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2021年10月

2021年10月30日 (土)

ケヤキの盆栽 紅葉

Pb011270_2_1    Zelkova serrata

欅(ケヤキ)の盆栽の紅葉です。

樹高は28㎝。

Pa161215_1 Zelkova serrata

紅葉する前の様子。

Pa261250_1_1  Zelkova serrata

降霜を過ぎ、少し紅葉してきました。

Pa301260_4_1

今回の添景は、コンクリートブロックに打ち捨てられた

ビニール傘です。

コンクリートブロック(横幅4㎝)は買いましたが、

ビニール傘はクリップで自作しました。

Pb041299_4_1   Zelkova serrata

紅葉の葉の様子です。

Pb041298_3_1  Zelkova serrata

紅葉が進みました。

※ケヤキの盆栽を購入する場合の注意点。

ケヤキには秋に葉が赤色や黄色になるものがあります。

実際に秋に葉が色付いている状態を見て買うのが絶対です。

売られている盆栽素材の中には、葉が綺麗に紅葉しない

ものがあります。

2021年10月29日 (金)

マスチック・タイム

Pa281252_2_1 Thymus mastichina

Mastic thyme ,Spanish Marjoram

とても香りの良いタイムです。

香水の原料にもなります。

株幅が25㎝をこえる大きさになりました。

暖地でも育てられる、数少ない本格的なハーブです。

ハーブガーデンといえば香りのイメージがありますが、

触れると良い香りがするマスチック・タイムは庭の

植栽に最適です。

Pa281253_3_1 Thymus mastichina

葉の香りは花時が一番強くなりますが、銀色の葉が

美しく一年を通じて鑑賞できます。

日当たりと水はけの良い場所での地植えが最適です。

枝葉を乾燥させポプリや生葉のまま浴用、獣臭の強い

肉の料理の臭み消しに使われます。

秋に挿し木をして増やせます、翌春までに発根します。

管理は梅雨前に剪定します。

2021年10月28日 (木)

七草粥用の小カブを作ります。

Pa281251_1_1 Brassica rapa `みふね´

暖地なので10月に入ってから種を蒔きます。

今年は「小カブ`みふね´」を作ります。

寒さに強く、柔らかく葉も美味しい品種ということです。

写真は密に種を播き過ぎた状態です、発芽率が良いので

3㎝間隔ぐらいが理想です。

間引き菜も食べるので問題はありません。

防虫ネットを被せて、できるだけ無農薬で育てます。

家庭菜園は「食」の防災という意味でも重要です。

特に都市部や市街地では流通が止まると、すぐに食べ物が

無くなりますから。

「蕪(かぶ)」は中央アジアやヨーロッパが原産で

日本には中国を経由して8世紀までに渡来しています。

奈良時代か平安時代です。

春の七草の一つ「菘(すずな)」。

ビタミンCや葉にはβカロチンを豊富に含み、全草を刻んで

入れる七草粥は栄養豊富な健康食です。

アミラーゼも含むので米やお餅の消化に適しています。

 

2021年10月26日 (火)

チランジアに肥料は必要?

Pa241242_2_1 Tillandsia atroviridipetala

エアープランツの栽培農場では肥料が使われています。

根元付近の葉が藻類?の色で緑色になっている株が売られて

いるのを見た事があるはずです。

結論から言えば、春と秋の2回に規定の数倍以上に薄めた

液肥を霧吹きで与えるのが適切だと思います。

(液肥の散布に使用した霧吹きは内部やノズルに藻類が

発生する場合があるので、良く洗浄するか専用の物を

使うといいです。)

ただし、肥料が栄養分である以上チランジアの生育は良く

なりますが、他の雑菌や藻類の栄養にもなります。

新鮮な風が通らないような環境ならば、株にカビが生えたり

腐らせるリスクも負うことになります。

特に銀葉種とよばれる乾燥に強いチランジアには、ことさら

肥料を与え過ぎるのは逆効果です。

そういったチランジアは貧栄養環境下でも育つよう進化した

一群なので過度な施肥は不必要です(固形の肥料や堆肥など

はもってのほかです、一般家庭向きではありません)。

同じように着生するランはチランジアに比べはるかに代謝が

盛んなので肥料を必要とします。

2021年10月25日 (月)

Tillandsia sprengeliana 

Pa241244_4_1 Tillandsia sprengeliana

チランジア・スプレンゲリアナ

大きさは約6㎝。

大型になるタイプで、葉の表面のトリコームが普通の

T.スプレンゲリアナと比べ細かいです。

Pa251248_1_1 Tillandsia sprengeliana

同じぐらいの大きさの一般的なチランジア・スプレンゲリアナの

葉の表面のトリコームの様子です。

Pa241245_5_1 Tillandsia sprengeliana

小さかった子株も2㎝の大きさになりました。

T.カウツキーに比べ乾燥にも強く、着生させた状態で

簡単に育てられます。

2021年10月24日 (日)

ロッキーマウンテン ブリッスルコーンパイン 実生2年目。

Pa221241_1_1 Pinus aristata (Rocky mountain bristlecone pine)

ピナス・アリスタータ seedling 実生2年目

この種の方がP.ロンガエバよりも暑さに強く育てやすいようです。

樹高は低いですが枝が出ています。

2021年10月22日 (金)

五葉松 「瑞祥」

Pa221239_2_1 Pinus parviflora ‘Zuisyou’

五葉松「瑞祥」

接木苗でしたが自根が出ていたので、台木を切って挿し木を

したものです。

五葉松「瑞祥」は葉性・樹勢が共に良く、この品種だけを熱心に

育てている愛好家も多いです。

生育が良いので樹形が作りやすく、苗から100年かかる盆栽も

「瑞祥」だと数十年で造ることが出来ます。

Pa221240_3_1 Pinus parviflora `Zuisyou’

針金を掛けて曲げを作りました。

ポイントは幹を曲げるだけではなく、‘ねじり’を加えることです。

針金を掛けた後で幹を捩(ね)じるので、針金は緩く巻きます

(捩じるときに針金が絞まるので)。

 

2021年10月21日 (木)

吾妻五葉松 大巓性

Pa211235_1 Pinus parviflora

福島 吾妻五葉松 大巓性 の小品盆栽です。

樹高は13cm。

大巓性の松は葉が短く樹も小さくまとまります。

Pa211237_1 Pinus parviflora

根洗い仕立てです。

根洗いとは自然の風雨で地面が削られ根が露出した状態を

再現することです。

厳しい吾妻連峰の自然を表現しています。

鉢は「丹山」の作品です。

2021年10月20日 (水)

ゲンゲの苗 レンゲ 紫雲英

Pa201232_1_1 Astragalus sinicus seedlings

最近見かけなくなったレンゲの花を見たくて種を蒔きました。

去年は直播をしましたが害虫に食べられたのか1株も

育ちませんでした。

田んぼ一面のレンゲ畑は日本の原風景です。

蜜源にも緑肥にもなるレンゲは見直すべきです。

新米を早く流通させるため促成で苗を育て田植えをするので、

近年ではレンゲを育てる稲作農家が無いです。

田植えの前に菜種や紫雲英を育てると二酸化炭素を吸収し、

緑肥として鋤きこんだ後も分解がゆっくりなので環境にも

景観にも良いのではと思います。

法律で稲の前作を必須にしてもらいたいです。

2021年10月19日 (火)

ヒュウガトウキ の 発芽と双葉

Pa191225_1  sprout of Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキ(日向当帰,日本山人参(蔘))の双葉。

優れた薬効から「神の草」とよばれ、薩摩藩では門外不出の薬草

とされていました。

種子を採り蒔きしたら、芽が出てきました。

大きさは2㎝ほどです。

好光性種子と書いてありましたが、数ミリの覆土をしました。

暖地である大阪の平野部の当地では、種蒔きから15日で発芽しました。

本来は春に種蒔きするそうです。

Pa191227_1 seeds of Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキの種子が実る様子です。

種の大きさは長さが8㎜ほどで、秋に成熟します。

種子を採る目的が無い場合は、花茎を早めに切り落とします。

ヒュウガトウキは多年草で花が咲いても枯れませんが、開花させると

株が消耗し小さくなってしまいます。

Pa191226_1 leaf of Angelica tenuisecta var. furcijuga

日向当帰はセリ科の大型の多年草です。

強い日差しを避けた、排水性の良い場所に植えます。

利用法は葉を乾燥させ煎じて飲むか、乾燥させた葉を焙煎した

ものを煮出します。

根は医薬品に該当するので家庭用ハーブとしては使わないように

します。

薬効が強いので、服用する場合はお医者さんや薬剤師さんへ

相談したほうがいいです。

Pa301255_1_1 sprout of Angelica tenuisecta var. furcijuga

ヒュウガトウキの秋の播種から27日後、本葉が出てきました。

日向当帰の種子は、秋の採り蒔きでも良さそうです。

2021年10月18日 (月)

グロキシニアではなくシンニンギア

Pa181217_1 Sinningia Peridot's Darth Vader seedling

以前は「グロキシニア」と呼ばれていました。

美しい室内花ですが、最近は見かけません。

シンニンギア ‘ダースベーダー’の実生株の花です。

花径は7㎝。

Pa181219_1 Sinningia Darth Vader seedling

屋内の光でも育てられて、葉も花も綺麗なので見直してほしい

花です。

栽培も簡単で強光を避けた窓辺で育ち、春と秋に花を咲かせます。

 

シロバナムシヨケギク(除虫菊)の花

Pa181221_1 Tanacetum cinerariifolium

季節外れのジョチュウギクの花です(小輪で咲いてます)。

本来の花期は初夏。

この除虫菊は普通のハーブの苗ではなく(ハーブの苗として売られて

いるジョチュウギクには殺虫成分の少ないものがある)、れっきとした

生産地である広島県 因島(いんのしま)の除虫菊です。

ジョチュウギクにも品種があり、この苗は「しらゆき」に由来する

ものだと思います。

殺虫成分(ピレトリン)の多い本物のジョチュウギクです。

Pa181220_1 Tanacetum cinerariifolium

ジョチュウギクの蜜を吸う蝶。

殺虫成分は花に含まれますが、食べない限り昆虫にも無害です。

除虫菊は蚊取線香の原材料として有名です、昆虫に対しては

強い殺虫効果がありますが、人間や動物には殆ど無害で安全な

農薬を作ることができます。

2021年10月16日 (土)

ディクソニア

Pa161216_1 Dicksonia antarctica

今年の夏は例年ほど暑くなく、雨も多かったので生育は順調でした。

ディクソニア・アンタルクティカに特徴的な毛状鱗片がよく発達して

います。

毛状鱗片はオランウータンの体毛の様です。

ミノムシが害虫として、今年初めて発生しました。

ディクソニアは‘蓑(みの)’の材料が豊富です。

2021年10月14日 (木)

四つ葉のクローバーの育て方。

Pa141207_1 Trifolium repens

シロツメクサ(白詰草・クローバー)

タキイ種苗さんの「四つ葉のクローバーの種」を蒔いて得られた株です。

その中でも葉の形が良く丈夫なものを選別しました。

シロツメクサは冷涼な気候を好むので、暖地では夏に半日陰で管理します。

ハダニがよく発生するので雨の当たる所に置いて、水やりの時は

葉水をかけます。

公園や河川敷の雑草ですが、栽培すると株を維持するのが難しいです。

Pa141205_1 Trifolium repens

走茎が伸びてきたらカットして増やします。

上の写真はカップに水挿しをしている様子です。

このまま毎日水を替えて、発根するまで直射日光を避けた明るい場所

で管理します。

Pa141209_1 Trifolium repens

十分に発根したら肥料分のない用土で好きな鉢に植えます。

Pa161211_1 Trifolium repens

走茎の節から発根しています。

シロツメクサはダンゴムシ等の食害を受けますので、棚の上に置くか

薬剤で防除します。

Pa141208_1 Trifolium repens

6つ葉のクローバーを見つけました。

クローバーにはすべての葉が四つ葉になる品種もありますが、

四つ葉を探す楽しみがありません。

2021年10月13日 (水)

ディエラマの枯れ葉の手入れ。

Pa131201_1 Dierama pulcherrimum

ディエラマの株の手入れをしました。

葉を地上10㎝のところで剪定して、枯れた葉を取り除きました。

枯れた葉は簡単に引き抜くことができます。

ディエラマの手入れは秋に行うそうですが、個人的には他のアヤメ科の

植物のように花後に葉を切り枯葉を取り除くのが良いと思います。

ディエラマはネキリムシやコガネムシの幼虫に地下の根を食害されるので

葉を整理した後にオルトラン粒剤を撒きました。

同時に肥料も施しました。

2021年10月 9日 (土)

シクラメン・シリシウムの花

Pa091200_1 Cyclamen cilicium

シクラメン・シリシウム

花の長さは約2㎝。

秋咲きで花型が整っていて綺麗です。

親株の塊茎は雨に当てて腐らせてしまいましたが、実生苗が

花を咲かせました。

白い花も咲いています。

素焼鉢で山野草用の土で育てています。

雨に当てないほうが栽培は楽です。

塊茎(球根の様な部分)は大きくなると過湿で腐りやすくなります。

2021年10月 8日 (金)

コーヒーカップ鉢にベビーティアーズ

Pa081198_1 Soleirolia soleirolii

コーヒーカップ型の植木鉢にベビーティアーズ。

3.5号鉢(直径10.5㎝)に植えています。

2021年10月 7日 (木)

樹脂粘土で作るLEDきのこライト 橙色

Pa061187_1 LED Mushroom Lamp objet

樹脂粘土とLEDジュエリーライトで作ったランプです。

Pa061176_1

天然のなめこをモデルに作ってみました。

Pa061177_1

きのこの傘の部分にはぬめりでくっついた木屑も表現してみました。

Pa061182_1

これにも樹脂粘土で作った落ち葉を配しています。

 

黄金(こがね)色に輝く稲穂。

Pa071191_1 Oryza sativa subsp. japonica

プランター水田の稲が朝日に照らされて黄金色に輝いていました。

Pa071196_1 Tempo Koban

小判の形と茣蓙目(御座目,ござめ 横筋の刻み線)は、全体で

米俵を表現しています。

LED 樹脂粘土 きのこ ライト 白色

Pa061188_1 LED Mushroom Lamp objet

LEDジュエリーライト(クリスマスイルミネーション用)と

樹脂粘土(polymer clay)で作った照明です。

Pa061175_1

キノコ部分のアップです。

きのこの傘の部分は透明樹脂粘土で作っています。

Pa061181_1

落ち葉は樹脂粘土「モデナ」を油絵具で着色して整形しています。

Pa061173_1

全体像です。

ガラスドームのケースの木製の台座に下から穴をあけて

配線しています。

2021年10月 6日 (水)

LED きのこ ランプ ライト 赤色

Pa061189_1 Mushroom Lamp objet

樹脂粘土で作るLEDで光る‘きのこ’です。

Pa061170_1

キノコ部分のアップです。

開いた傘は閉じた傘よりも色を薄くしています。

Pa061168_1

落ち葉も樹脂粘土で作りました。

Pa061169_1

全体像です。

Pa061179_1

3種類作りました。

材料は透明樹脂粘土「すけるくん」と樹脂粘土「モデナ」

LEDジュエリーライト(ワイヤーライト),接着剤,油絵具です。

LEDの抵抗の計算・接続・ハンダ付けなど、面倒な作業は

必要ありません。

 

ヒュウガトウキの種子を採取する。

Pa031165_2_1 Angelica tenuisecta var. furcijuga seeds

米粒のような物がヒュウガトウキ(日向当帰・日本山人参)の種子です。

2株育てて同時に咲いたにも関わらず、花の多さに比べて種子の数が

少ないです。

Pa031166_3_1 Angelica tenuisecta var. furcijuga

花が咲き終えた地上部が枯れてきています。

長期間、花は沢山咲いたのに殆ど結実しませんでした。

種子は採り蒔きをして、ビニールポットで育ててみます。

Pa031167  Angelica tenuisecta var. furcijuga

結実した茎の根元から、新しいヒュウガトウキの芽が伸びてきています。

2021年10月 3日 (日)

お米が稔りました。

Pa031164_1_1 Oryza sativa subsp. japonica

稲の稔です。

使い古した園芸用土の再生のために、プランターで田んぼを作っています。

使い古しの用土も一度水田にすることで清潔な用土になります。

水田にする利点は4つで、

・好気性の病原菌が死滅する。

・センチュウを含め、用土の中の害虫が死滅する。

・不必要な肥料分などをイネが吸収してくれる。

・植物の根など、用土に残った植物のゴミが分解される。

稲を収穫した後の用土は冬の寒風に晒して乾かし、土の再生材を混ぜて

園芸用土として再利用します。

野菜などの連作障害の対策にもなると思います。

 庭にヒガンバナも咲いていて、この時期になると小さな田園風景が

出来上がります。

 

Tillandsia crocata 花

Pa011163_1_1 Tillandsia crocata

チランジア・クロカータに花が咲きました。

花径は約1.5㎝、花色は鮮やかな黄色です。

葉のトリコームが多くモフモフで、この個体は少し大型です。

日当たりが悪いと、写真の株のように花着きが悪いです。

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