Encephalartos horridus 葉の成長。
中心部の2本が今年の新しい葉です。
新しい葉が出るときに日照不足だと徒長した葉(小葉と小葉の間が
伸びた葉)になります。
日光には十分充てるようにします。
葉は自然に枯れるまで切り取らないので、写真のように葉の数が
多くなります。
そうした方が地上茎の太りが早くなりますし、地上茎の表面を
覆う鱗片が枯れるのを防げます。
新しい葉の根元付近。
細かい毛で覆われています。
葉の付く鱗片と、葉のない鱗片があることがわかります。
新しい葉の成長が急速なのは、柔らかい状態の葉を食べられない
様にするためだと思います。
オニソテツ属も全てが恐竜が絶滅した後に進化したものですが、
その遺伝子の記憶の中には草食恐竜への対抗策が組み込まれています。
エンセファラルトス・ホリダスの葉の棘も、葉が小さい内は
柔らかいです。
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