ギンゴケの育て方。 Bryum argenteum
ギンゴケは主に世界中の温帯に自生し、南極大陸から都市部にまで生育する苔です。
丈夫そうに感じますが、大阪の都市部では東側や朝日の当たる北側に多く見られます。
どこにでも在りそうですが、ちゃんと生育しやすい場所を選び生きています。
南側の夏の強光線に晒されるような場所には生えません。
西日も大嫌いです。
ギンゴケに必要なのは午前中の日光です。
また、ギンゴケはとても清潔好きです。
コンクリート隙間などの場所を選ぶのはそのためです。
ギンゴケを育てる為には、ほとんど用土を必要としません。
土の上に置くと育ちません。
もし、用土を使う場合も腐植質を含まない清潔な用土を少量用います。
害虫は、ナメクジ・ダンゴムシ・ヤスデなどの食害を受けます。
害虫の被害を減らすために棚などの上で栽培し、害虫が登ってこない工夫が必要です。
栽培は基本的に屋外です(屋内でカビさせないように)。
今回は、石灰質が好きな様なのでコンクリートブロックに乗せてみました。
コンクリートレンガには厚みが半分の通称`はんぺん´が見つからなかった
ので、結構重いです。
水遣りは霧吹きで(苔が流れないのであれば如雨露でも可)、乾いたら
水を与えます。
苔は乾いたら2回に分けて水をあげます。
1回目でギンゴケは水を吸って少し膨らんでくるので、そこでもう一回
与えるとしっかりと水遣りが出来ます。
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