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2021年9月18日 (土)

ロサ・ガリカの実

P9171129_1_1 fruit of Rosa gallica

原種バラ ロサ・ガリカの実です。

実が色付いてきました、長さが1.5㎝。

名前の由来はフランスの古い呼び名のガリア地方からきています。

もう少し熟したら種子を取り出し、発芽抑制物質を洗い流し

採り蒔きをすると苗が得られます。

バラは発芽率がとても悪いです。

また、他品種との交雑の可能性もあり、実生をしても良い花が咲く確率は

低いです。

P9171130_2_1 Rosa gallica seedling

今年に発芽したロサ・ガリカの苗です。

1株だけですが、25㎝ほどの茎が2本,10㎝ほどの茎が1本育っています。

ロサ・ガリカの花弁に入る白い斑点がウイルス病ではないかと思い、

実生を試みました。

順調に育てば来春には開花しますが、どの様な花が咲くのかは未知数です。

今のところ病気には強いようです。

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Rose バラ」カテゴリの記事

コメント

すみませんが、ご要望があります。バラの種の採取の仕方を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。
バラの花は枯れて散ったあとの、管理は普段どのようにされているのですか? 
私は年末にバラの種を入手するつもりで、来年に種を植え付けてみたいと思うのですが、、
やはり大変なのでしょうか。

旗羊歯の穂 様 コメントをありがとうございます。

原種のバラやオールドローズなどは花ガラ摘みをしなければ自然と結実しますよ。
モダンローズの場合は人工的に交配しないと種の入りが少ないかもしれません。
バラの花が枯れた後、ローズヒップを楽しみたい場合は落ちた花びらを掃除するだけ
にしています。
結実した実は、秋にはオレンジ色や赤色に色付きますので、少し表皮にしわが出る
様になれば採って中から種を取り出します。
ここまではローズヒップティーの作り方と同じです。
種子は発芽抑制物質で覆われていますので水でよく洗い、すぐに採り蒔きをします。
発芽は翌春で、順調にいけば丸一年育てた後の春に開花します。
交配バラは発芽率が悪いだけで、育てることはそんなに難しくはないと思います。
最近のバラは耐病性も重視して育種をされていますが、日本で育てる以上
農薬は必須です。
個人で育種をして楽しむのであれば、そこまで厳密に考えなくてもいいと思います。
自分だけのオリジナル品種が誕生すればいいですね。

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