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綺麗な形に育っています。
コルク栓にも根をはり、しっかりと着生しています。
チランジアの育て方のポイントは、「着生させる」です。
着生させるだけで格段と栽培が簡単になりますし、美しく育って
くれます。
3つに分頭したチランジア・スプレンゲリアナです。
T.スプレンゲリアナの栽培では枯れた葉(ほとんど枯れた葉を含む)は
積極的に取り除いています。
姿を整える為ですが、過湿による枯れを防ぐ効果もあります。
この個体は交雑種の可能性があります。
少し大型に育つのですが、葉の感じが違うのと花序の苞葉にもトリコーム
があります。
この個体は2年連続で開花した後は花を咲かせていません。
Nilaparvata lugens on Oryza sativa subsp. japonica
庭のプランター水田にもトビイロウンカを発見しました。
トビイロウンカはイネの害虫で吸汁し生育不良や収穫量の減少、
最悪の場合にはイネの枯死を招きます。
今年は西日本で大発生しています。
ベトナム北部や中華人民共和国の南部で発生・生育し、偏西風に乗り
日本に飛来します。
農薬に耐性のあるウンカが被害を拡大させている様です。
Nilaparvata lugens on Oryza sativa subsp. japonica
庭先のこんな小さなプランターの田んぼでも発見出来るぐらいなので、被害の
大きさを実感しています。
昔なら食料不足か飢饉です。
幸いトビイロウンカは日本(本州)では越冬できないようですので、プランターの
イネを刈り取りたいと思います。
仙女盃を育てていても、いつ水をあげればいいのか判らない。
仙女盃は水が足りなくなると葉に貯めておいた水を使い生存するので
見た目では判別つきづらいです。
でも、植物の栽培の基本は観察です。
水やりのタイミングはここを見ます。
仙女盃の葉と葉が重なり合う部分です。
写真は水を欲している状態の仙女盃です、重なりの部分に少し隙間が
出来ているのが判ります。
水が無くなり葉の厚みが痩せてきている状態なので、このタイミングで
水をあげます。
水やりする時はたっぷりと、栽培用土が乾いている期間と湿っている時の
メリハリをはっきりとつけます。
多肉植物は水切れに強いです、多少乾燥させたままでも根は枯れません。
水遣りの回数を多くして腐らすリスクを高めるよりも、多肉植物が持つ
ポテンシャルを引き出す栽培を心掛けます。
素焼鉢やテラコッタ鉢を使うと水遣り後に用土が乾きやすく栽培が簡単になります。
エンセファラルトス・ホリダスに今年の新芽が出てきました。
去年も秋に葉が出たので、生育サイクルが南半球になっています。
新芽の大きさは現在10㎝ぐらい。
「horrida」とはラテン語で「棘のあるもの」という意味があります。
まだ葉が小さい段階でもトゲトゲです。
棘に触ってみましたが、まだ柔らかく痛くありません刺さりません。
去年の秋に展開した葉です。
寒さに負けず大きくなりました。
葉の表面のワックス層が筋状に剥がれていますが、うねり加減が強く個性的です。
一番大きな5㎝ぐらいの実です、鳥につつかれています。
根がネキリムシにやられていたのか、今年は枝の伸びが悪く実着きも
ダメでした。
リンゴ`あおもり乙女´は大阪でも結構色づいてくれます。
青森だと鮮やかな赤色になります。
色付いていなくても味には問題はありません。
他の実は全て小さいです。
リンゴ`あおもり乙女´は優秀な品種です。お店で売っているリンゴと
同じ味がします。
他のミニリンゴの品種は酸味が強いですが`あおもり乙女´は普通の`ふじ´
と同じ味がします。
花も綺麗で赤い実の生る様子は絵になります。
10月8日追記
食べてみましたが、甘みがあり爽やかで果汁もありました。
とても美味しかったです。
リンゴも採れたてがおいしいのかも。
ギンゴケは主に世界中の温帯に自生し、南極大陸から都市部にまで生育する苔です。
丈夫そうに感じますが、大阪の都市部では東側や朝日の当たる北側に多く見られます。
どこにでも在りそうですが、ちゃんと生育しやすい場所を選び生きています。
南側の夏の強光線に晒されるような場所には生えません。
西日も大嫌いです。
ギンゴケに必要なのは午前中の日光です。
また、ギンゴケはとても清潔好きです。
コンクリート隙間などの場所を選ぶのはそのためです。
ギンゴケを育てる為には、ほとんど用土を必要としません。
土の上に置くと育ちません。
もし、用土を使う場合も腐植質を含まない清潔な用土を少量用います。
害虫は、ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデなどの食害を受けます。
害虫の被害を減らすために棚などの上で栽培し、害虫が登ってこない工夫が必要です。
栽培は基本的に屋外です(屋内でカビさせないように)。
今回は、石灰質が好きな様なのでコンクリートブロックに乗せてみました。
コンクリートレンガには厚みが半分の通称`はんぺん´が見つからなかった
ので、結構重いです。
水遣りは霧吹きで(苔が流れないのであれば如雨露でも可)、乾いたら
水を与えます。
苔は乾いたら2回に分けて水をあげます。
1回目でギンゴケは水を吸って少し膨らんでくるので、そこでもう一回
与えるとしっかりと水遣りが出来ます。
鈴木吉五郎という人が、日本に自生する彼岸花の群落の中から見つけたそうです。
花色が濃く、鮮やかです。
Lycoris radiata (一般種)
↑の写真は普通の彼岸花です。
黒花彼岸花に比べると色褪せて見えます。
植えるなら断然、黒赤(黒花)ヒガンバナでしょう。
メリクロン培養とかして、日本全国の彼岸花を黒花ヒガンバナに植え替えたい。
stems of flower contracted the virus Lycoris radiata `黒赤彼岸花´
今年はショックなことが・・・。
長年かけて増やしてきた黒花彼岸花の花茎に病斑を見つけてしまいました。
夏に地植えにしたのですが、ウイルス病に罹患したようです。
大丈夫そうな所に植えたのですが、土壌にウイルスを保菌したセンチュウが
居たのかアブラムシで感染したのかは判りませんが全滅の様相です。
stems of flower contracted the virus Lycoris radiata `黒花彼岸花´
他の植物へのウイルス伝播を予防する為に、球根を掘り出して焼却処分
するしか方法が無いです。
花色も以前育てていたものに比べ、今一つ濃くないような気がします。
ウイルスの影響でしょうか。
分球でしか増やせない以上、ウイルス病も仕方が無いです。
綺麗に咲いてくれているのに残念です。
いつ頃からウイルス病にかかっていたのかわかりません。
観察不足でした。
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