細辛の葉っぱ。
細辛の多くは江戸細辛(カントウカンアオイ)の素心の品種です。
新しい葉が出揃い、今が一番の見頃です。
少し日当たりが強いのか葉柄の伸びがいまいちですが紹介します。
細辛`葵錦´です。
細辛は丈夫でコンパクトで鉢植えに出来、狭い日本の住宅事情にも
合った観葉植物です。
日陰にも強いので一時的ならば室内に飾ることもできます。
今年は立派な葉ができました。
細辛`三保の松´
葉の地模様と色が複雑に重なっています。
細辛の葉は当てる光の角度でキラキラと輝いて見えます。
細辛`昭和錦´
葉は、もっと暗く深い緑色になります。
`昭和錦´は葉が多く出やすく大株にすると美しいです。
細辛`昭和錦´も今年は大きな葉が開きました。
細辛`興亜の光´
`興亜の光´は出来が悪かったです。
もう少し葉が固まったら根の様子を見る必要があります。
細辛の葉の魅力は奥が深いです。
葉模様は表面的な魅力の一つにすぎません。
細辛は伝統園芸の中でもマイナーな分野で、入手も難しいですが
葉の綺麗さとコレクション性を兼ね備えているので育てていると
楽しいです。
育て方は根腐れに注意するぐらいで簡単です。
半日陰で生育するので日当たりの悪いところに栽培棚を作ると
簡単です。
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