無料ブログはココログ

« 2022年5月 | トップページ | 2022年7月 »

2022年6月

2022年6月30日 (木)

Tillandsia sprengeliana の子株

P6271781_1_1 Tillandsia sprengeliana

チランジア・スプレンゲリアナの葉の中に子株が

見えます。

子株は3個確認できました。

栽培が簡単なのと増えやすいので、最近の値崩れが激しいです。

以前はワシントン条約の追加議定書に列記されていました。

P6271783_2_1 Tillandsia sprengeliana

花が咲き終わったチランジア・スプレンゲリアナ。

花の苞葉の赤い色素が抜けています。

お手製のチランジアハンガーには、この様に着生しています。

着生の最初はボンドで固定しますが、その後は自根でくっ付きます。

P4111541_2_1 Tillandsia sprengeliana

開花直前の苞葉の色。

ネジバナの花

P6191770_1_1 Spiranthes sinensis

ネジバナは身近に自生する、とても美しい蘭です。

螺旋状に咲き上がる姿が面白いです。

P6191771_2_1 Spiranthes sinensis

開花すると一つ横の蕾を押すので螺旋状になるそうですが、

らせん状にならずに一直線で咲く個体もあります。

2022年6月29日 (水)

縞稲 イネの斑入り

P6221777_6_1 Oryza sativa subsp. japonica leaf

イネの葉に斑が入っているものを見つけました。

「縞稲」というもので非常に低い確率で出現し、気温との関係が

あるそうです。

P6221778_7_1 Oryza sativa subsp. japonica leaf

葉鞘の部分の斑です。

稲の病気だと、このような綺麗な斑入りにはなりません。

種を採取して斑が遺伝するのか実験をしてみます。

 

2022年6月22日 (水)

ミニトマト`パトリシア´

P6221774_4_1  Solanum lycopersicum `パトリシア´

ミニトマト`パトリシア´の実です。

初めてトマトを種子から育てました。

3月13日に室内の出窓で種蒔きをしたものです。

P5201677_5_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

ミニトマト`パトリシア´の花

開花したら花を軽く弾いてあげると受粉しやすいそうです。

P5311706_1_1   Solanum lycopersicum `パトリシア´

実が大きくなってきました。

P5201678_6_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

星型の花が綺麗です。

触れると全草からトマト特有の青臭い香りがします。

P5221685_6_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

トマトの旺盛な成長に元気をもらっています。

P6261780_1_1   Solanum lycopersicum `パトリシア´

味は、とっても美味しいです。

 トマト`パトリシア´の種子はタイ王国で生産されていました。

日本の食料自給率は40%ほどあるそうですが、種子の輸入が

ストップすれば飢饉になるそうです。

現在、日本で栽培される栽培品種の殆どがF1品種で自家採取が

できません。

種子を外国産に頼るのは、食料の安全保障上の大問題です。

P6281785_3_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

皮を湯剥きして冷やして食べると最高に美味しいです。

P6301786_1_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

ミニトマト`パトリシア´の栽培の様子。

プランターで育てています。

プランター栽培のほうが地植えよりも水管理が簡単です。

P6301787_2_1 Solanum lycopersicum `パトリシア´

 

 

2022年6月18日 (土)

那須五葉松の盆栽

P6181767_1_1 Pinus parviflora 那須五葉松

那須五葉松の盆栽 樹高は26㎝。

文人風盆栽に近づいてきました。

盆栽とは時間をかけてゆっくりと造っていくものです。

自然と時間そして人間の合作なのです。

最近では太い枝や幹の切り痕が残るようなインスタントな

盆栽ばかりです。

P6181768_2_1 Pinus parviflora 那須五葉松

今年の新芽が全て上を向いています。

この盆栽も短葉性の那須五葉松の素材を買って、下枝を

剪定で落とした準インスタント盆栽ですが、何年もかけて

ゆっくりと仕上げるつもりです。

趣味の盆栽なんて結局は「過程」なのです。

P6181769_3_1 Pinus parviflora 那須五葉松

根元付近。

根洗い(年月が風雨で土や砂を流したような感じ)にしてあります。

幹にも古色が少しついてきました。

2022年6月17日 (金)

オオシオカラトンボ の雌

P6171765_2_1 Orthetrum melania female

オオシオカラトンボ のメスです。

オスは灰青色をしています。

ビオトープを作っていると庭にトンボが来てくれます。

2022年6月16日 (木)

素心シイノミカンアオイ の花。

P6151751_1_1 Asarum savatieri var. furusei

写真は素心(色素の抜けた個体)シイノミカンアオイです。

1㎝位の小さな花を咲かせます。

花が椎(しい)の実(スダジイかマテバジイのドングリ)に

似ているのが名前の由来です。

普通種は花の萼片が茶色なので、花が開く前はドングリに

そっくりです。

2022年6月15日 (水)

Tillandsia ionantha `Monstrose´

P6131743_2_1 Tillandsia ionantha `Monstrose´

チランジア・イオナンタ`モンストローズ´

株幅は約8㎝。

基本種と同じく丈夫です。

P6131749_7_1  Tillandsia hanger

チランジア ハンガー

ラン用の支柱とコルク栓で作っています。

螺旋部分は株の成長に合わせて緩めることが出来、チランジア

はコルク栓に根を着生させることが出来ます。

P6131750_8_1 Tillandsia hanger

2022年6月14日 (火)

Dendrobium aphyllum `Madam Royal’

P6131746_4_1  Dendrobium aphyllum `Madam Royal´

成長期は春から秋で、晩秋からの休眠期は葉を落とし休眠

します。

休眠期明けに葉のないバルブに花を咲かせます。

冬の間は室内で吊り下げたまま、何も世話をせずに冬越し

させています。

P6131747_5_1 Dendrobium aphyllum ‘Madam Royal’

以前はDendrobium pierardiiと呼ばれていた蘭です。

 

2022年6月13日 (月)

Tillandsia capillaris flower

P6121738_9_1 Tillandsia capillaris flower

チランジア・カピラリスの花。

花はとても小さく2㎜ほどです。

写真は開花し始めで、もう少し平開します。

P6121730_2_1 Tillandsia capillaris 

この株は自生地由来の個体です。

P6131741_1_1 Tillandsia capillaris flower

チランジア・カピラリスは一年に一度花を咲かせます。

開花期の花芽の成長は早く、普段変化が殆ど無いエアープランツが

生長していることを実感できます。

2022年6月12日 (日)

Tillandsia ionantha の花

P6121734_5_1 Tillandsia ionantha 

チランジア・イオナンタが次々と花を咲かせています。

チランジアの花の季節なのでしょうか。

↑この個体は一年中葉が赤い種類ですが、花時には一層

鮮やかに色付きます。

P6121731_3_1 Tillandsia ionantha 

↑の株は多くのイオナンタから選抜したもので、葉の表面の

トリコームが豊富で開花時期の葉の赤色が綺麗な物です。

少し小型です。

ミヤマスカシユリ の 花

P6121736_7_1 Lilium maculatum var. bukosanense

秩父の武甲山で有名なミヤマスカシユリが咲きました。

花径は約15㎝。

武甲山は、元々遥か南洋に在ったサンゴ礁でプレートにより

日本に運ばれてきました。

日本に建つコンクリート製の建物の多くが武甲山の石灰岩を

原料としています。

P6121735_6_1 Lilium maculatum var. bukosanense

このミヤマスカシユリの特徴は、茎が垂れ下がることです。

自生地では懸崖に沿うように下垂して花を咲かせます。

P6121737_8_1 Lilium maculatum var. bukosanense

とても美しい花を咲かせますが、栽培は簡単です。

深い鉢に山野草用の用土で植え、半日陰で管理します。

特に石灰分は与えていませんが問題なく成長しています。

P6131745_3_1 Lilium maculatum var. bukosanense

通常は一輪ずつ咲きますが、先の花が枯れない内に次の花が

咲き始めました。

 

2022年6月10日 (金)

Encephalartos horridus 葉の成長。

P6071717_1_1 Encephalartos horridus

中心部の2本が今年の新しい葉です。

新しい葉が出るときに日照不足だと徒長した葉(小葉と小葉の間が

伸びた葉)になります。

日光には十分充てるようにします。

葉は自然に枯れるまで切り取らないので、写真のように葉の数が

多くなります。

そうした方が地上茎の太りが早くなりますし、地上茎の表面を

覆う鱗片が枯れるのを防げます。

P6081726_7_1 Encephalartos horridus

新しい葉の根元付近。

細かい毛で覆われています。

葉の付く鱗片と、葉のない鱗片があることがわかります。

新しい葉の成長が急速なのは、柔らかい状態の葉を食べられない

様にするためだと思います。

オニソテツ属も全てが恐竜が絶滅した後に進化したものですが、

その遺伝子の記憶の中には草食恐竜への対抗策が組み込まれています。

P6131748_6_1  Encephalartos horridus leaf

エンセファラルトス・ホリダスの葉の棘も、葉が小さい内は

柔らかいです。

2022年6月 8日 (水)

Tillandsia mollis の花。

P6081722_3_1 Tillandsia mollis flower

チランジア・モリスの花。

大きさは4㎜ほど。

P6081723_4_1 Tillandsia mollis 

茎が長く伸びるタイプのチランジア・モリスです。

花着きは悪く、全長20㎝の株でも2個ほどです。

茎の途中からも発根します。

2022年6月 6日 (月)

紫陽花(あじさい)`おたくさ´

P6061716_1_1 Hydrangea macrophylla var. macrophylla `おたくさ´

アジサイ`おたくさ´

`おたくさ´という品種名で売られているアジサイです。

江戸時代にシーボルトが持ち出し、現代にフランスで再発見

されて里帰りした品種です。

花色は植える土壌によって異なりますので参考までに見てください。

近年では品種改良し過ぎて、紫陽花らしさが失われています。

アジサイは植える場所が難しく、日光が当たり過ぎる場所では

水切れして萎(しお)れやすいですし、日陰過ぎると花着きが

悪いです。

西日が当たる場所は栽培不適地です。

沙羅雙樹の花の色

P6051713_2_1 Stewartia pseudo-camellia

ナツツバキの花。

仏教で云う沙羅双樹(サーラ樹)は全くの別種で対になって2本生えて

いたそうです。

ブッダの入滅の際、一度枯れてから白い花(枯れる前は黄色の花)を

咲かせたそうです。

P6051714_3_1 Stewartia pseudo-camellia

白い花が咲いたという伝承だけで、このナツツバキが日本に生えない

熱帯の木の代用とされたそうです。

幹の見た目が似ているという説もあります。

P6051712_1_1 Stewartia pseudo-camellia

ナツツバキの花は一日花で、散って落ちた花を観賞する

という変わった楽しみ方をされます。

P6071718_2_1 Stewartia pseudo-camellia dropped blossom

花径は6~7㎝で、水が足りないと小輪で咲くので

開花時期に日照りが続くと、庭植でも水やりをしないと

綺麗な花を観賞することが出来ません。

2022年6月 4日 (土)

ダドレア ブリトニー×パキフィツム交配

P5311707_2_1 Dudleya brittonii × Dudleya pachyphytum

ダドレア`仙女盃´と`パキフィツム´のハイブリッドです。

葉が肉厚です。

乾燥にも仙女盃に比べ格段に強いです。

夏の強制休眠も、ほぼノーダメージで乗り切ります。

P5311708_3_1 Dudleya brittonii × Dudleya pachyphytum

株の大きさはロゼット径が約11㎝。

それほど大きくはならないようです。

2022年6月 3日 (金)

Encephalartos horridus の新芽。

P5281696_1_1 Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダスに新芽が出てきました。

去年は葉が出ませんでした。

種小名のhorridaはラテン語で「棘だらけの」という意味です。

P5281697_2_1 Encephalartos horridus

今年は葉が2枚展開するようです。

P5311709_4_1  Encephalartos horridus

上の写真から二日目の様子。

新しい葉は急速に成長します。

P5311710_5_1 Encephalartos horridus

水遣りの回数は少な目が基本です。

鉢の用土が中心部まで乾いても枯れることはありません。

鉢土が乾いたら、たっぷりと水をあげます。

水遣りの時は、水が葉や地上茎にかからない様にします。

 

« 2022年5月 | トップページ | 2022年7月 »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック