus maximartinezii

種から育てて6年間管理しているマキシマルティネッツイ松です。

 

2020年9月17日 (木)

リトープス 斑入り

P9160110_3_1 Lithops pseudotruncatella

リトープス`曲玉´斑入りです。

大きさは1.5㎝で、まだまだ小さいですが綺麗な斑が入っています。

リトープスは丈夫ですが、大阪の平野部の暖地では栽培が難しいです。

基本的に冬の時期以外は遮光をしています。

夏の間(梅雨の始まりから9月の半ばまで)水遣りはしません。

P9160109_2_1 Lithops pseudotruncatella

暖地だと遮光下で水を遣ると徒長します(姿が縦長になります)。

美しい形に育てるのが難しく、未だにコツを掴めていません。

2020年9月14日 (月)

サンザシ`西安´の実。

P9130105_6_1 Crataegus cuneata (Chinese hawthorn)`西安´

サンザシ`西安´の苗木を買ったら、1つだけ実が生りました。

実の直径は2㎝。

そのまま食べても美味しくないので、リンゴ飴の様な中国のお菓子

`タンフール(糖葫芦)’にするしかないです。

要は加工用です、たくさん収穫できればの話ですが。

果実にはビタミンCが多く含まれます、漢方薬として健胃や整腸の

効果もあります。

仙女盃の植替え。手順

P9130099_1_1 Dudleya brittonii

夏の間、水遣りを止めて強制休眠させていたダドレア・ブリトニーです。

下葉がたくさん枯れています。

成長期に入る秋が近づいてきたので植替えをしました。

多肉植物は植替え後はすぐに水を遣らない方がいいので(植替えで傷んだ

根から腐るのを防ぐために傷口を乾燥させるため)早めに植え替えました。

植替えには乾いた用土を使います。

P9130100_2_1 Dudleya brittonii

まず、仙女盃の枯れた葉を取り除きます。

完全に枯れた葉だけを手で取り外します(先端が枯れていても根元が

生きている葉は必ず残します、取り除くとその箇所だけ幹が細ります)。

P9130102_4_1

植替えには金属製のヘラと割りばしがあれば便利です。

ヘラは鉢から根鉢を剥がすために使います。

根が鉢に密着しているので剥がさないと株を引き抜くのが困難です。

P9130101_3_1 Dudleya brittonii

鉢から抜いた様子です、結構しっかりと根が残っていました。

5号(直径15cm)の素焼鉢で植えていました。

P9130103_5_1 Dudleya brittonii

植替え後の仙女盃です。

一回り大きな素焼鉢に植え替えました。

ダドレア・ブリトニーの栽培には素焼鉢が最適です(でも素焼鉢は売っている

お店が少ないのでネットショッピングで買うことが出来ます)。

植替え後すぐには水を与えず、このまま1週間ぐらい放置してから

灌水を開始します。

2020年9月 9日 (水)

テコフィレアの植替えと牽引根。

P9090097_1_1 Bulbs of Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレア(ティコフィレア)・キアノクロッカスの植替えをしました。

植え付け適期は10月らしいです。

テコフィレアは毎年新しい球根を作り、鉢底の方に潜るので植替えをします。

夏の休眠中は水遣りを止め、鉢ごと(球根は掘り上げず)室内に取り込み

日陰で乾かします。

P9090098_2_1 traction roots of Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレアの牽引根です(完全に干からびています)。

普通、球根1つに一本ついています。

根の表面を観察すると収縮した痕が見られます。

この根が収縮することで、球根を地中深くに引き込みます。

2020年9月 1日 (火)

ジュラシックツリーを買って早3ヵ月。

P8310091_1_1 Wollemia nobilis

Wollemi Pine(ウォレマイ・パイン) 元気にしています。

樹高は45㎝。

九州にある「平田ナーセリー」さんの苗です。

輸入直後の苗と違い、自社農場で用土に植え替えて栽培管理したうえで

売ってくれているので良い苗を送っていただきました。

しかも輸入苗よりも安かったです。

3ヵ月も育てているので、もう枯れるということは無いと思います。

P8310092_2_1

届いてからスリット鉢に植え替えました(根の大きさに合った鉢を、大き過ぎる

鉢だと乾きが悪く根腐れをおこします)。

栽培用土には、硬質の赤玉土と鹿沼土を使っています。

根が生長すると、ちゃんと表土も乾きます(夏は毎日汲み置きの水を与えて

います)。

「汲み置きの水」の理由は水道水の塩素がジュラシックツリーの根の共生菌

に悪影響を与えないためです。

夕方の水遣りの時には葉水も如雨露で降らしています(日中に熱くなった葉の

温度を下げる効果があります)。

マクワウリ`すっきりメロン´栽培日記⑤過熟に注意

P9010094_1_1 Cucumis melo var. makuwa `すっきりメロン´

 今日、見てみるとマクワウリの果皮に穴が開いて蟻がたかっていました。

急いで収穫し、アリを叩き落として喰われたところを切り落としたら、

中が過熟で腐っていました。

せっかくの家庭菜園なので完熟で収穫したいと思い、限界まで畑に置いて

置こうとして失敗しました。

<※収穫のタイミングは果皮が黄色く色付き、良い香りがする頃です>

甘い香りがした時に収穫が厳守です!

・完熟すると果皮にヒビが入る←マクワウリ`すっきりメロン´はヒビが

 入りません(雨が降っても裂果しにくいです)。

・完熟すると果実のヘタの部分でツルが簡単に外れる←過熟の状態でも

 外すのに結構力が要りました。

果皮にヒビやツルが枯れて外れるは全てうそです(マクワウリ`すっきりメロン´

の場合)。

 大切に育てたマクワウリをダメにしないよう、甘い香りがしたら収穫する

様にして下さい。

過熟し過ぎると腐ってなくても風味が落ちます。

収穫のタイミングは経験と勘です。

ちなみに他のマクワウリを収穫して食べたら、そのままでも冷やしても美味し

かったです。

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