テコフィレア の植替え。
Tecophilaea cyanocrocus bulbs
そろそろ秋の園芸の季節です。
鉢土ごと乾燥させていたテコフィレアを植え替えます(休眠期は掘り
上げません)。
ティコフィレア・シアノクロッカス(テコフィレア,テコフィラエア)
の球根の植替え時期です(9月中旬ごろ)。
写真は表土を取り除いた様子、球根の側面から根が出ている様子が
わかります。
bulb od Tecophilaea cyanocrocus
掘り上げた球根は、乾いた外側の皮や枯れた葉と去年のしぼんだ球根を
取り除きます。
普通は毎年、古い球根の上に新しい球根を形成します。
bulbs of Tecophilaea cyanocrocus
上の写真は球根が潜る様子です。
去年の球根は枯れてしぼんでいて、新しい球根が牽引根(けんいんこん)
に引っ張られて古い球根よりも深い位置にきています。
牽引根が縮む(おそらく乾燥する時に)ことで球根を潜らせます。
Tecophilaea cyanocrocus bulbs
根の付き方はタマネギと同じです。
Tecophilaea cyanocrocus
きれいに掃除をした球根を新しい用土で植え替えます。
植える深さは球根の下まで3~4㎝です。
用土は有機質を含まない、又は少ない山野草用のものが適切です。
元肥を入れるよりも、発根して芽が出てから置き肥をする方が安全です。
植木鉢は素焼鉢を使っていますが、別に他の鉢でも大丈夫です。
9月中旬から10月に水遣りを開始します。
ある程度の耐寒性はありますが、凍るような温度に当てると花が
咲きません。
日当たり良く管理します。
分球と実生で増えます。
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