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2021年3月

2021年3月29日 (月)

高麗人参の葉。

P3280428_1_1 leaf of Panax ginseng

地上部が15㎝ぐらいの高さに成長しました。

掌状複葉の葉など、外見は同じウコギ科のトチバニンジンと

そっくりです。

オタネニンジン(高麗人参)には強壮作用があり、胃腸系・呼吸器系

の衰弱や病後の体力の回復に効用があり、また神経の衰弱による動悸や

不眠など精神的なものにも効果があるそうです。

一方、トチバニンジンは風邪の症状(咳止め・去痰,解熱)に効用が

ありますが、強壮の効果はありません。

 高麗人参のことを本来は「人参」と呼称します。

セリ科の西洋ニンジンや金時人参などの野菜の事は「胡蘿蔔(こらふ,

こらふく)胡の国から伝来した大根の意味」とよびます。

日本にニンジンが渡来した時は「セリニンジン」と呼ばれていたそうです。

 今のところ、栽培は順調です(高温多湿となる梅雨から夏が心配、本来は

雨除け栽培です、90~95%の遮光と西日の遮断が必要)。

トウモロコシが原料のアミノ酸の液肥なら与えても良いのでは、と考えて

います。

花は咲かせず、摘蕾した方がいいのか迷い中(たぶん蕾の内に取り除いた

方がいいと思います)。

病気は灰色カビ病・キュウリモザイクウイルス・Panax Virusがあり、

害虫にはナメクジなどがあります。

 根の形が「人間」のようなものが珍重されますが、不格好でも成分は

同じです。

写真の株は高麗人参の商品を売っている会社様から通信販売で買った

2年生の苗です。

 

2021年3月28日 (日)

リトープス 脱皮

P3280429_2_1 Lithops 

リトープスの古い葉が枯れて、新しい葉が覗いています。

脱皮してるリトープスもあれば、脱皮をしていないものもあります。

暖地では周年遮光下で育てます。

(成長期は直射日光でも大丈夫でしょうが、遮光した方が枯らすリスクは

低いと思います。)

遮光下では徒長しやすいため、リトープスの成長期である秋から春までの

水やりの回数は少なめです。

リトープスの栽培方法には一般的なものは無く、それぞれの栽培地域・

管理環境で異なります。

まだ、手探り状態ですが腐らずに育っています。

2021年3月27日 (土)

今年も「四つ葉のクローバー」を育てています。

P3250417_1_1 Trifolium repens

シロツメクサ

葉の虫食いの部分はナメクジが食べた痕です。

 自生地が冷涼な気候なため、暖地での株の維持は難しいです。

シロツメクサは暖地でも雑草としてよく見かけるのですが、いざ栽培

してみると耐暑性が無いように感じます。

また、鉢植えだとシロツメクサが自家中毒を起こすそうです。

シロツメクサの根に共生している根粒菌の窒素化合物が鉢土の富栄養化

を招き枯れる一因になる様です。

P3250418_2_1 Trifolium repens

シロツメクサは暖地で育てると病害虫の被害が多いです。

ハダニはどれだけ葉水をかけていても発生し、致命的なダメージと

なります。

イモムシやダンゴムシやナメクジがシロツメクサを食害するので

地植えしていても、いつの間にか消えていきます。

 写真の2つの苗は去年の余った種を蒔きました。

 

 

マツバギク

P3270424_5_1 Lampranthus spectabilis

日本には何種類ものマツバギクが渡来しています。

写真の物は一期咲きで、花期は短いのですがネオンローズの花色が

とても美しい種類です。

P3270426_7_1 Lampranthus spectabilis

夕方になったり雨の日には写真の様に花弁を閉じています。

日光によく当てて育てます。

古くから日本に渡来しているので、多肉植物なのに乾燥には弱い

傾向があります。

水はけの良い場所で良く育ちます。

P3270425_6_1 Lampranthus spectabilis

花径は5㎝ぐらいと大輪で、花弁は光を反射するように輝きます。

挿し木で容易に増やすことが出来ます。

2021年3月23日 (火)

台湾八角蓮

P3180408_5_1 Podophyllum pleianthum

台湾ハックレンの展葉です。

アルカロイド(ポドフィロトキシン)を含む毒草なので栽培には

注意が必要ですが、漢方では解熱作用を薬として使います。

当然、観賞用で間違っても食べませんが。

園芸植物の中には毒草が多いです。

P3180409_6_1 Podophyllum pleianthum

栽培は日陰で行います。

日当たりが良い場所で育てると、夏には葉が枯れてしまいます。

高麗人参の出葉(しゅつよう)

P3220416_10_1 Panax ginseng

高麗人参(オタネニンジン,チョウセンニンジン)の葉が出てきました。

高さは5㎝(実生2年苗)中心部には蕾も見えます。

細いニンジンのような根の頂点の丸い苞葉の中から芽が出てきました。

深植えは禁物です。

もう一方の株は深く植えたのか、まだ芽が出てきません。

記録では日本には天平11年(西暦739年)に伝来しています。

たぶん薬として、苗では無いと思います。

日本で栽培できるようになるのは、ず~っと後の江戸時代中期以降です。

2021年3月12日 (金)

LED キノコ ライト ランプ

P3120388_1_1 LED Mushroom Lamp objet

10球LEDライスライトと蓄光樹脂粘土で制作しました。

これもまだニスを塗っていなかったりと製作途中ですが。

P3120389_2_1 LED Mushroom Lamp objet

 キノコの部分は蓄光樹脂粘土(Luminescence polymer clay)で

作っているので、電気を消すと写真のように暗闇の中、緑色に光ります。

ただ、蓄光樹脂粘土は粘土の部分が発光するので塗装が出来ません、

色を塗ってしまうと光らなくなります。

P3120391_3_1 LED Mushroom Lamp objet

今回は、個性的なサボテンの骨(カクタス・スケルトン)が手に入ったので

キノコの配置は控えめです。

P3120392_4_1 LED Mushroom Lamp objet

何個も同じような作品を作っていたら、だんだんと正解がわからなく

なってきました。

2021年3月11日 (木)

アロエの発芽。

P3080382_1_1 Sprout of Aloe namibensis

赤色の〇で囲った所に発芽したアロエの芽が出ています。

発芽までに1ヵ月ほどかかりました(途中、用土は乾かさないように

します)。

 アロエの種蒔きは気温が高くなる時期(5~6月頃?)で覆土は必要が

無いそうです(土に埋めても芽は出てきました)。

8粒の種子を蒔いて、現在発芽しているのは1つのみです。

発芽率が悪いのは寒い2月に蒔いたことと覆土が原因だと思います。

アロエの種子には薄い羽が付いていますが、カビが生えるので取り除い

て蒔くそうです。

 Aloe namibensis(アロエ・ナミベンシス, アロエ・ナミビエンシス)

の種子は海外から輸入しました。

郵便で届くまで、注文から1ヵ月かかりました。

発送の連絡はありましたが、荷物の追跡は出来ませんでした。

外国から輸入した種子は育ててみたら別の種類というのは、よくある話

ですが期待して育ててみます。

2021年3月 8日 (月)

Dudleya brittonii Hybrid

誰だ~「春のパンまつり」なんて企画したのは。

菓子パンとかを普段より多い頻度で食べられるのはいいのですが、

プレゼントの`白いお皿´の規格が毎年違うので、食器棚で上手く

重ならない事態になっています。

しかも、毎年集まっているので重い。

ちなみにあの`白いお皿´は磁器ではなく強化ガラス製です。

ほぼ、毎日の食卓で活躍している食器は例の`白いお皿´と`モロゾフ´

のガラスのコップ状態です。

P3030380_3_1 Dudleya brittonii × Dudleya pachyphytum

ダドレア・ブリトニー(仙女盃)とダドレア・パキフィツムの

交配種です。

苗の段階だと普通の仙女盃に似ていてつまらないと思っていましたが、

最近葉肉がパキフィツムっぽく肉厚になってきたので期待が持てそうです。

2021年3月 3日 (水)

チランジアを屋外の栽培施設へ移す。 チランジア・テクトラム

P3020371_1_1 Tillandsia tectorum caulescent form

有茎タイプのチランジア・テクトラム。

幅15㎝ 長さ約25㎝。

チランジアの種類にもよりますが、最低気温が5℃を維持する位の時期になれば

屋外の遮光下の栽培棚へ出します。

絶対に室内で育てるよりも外で自然の風に当てた方が良く育ちます。

室内で上手に育てている人もいるので何とも言えませんが。

P3020372_2_1 Tillandsia tectorum caulescent form

チランジアはただ転がしておくよりも、何かに着生させたり吊り下げた方が

綺麗に育ちますし腐りにくいです。

植物の栽培において採光が重要なのは当然ですが、チランジアの場合は

風通しも重要です。

人が心地よいと感じるぐらいの風を好みます。

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