Iris paradoxa (イリス・パラドクサ)の花。
イリス(アイリス)・パラドクサ
中央アジアからトルコにかけて自生します。
草丈は約33㎝。
外花被片は昆虫に擬態しています。
この外花被片に誘われてきた昆虫に花粉を媒介させます。
外花被片は薄い花弁が丸まったもので、外側はヒゲ状突起物で覆われていて
側面には昆虫のような模様があります。
内花被片には美しい葉脈が入っています。
<育て方>
花後は鉢土ごと乾燥させて休眠させます(地植え以外では根茎を掘り上げ
ません)。
鉢土ごと乾かして室内や雨の当たらない日陰で管理すると、秋の成長が
再開するまで根が枯れません。
秋に芽が伸び始めたら水遣りを始めます。
耐寒性はありますが、葉が枯れないように保護が必要です。
開花し始めの様子。
特徴的な外花被片が飛び出しています。
Iris paradoxa
全体像。
これでも自生地よりは徒長しています(水のやり過ぎかな)。
鎌状にカーブする葉が特徴です。
花を上から見た様子。
グロテスクな花柱(この裏側にオシベとメシベがあります)が目立ちます。
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