高麗人参の葉。
地上部が15㎝ぐらいの高さに成長しました。
掌状複葉の葉など、外見は同じウコギ科のトチバニンジンと
そっくりです。
オタネニンジン(高麗人参)には強壮作用があり、胃腸系・呼吸器系
の衰弱や病後の体力の回復に効用があり、また神経の衰弱による動悸や
不眠など精神的なものにも効果があるそうです。
一方、トチバニンジンは風邪の症状(咳止め・去痰,解熱)に効用が
ありますが、強壮の効果はありません。
高麗人参のことを本来は「人参」と呼称します。
セリ科の西洋ニンジンや金時人参などの野菜の事は「胡蘿蔔(こらふ,
こらふく)胡の国から伝来した大根の意味」とよびます。
日本にニンジンが渡来した時は「セリニンジン」と呼ばれていたそうです。
今のところ、栽培は順調です(高温多湿となる梅雨から夏が心配、本来は
雨除け栽培です、90~95%の遮光と西日の遮断が必要)。
トウモロコシが原料のアミノ酸の液肥なら与えても良いのでは、と考えて
います。
花は咲かせず、摘蕾した方がいいのか迷い中(たぶん蕾の内に取り除いた
方がいいと思います)。
病気は灰色カビ病・キュウリモザイクウイルス・Panax Virusがあり、
害虫にはナメクジなどがあります。
根の形が「人間」のようなものが珍重されますが、不格好でも成分は
同じです。
写真の株は高麗人参の商品を売っている会社様から通信販売で買った
2年生の苗です。
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