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2022年7月17日 (日)

エンセファラルトスの葉を切る弊害③

P7141821_7_1 Encephalartos horridus dead dry leaf

エンセファラルトス・ホリダスの枯れ葉。

観察によるとエンセファラルトス・ホリダスの葉は

7年間は現役で光合成できます。

P7141822_8_1 Encephalartos horridus stem

エンセファラルトス・ホリダスの地上茎。

写真の幹の表情が本来のホリダスの鱗片です。

毎年、健康な葉を切ってしまうと葉の基部の鱗片部分が

枯れて幹がミイラの様な外観になってしまいます。

P7141824_9_1 Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダスはトゲトゲの葉が

幹を覆うように生えます。

P7141819_5_1 Encephalartos princeps dead dry leaf

エンセファラルトス・プリンセプスの枯れ葉。

E.プリンセプスの葉も7年間ぐらい光合成します。

葉は、決して毎年生えかわるものではありません。

写真のエンセファラルトス・プリンセプスは2年連続で

新しい葉を出していません。

P7141820_6_1 Encephalartos princeps dead dry leaf

これ位枯れて乾燥したら葉柄の根元から切ります。

枯れ葉を放置すると株元の風通しが悪くなり、カイガラムシ

等がつきやすくなります。

P7141818_4_1 Encephalartos princeps trunk

エンセファラルトス・プリンセプスの幹。

葉を切らないと幹の太りが早くなります。

写真の株も幹の直径が10㎝オーバーです。

下の方の葉が買った当時の物なので、どれだけ成長したのかわかります。

P7141825_10_1 Encephalartos dead dry leaf

左がプリンセプスの枯葉,右がホリダスの枯葉。

両方共、ドワーフタイプ(矮性株)として入手した当時の

葉なので長さは20㎝程です。

現在に生えている葉は両種ともに買った時よりも大型化しています。

 毎年葉を切るとエンセファラルトス(オニソテツ属)は弱ります。

樹勢が弱ると短い葉を出すようになります(盆栽と原理は同じです)。

葉を切り無くすことで強制的に葉を出さすことはできます。

 

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