セリの育て方 と 生育阻害物質
春の七草(万葉集)のひとつ、セリの葉が出てきています。
鉢植えだと2年ぐらいで生育が悪くなります、おそらくセリ自体が
発する生育阻害物質(Allelopathy,他感作用)が原因だと思います。
生育阻害物質の本来の目的は同じ植生の中の競争相手の成長を阻害
することですが、鉢植えの場合にはセリが自分の生育阻害物質で自家中毒
を起こし生育が悪くなります。
セリは流水のある所に生育します、水が流れれば生育阻害物質も洗い
流されるので問題はありませんが、鉢植えの場合は用土を取り換える
植替えが必要となってきます。
自然界に生える芹(セリ)はドクゼリと区別がつきにくく危険(一口
食べただけで死にます、しかも美味しいので二口目も食べるそうです)
なので、スーパー等で買ったもの(葉の部分は食べて)を植えると安全です。
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