ヒュウガトウキ の 発芽と双葉
sprout of Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキ(日向当帰,日本山人参(蔘))の双葉。
優れた薬効から「神の草」とよばれ、薩摩藩では門外不出の薬草
とされていました。
種子を採り蒔きしたら、芽が出てきました。
大きさは2㎝ほどです。
好光性種子と書いてありましたが、数ミリの覆土をしました。
暖地である大阪の平野部の当地では、種蒔きから15日で発芽しました。
本来は春に種蒔きするそうです。
seeds of Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの種子が実る様子です。
種の大きさは長さが8㎜ほどで、秋に成熟します。
種子を採る目的が無い場合は、花茎を早めに切り落とします。
ヒュウガトウキは多年草で花が咲いても枯れませんが、開花させると
株が消耗し小さくなってしまいます。
leaf of Angelica tenuisecta var. furcijuga
日向当帰はセリ科の大型の多年草です。
強い日差しを避けた、排水性の良い場所に植えます。
利用法は葉を乾燥させ煎じて飲むか、乾燥させた葉を焙煎した
ものを煮出します。
根は医薬品に該当するので家庭用ハーブとしては使わないように
します。
薬効が強いので、服用する場合はお医者さんや薬剤師さんへ
相談したほうがいいです。
sprout of Angelica tenuisecta var. furcijuga
ヒュウガトウキの秋の播種から27日後、本葉が出てきました。
日向当帰の種子は、秋の採り蒔きでも良さそうです。
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