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2021年1月

2021年1月26日 (火)

クレマチスの冬枝の挿し木は成功するのか?

P1260312_2_1 Clematis `Perle d’Azur´

ジャックマニー系のクレマチスは強剪定(地上から1~2節残して剪定)が

基本とされています。

でも地上1m以上の高さの枝にも、写真の様な立派な芽が存在します。

そのまま育てても高さのある仕立て方が出来るのですが、剪定する場合に

この様な芽が勿体ないので挿し木に挑戦することにしました。

1月中旬(クレマチスの休眠期明け寸前)に剪定をして、芽の下に茎が10㎝

ほど付くように調整して水揚げをして、用土に挿し木をしました。

P1260311_1_1 Clematis

ダメ元でしたが室内の窓辺に置いていたら芽が出てきました。

この芽の付近から発根してくれれば挿し木は成功するのですが。

クレマチスは何十年と栽培できるものではありません(特に高温多湿な

日本の暖地では枯れます)。

その為、どうしても挿し木での株の更新が必要です(買えばいいのですが)。

一般的には5~6月の挿し木が普通ですが、休眠期の枝を使えると剪定と

挿し木を兼ねるのでメリットが大きいです。

2021年1月22日 (金)

LED キノコ ライト ランプ 新作

P1220305_1_1 LED Mushroom Lamp objet

樹脂粘土で作ったキノコ ライトの新作です。

横幅7.5㎝ 高さ7㎝ 完成品はガラス瓶の中に入った状態です。

軸の短いエノキ茸の様になってしまいましたが、小型化しました。

新型の特徴は・・・

P1220307_2_1 LED Mushroom Lamp objet

スイッチを入れるとレインボーカラーに光ります。

ミックスカラーのLEDジュエリーライト(ワイヤーライト)を使用しました

(クリスマスなどの電飾に使うやつです)。

今回も抵抗値の計算や、はんだ付けは一切無しです。

台座に部分は金属製の瓶の蓋です。

ガラスに穴を開ける技術が無かったので、瓶を逆さまにして制作

しています。

P1220309_3_1 LED Mushroom Lamp objet

蓄光樹脂粘土で作っているので、電気を消すと緑色に光ります。

写真では表現できていませんが、肉眼では結構綺麗に光っています。

2021年1月20日 (水)

シクラメン・コウムが咲いている。

P1200303_2_1 Cyclamen coum

2月の節分の頃には大阪の平野部に位置する当地も雪が降ります、

少し積もります。

屋外の軒下で越冬させているシクラメン・コウムが早くも咲いていました。

錦糸南天`織姫´

P1190302_1_1 Nandina domestica `織姫´

錦糸南天(琴糸南天)`小葉多岐性 織姫´

`織姫´にも様々な系統があるようです。

寒い時期は写真のように葉が赤くなります。

暖地での錦糸南天の根切りや植替えは春前に行います(1月下旬から2月の

初めまで)。

根鉢を崩して根を1/3~半分ほどに切り詰めます。

常緑樹は秋に根を切ってしまうと冬の間中ずーっと水分不足になり(そもそも

植物にとって根は重要なエネルギー貯蔵組織です)、枯れる恐れがあるので

新しい根が伸び始める前の春先に「根切り」をします。

2021年1月19日 (火)

LED キノコのランプ その2

P1180296_3_1 LED Mushroom Lamp objet

樹脂粘土で作ったキノコ型ライトです。

材料に使っているLEDジュエリーライトには、このキノコに使っている白色

以外にも電球色やレインボーカラー,青色,赤色も売っています。

LEDの発光体の数(電球数)が多過ぎると作りにくいので少なめの物を

探します。

P1180297_4_1 LED Mushroom Lamp objet

蓄光樹脂粘土(グリーン色)で作っているので電気を消した後、しばらくは

蛍光しています。

P1180295_2_1 LED Mushroom Lamp objet

これも彩色はまだですが、茶色にしようか迷っています。

軸の部分が比較的まっすぐで、傘がだいぶと開いたデザインです。

 

2021年1月18日 (月)

イチゴ`よつぼし´の越冬葉。

P1180294_1_1 Fragaria × ananassa `よつぼし´

種子で繁殖させる画期的なイチゴの新品種`よつぼし´です。

現在の成長具合はこんな感じ(屋外栽培)、蕾が出てきている株も

ありますが摘蕾しています。

露地のイチゴは寒い時期には実が出来ません。

春先の開花も受粉が上手くいかなければ、歪な形になってしまいます。

近年は庭に蜜蜂が来てくれないので人工授粉をしています。

今年の冬は、しっかりと寒かったので去年の様に病気で全滅することは

無いと思います。

家庭菜園で収穫するイチゴは香りも味も絶品です。

Mushroom Lamp  LEDで光るキノコを制作。

P1180286_1_1 My work of art `Mushroom Lamp objet´

蓄光樹脂粘土で作ったキノコのランプで、LEDで光ります。

作品の幅は30㎝ 高さが18㎝。

まだ、彩色やニスを塗っていないのですが。

躯体にはカクタススケルトン(サボテンの枯れ枝)を使っています。

Pb170209_4_1 LED wire lamp

材料は電飾用(クリスマスなどの)のLEDワイヤー(商品名はジュエリー

ライト)と、蓄光樹脂粘土(Luminescence polymer clay)です。

LEDジュエリーライトを使うと面倒な`はんだ付け´や抵抗器の抵抗値の

計算をしなくて済みます。

Pb170208_3_1 Cork bark

LEDジュエリーライトのワイヤーをコルク樹皮などに接着させます。

ワイヤーがコルクの表面を這った部分は、削ったコルク樹皮を上に貼って

隠します。

LED部分が先端になるように軸を作って、その軸を樹脂粘土で覆い、傘を

取り付けます。

P1180287_2_1 LED Mushroom lamp object

スイッチを入れるとこんな感じです。

写真の作品はLEDのワイヤーはカクタススケルトンの空洞部分を通って、

穴の部分からLEDを表面に出しています。

P1180288_3_1 LED Mushroom Lamp objet

暗闇の中光らせると、結構明るいです。

P1180290_4_1 LED Mushroom Lamp objet

蓄光樹脂粘土(made from Luminescence polymer clay)で作っている

ので電気のスイッチを切ると蛍光します。

モデルは「ヤコウタケ」です。

P1180293_5_1 LED Mushroom Lamp object

樹脂粘土でキノコを作るコツは、キノコの繊細さを表現するために「傘」

の部分を薄く制作することです。

2021年1月15日 (金)

Tillandsia capillaris v. virescens

P1150285_1_1 Tillandsia capillaris v. virescens

チランジア・カピラリス ヴィレッセンス   Diaphoranthema亜属

全長12㎝の株です。

水やりや管理はT.イオナンタと同じで育ちます。

成長は遅いです。

2021年1月14日 (木)

五葉松盆栽の植替えと菌根菌

P1140281_3_1 Mycorrhizal of Pinus parviflora

 鉢から引き抜いた五葉松の根鉢です。

白く見えるカビが共生菌です、健全に育った五葉松にはこの様に

根に菌根菌が共生しています。

この菌根菌が松にチッソや微量要素を供給することで、松は瘦せ地でも

生育することが出来ます(お返しに松は光合成で作った糖を共生菌に

分け与えています)。

栄養豊富な用土で植えたり肥料を多量に与えると、松の根の生育環境が

悪くなり共生菌がいなくなります、その結果松の生育も悪くなります。

P1140283_5_1 Pinus parviflora

松の盆栽は植替えの際に根鉢を崩し根を切りますが、菌根菌は必ず

一部は残すようにします。

松などの常緑樹の盆栽の植替えは春先に行います(関西では1月の下旬から

2月の初めまで)。

P1140284_6_1 Pinus parviflora `明星´

新しい用土で植えつけて完了です。

用土は肥料分の無い物か少ない物を使用します(松は腐植質などの

有機物が少ない清潔な用土を好みます)。

P1140280_2_1 Mycorrhizal of Pinus parviflora

別の五葉松の根鉢の菌根菌の様子です。

五葉松や赤松の盆栽が上手く育てられているかどうかは、共生菌の

状態を見れば一目瞭然です。

もし五葉松を鉢から抜いてみて菌根菌が少なかったり無い場合は、水遣りも

含め栽培方法を変える必要があります。

 

 

 

 

2021年1月10日 (日)

ヘレボラス チベタヌス ハイブリッド

P1100276_2_1 Helleborus thibetanus hybrid

今朝は庭に霜柱がありました。

寒さに強いチベタヌス交配種たちも今回の寒気で葉がぐったりとしています。

すでに地上部に今年の芽が出てきています。

P1100275_1_1 Helleborus thibetanus hybrid

こちらの株は一昨年の葉は6.5㎝の大きさでしたが、去年は10㎝の葉を

展開しました。

今年の葉に期待していますが、開花まではあと何年か必要です。

チベタヌス交配は暖地でも何とか育っています。

ヘレボラス・チベタヌスは過去に国内実生苗を買って栽培に挑戦しましたが

育ちませんでした。

2021年1月 9日 (土)

天気予報の最低気温は本当?

P1090269_2_1

メダカの鉢に張った氷です、水草も氷の中に閉じ込められて。

夕方に見ても厚さが4㎝以上あります。

当地の午前6時の気温の予報は-2度でしたが、たぶん-4℃は下回ったのでは

と思います。

P1090271_3_1

如雨露の注ぎ口の氷、これも分厚かったです。

そもそも気温は「強制通気筒」を使って、地上から1.5m(150㎝)の高さで

測られているそうです。

空気は冷やされると密度が高まり重くなり下へ降りてくるので、観測装置よりも

さらに低い地上付近ではもっと気温が低くなります(最低気温よりも低い温度)。

テレビの天気予報は主に都市部での気温ですので、郊外ではより寒くなります。

くれぐれも天気予報の気温だけを見て安心しない様にして下さい。

P1090268_1_1 Dudleya brittonii

寒波襲来で、室内に避難中の仙女盃たち。

 

2021年1月 7日 (木)

ナメクジは頭がいい。七草・人日(じんじつ)

P1070267_2_1

今日は「七草粥」を食べる日です(万病を除き、邪気を払うそうです)。

育てていた蕪を摘みに行くと、ナメクジに食べられていました。

写真はナメクジの食害を受けたスズシロ(蕪・かぶ)です。

 「君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪はふりつつ」(光孝天皇・

百人一首,古今和歌集・春・上)

春の七草(セリ,ナズナ,コギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ)

に代表される`菜摘み´は春の恒例行事です。

昔の人は冬の間‘菜摘み’までは野菜などビタミン類は漬物で食い繋いだんですね。

 本来は春の七草の様な‘野’に自生して食べられる植物の事を「野菜」と言います。

畑で栽培されている野菜の事を「蔬菜(そさい)」、山に生えていて食べられる

植物の事を「山菜」と云います。

P1070266_1_1

大きく育った良いカブだけを食害されています。

ナメクジは新芽や蕾など肝要な部分だけを食べるとても「いやらしい」庭の厄介者

で最低です。

防虫ネットの裾の縛り方が甘かった様です。

ナメクジは食べ物の場所を確実に記憶します、探知能力も凄いです。

ナメクジ同士で情報交換をしているのではと疑いたいぐらいです。

嗅覚と味覚が鋭いそうです。

 ナメクジを捕まえて水に落として溺死させようとしても、底でウネウネと

苦しくもがく様子を見ていられないし、踏みつけて捕殺する勇気もありません。

最近では、地球温暖化の影響もあってナメクジやカタツムリの寄生虫・広東住血線虫

(人体に影響する)も北上しています。

ナメクジなどの這跡がある野菜は良く洗って食べる必要があります(サラダでは

食べないように)。

七草粥の様に加熱して食すると安心できます。

 

2021年1月 4日 (月)

仙女盃の冬。

P1010260_1_1 Dudleya brittonii

ダドレア・ブリトニーは冷涼期によく成長しますが、耐寒性はありません。

霜に当てたり、凍らせると致命的なダメージを受けます。

温室など、5℃以上の温度を確保できる環境が無い場合は厳寒期は水遣りを

停止します(1~2ヵ月水遣りをしなくても平気です)。

Pc210243_1_1 Dudleya brittonii

仙女盃の葉の表面の白い粉は水を弾きます。

でも決して葉に水をかけてはいけません、特にロゼットの中心部には。

葉のロゼットの中心部に水を落とすと、水で白粉が剥がれた部分の痕が

残り、全ての葉が入れ替わるまで美観を損ねます。

P1010262_2_1 Dudleya brittonii

写真の株は防水シートがズレていたので水滴が落ちたのかも。

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