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2021年9月13日 (月)

テコフィレア の植替え。

P9131115_1_1  Tecophilaea cyanocrocus bulbs

そろそろ秋の園芸の季節です。

鉢土ごと乾燥させていたテコフィレアを植え替えます(休眠期は掘り

上げません)。

ティコフィレア・シアノクロッカス(テコフィレア,テコフィラエア)

の球根の植替え時期です(9月中旬ごろ)。

写真は表土を取り除いた様子、球根の側面から根が出ている様子が

わかります。

P9131117_3_1 bulb od Tecophilaea cyanocrocus

掘り上げた球根は、乾いた外側の皮や枯れた葉と去年のしぼんだ球根を

取り除きます。

普通は毎年、古い球根の上に新しい球根を形成します。

P9131119_5_12 bulbs of Tecophilaea cyanocrocus

上の写真は球根が潜る様子です。

去年の球根は枯れてしぼんでいて、新しい球根が牽引根(けんいんこん)

に引っ張られて古い球根よりも深い位置にきています。

牽引根が縮む(おそらく乾燥する時に)ことで球根を潜らせます。

P9131118_4_1 Tecophilaea cyanocrocus bulbs

根の付き方はタマネギと同じです。

P9131120_6_1 Tecophilaea cyanocrocus

きれいに掃除をした球根を新しい用土で植え替えます。

植える深さは球根の下まで3~4㎝です。

用土は有機質を含まない、又は少ない山野草用のものが適切です。

元肥を入れるよりも、発根して芽が出てから置き肥をする方が安全です。

植木鉢は素焼鉢を使っていますが、別に他の鉢でも大丈夫です。

9月中旬から10月に水遣りを開始します。

ある程度の耐寒性はありますが、凍るような温度に当てると花が

咲きません。

日当たり良く管理します。

分球と実生で増えます。

 

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