ナメクジは頭がいい。七草・人日(じんじつ)
今日は「七草粥」を食べる日です(万病を除き、邪気を払うそうです)。
育てていた蕪を摘みに行くと、ナメクジに食べられていました。
写真はナメクジの食害を受けたスズシロ(蕪・かぶ)です。
「君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪はふりつつ」(光孝天皇・
百人一首,古今和歌集・春・上)
春の七草(セリ,ナズナ,コギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ)
に代表される`菜摘み´は春の恒例行事です。
昔の人は冬の間‘菜摘み’までは野菜などビタミン類は漬物で食い繋いだんですね。
本来は春の七草の様な‘野’に自生して食べられる植物の事を「野菜」と言います。
畑で栽培されている野菜の事を「蔬菜(そさい)」、山に生えていて食べられる
植物の事を「山菜」と云います。
大きく育った良いカブだけを食害されています。
ナメクジは新芽や蕾など肝要な部分だけを食べるとても「いやらしい」庭の厄介者
で最低です。
防虫ネットの裾の縛り方が甘かった様です。
ナメクジは食べ物の場所を確実に記憶します、探知能力も凄いです。
ナメクジ同士で情報交換をしているのではと疑いたいぐらいです。
嗅覚と味覚が鋭いそうです。
ナメクジを捕まえて水に落として溺死させようとしても、底でウネウネと
苦しくもがく様子を見ていられないし、踏みつけて捕殺する勇気もありません。
最近では、地球温暖化の影響もあってナメクジやカタツムリの寄生虫・広東住血線虫
(人体に影響する)も北上しています。
ナメクジなどの這跡がある野菜は良く洗って食べる必要があります(サラダでは
食べないように)。
七草粥の様に加熱して食すると安心できます。
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