樹脂粘土で作る実物大1/1スケールの蛇口。ままごと 工作

　Fauset made from polymer clay

樹脂粘土「モデナ」で作った蛇口です。

ひねり部分は挿し込み式で普通のハンドルとクロスハンドルを替える

ことが出来ます。

　Fauset made from Polymer clay

もはや、意味不明な物を作りました。

ミニチュアなら理解できますが、原寸大は作る意味が無いです。

「おままごと」には使えます。

樹脂粘土では作らない様な無機質な物をと思い蛇口を制作します。

写真で見ると粗が目立ちます。

でも普段は見慣れている様な物でも、全く見ていないことに

気づかされます。特に細部。

ミニチュアを作る前には原寸大を作るのも大切かも。

参考のために庭の散水栓に蛇口を見に行ったのですが、庭の散水栓

には蛇口ではなくホースを取り付けるタイプの水栓が付いていました。

 

一応、設計図のような物は書いています。

「ひねり」は十字ハンドル（クロスハンドル）仕様です。

普通のハンドルも作ってみようか迷い中。

仮組みをしてみました。

骨格にはストローを使っているので、一応は水を通せます。

ストローにはLEDのワイヤーを通す予定です。

後は壁の中に入るネジ部分を作るだけです。

いよいよ塗装です。

この段階では、単なる粘土のおもちゃです。

結局、普通の「ひねり」ハンドルも作りました。

それが、スプレーを一吹きしたら…。

金属っぽくなりました。

色は大切です。

アサヒペン　「メッキ調スプレー　クロム色」を使用しました。

金属光沢が質量感まで表現してくれています。

シルバー色よりもクロム色を使った方が、落ち着いた銀色に

仕上がります。

少し厚塗りになっていますが、これだけ簡単にイメージを

変えられたら楽しいです。

1回スプレーすると夏で30分以上乾かす必要があります。

今回は形状が複雑なので死角が無いように、蛇口の向きを変えて

3回スプレーしました。

完全に乾かした後、塗布面を保護するためにトップコートを

スプレーして仕上げます。

今回は「汚し」を入れません（単純にセンスが無いです）

　実物の錆びた蛇口

蛇口は銅を含むので古さを表現するには青色や緑色を塗って錆を表現します。

ただ、「汚し」は高等テクニックなので難しいです。

LEDを使って、この様に蛇口から出る水を表現したいです。