オジギソウの花
オジギソウ(Sensitive Plant, Humble Plant)は夏に、径1.5㎝ほどの
集合花(いくつもの花の集まり)を咲かせます。
熱帯アメリカ原産のマメ科の植物で、暑さには強いですが寒さに弱いです。
大きくなれば樹高は30~40㎝になります。
幹は初めは直立し、後に倒伏し枝を伸ばします。
花は日中に咲き、夕方には写真のように萎れてしまいます。
オジギソウは一日花です。
オジギソウの葉に触れると葉や枝を折りたたみます。
触られた圧力以外にも、アンモニアやアルコールのガス,熱などでも
葉が`おじぎ´をします。
葉などの開閉運動には植物の中の水の移動が関係しています。
閉じた葉は、活動が活発な夏ならば5から6分で復活します。
花の後には豆(莢)が出来ます。
茎同様に莢(サヤ)にも棘があります。
開花直前の集合花の蕾です。
色が赤みを帯びています。
この状態になると翌日に開花します。
Mimosa pudica seed shells
枯れた花房の中から豆の莢が出てきました。
オジギソウの種子の莢(豆)です。
莢が茶色になりました、種子が熟しています。
莢は成熟すると1区画ごと分離して落ち、枠だけが残ります。
中には3~4㎜の大きさの種子が入っています。
« リトープスの夏の育て方。水はやらないの?※私見です。 | トップページ | イネが無事に出穂。 »
「園芸 horticulture」カテゴリの記事
- 福寿草の芽。(2025.01.01)
- 散る前のモミジがカラカラ。(2024.12.15)
- 斑入りのマツバラン と 紅葉色々。(2024.12.12)
- 12月のグロリオサ。(2024.12.04)
- もみじ‘秋茜’の紅葉の始まり。(2024.12.02)
コメント