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2022年10月

2022年10月17日 (月)

四つ葉のクローバーの発芽。

Pa141936_2_1 Trifolium repens

シロツメクサ(四つ葉のクローバー)の発芽。

白い物はオルトラン粒剤(殺虫剤)です、これを撒かないと

ダンゴムシに芽が食べられてしまいます。

マメ科の植物なので、発芽の様子も豆と似ています。

大きさは3㎜ぐらい。

性懲りもなく、また`四つ葉のクローバー´の栽培に

挑戦します。

Pa141937_3_1 Trifolium repens

実は、育てていたものは夏越しに失敗して枯らしました。

鉢植えだと無理なのかもと思ったりしています。

シロツメクサは自身の根から出す化学物質(アレロパシー作用・

他感作用)で自家中毒を起こし枯れることがあります。

また、マメ科なので根の共生菌による窒素固定作用があり

肥料過多になり枯れる場合があります。

Pa151939_1_1  Trifolium repens

シロツメクサは冷涼な地域が原産なので、暑いのが苦手です。

なぜ公園や河川敷で雑草化しているのかが謎ですが。

一口にシロツメクサといっても、いくつかの系統があるそうです。

きっと暑さに強い種類なのだと思います。

今回は、タキイ種苗さんから四つ葉のクローバーの種子が

販売されていなかったので、別の写真の栽培キットを買って

みました(ニュージーランドのシロツメクサだそうです)。

さっそくアドリブを利かせて付属の鉢を使わずに、直径15㎝

ぐらいの平鉢に種を蒔きました。

付属の鉢は種子の数に比べて小さいので、全て播くと密生して

しまいそうです。

ある程度間隔をあけて種を蒔き、後で個体選別しやすいようにしました。

通常の種蒔きの時期は春と秋です。

2022年10月16日 (日)

五葉松のお手入れ。

Pa161940_2_1 Pinus parviflora

秋になると五葉松が前年の葉を落とします。

お正月を迎える頃には、今年に出た綺麗な新しい葉だけに

なります。

黒松や赤松では自然にはこうにはならず、緑色の前年の葉を

むしり取る`もみあげ´などの手入れが必要です(庭木の場合は

植木屋さんに頼む)。

Pa161941_3_1 Pinus parviflora

五葉松の場合は自然と葉が枯れるので、手で取り除きます。

多少、松脂で指が黒くなりますが。

庭木の場合は下にビニールシートを敷いて枯葉を払い落とします。

葉が落ちた後では拾うのが大変なので、葉が落ちる前に

作業します。

Pa161942_4_1 Pinus parviflora

上の写真はお手入れ後。綺麗になりました。

この時に針金が食い込んでいないかも同時にチェックします。

2022年10月15日 (土)

ゲンノショウコの咲く小径

Pa141938_4_1 Geranium thunbergii

赤花ゲンノショウコ(みこしぐさ)

多年草。

「みこしぐさ」の別名は蒴果が種を弾き飛ばした後の

形状をお神輿の屋根に見立てたもの。

下痢など胃腸に効く薬草で、漢字では「現の証拠」と

表記され薬効の確実さを表しています。

Pa141934_1_1 Geranium thunbergii

花は秋咲きで、花径は1~1.5㎝。

花色は白色もあります。

日当たりが良く、あまり乾燥しない所が栽培適地です。

Pb171984_1_1  Geranium thunbergii

ゲンノショウコの蒴果が弾けて種子を飛ばした後の様子。

くるっと丸まった部分を、お神輿の屋根に見立てました。

2022年10月 8日 (土)

シュロチク`白青殿´は難しい。

Pa081925_2_1 Rhapis humilis `白青殿´

「斑」のみになったシュロチクの葉です。

葉緑素が無いので枯れてきます。

派手斑の棕櫚竹`白青殿´は、この様な葉が出てくることが

あります。

Pa081926_3_1 Rhapis humilis `白青殿´

この様に腐るように葉先から枯れてくるので美観を損ねます。

葉緑素の無い葉を保つことはできません。

斑の部分が多い棕櫚竹‘白青殿’も葉先から枯れてくる事が

多く、綺麗に育てるのは至難の業です。

Pa081928_4_1 Rhapis humilis `白青殿´

一方、こちらの株は地味斑の棕櫚竹‘白青殿’です。

よ~く見ないと斑が入っているのかどうか分からないですが、

斑を発見した時の喜び?みたいのがあります。

地味過ぎて「斑」の入っていない葉も多いですが、

葉先の枯れは見当たりません。

もう少し斑が入ってほしい株ですが、とても育てやすいです。

Pa081929_5_1 Rhapis humilis `白青殿´

葉緑素のある部分と斑の部分が同居していると、葉が

枯れにくいです。

斑の筋が細かく分かれて入る(櫛目斑,刷毛目斑)だと

なお理想的です。

Pa081930_6_1 Rhapis humilis `白青殿´

棕櫚竹‘白青殿’は地味な斑入りの方が絶対に育てやすいです。

2022年10月 7日 (金)

ラベンダーの夏越しが成功しました。

Pa051917_1_1 Lavandula angustifolia `濃紫早咲3号´

ラベンダー(Lavender)濃紫早咲き3号です。

大阪の平野部で何年も鉢植えで栽培しています。

今年は春の花後の剪定と同時に、一回り大きな鉢に植替え

をしました。

植替えの際に根もある程度切れましたが、逆に生育が

良くなりました。

<暖地での夏越しのポイント6つ>

・雨に当てない(←これ重要)。

・西日を避ける。

・素焼鉢やテラコッタのような乾きやすい鉢を使う。

・用土に腐植質を混ぜない。

・水遣りをし過ぎない。

・強剪定をしない。

2022年10月 6日 (木)

多肉植物を挿し木でリフレッシュ。

ほったらかしの多肉植物の手入れをしました。

Pa061918_2_1 Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’

クラッスラ`ファンタジー´を挿し木しました。

切って乾燥した用土に挿すだけです。

放置しておくと葉が枯れ上がってくるので、何年かに一度は

挿し木し直します。

暖地では秋の挿し木でも簡単です。

このまま切り口が乾燥するまで水はあげません。

Pa061919_3_1 Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’

上の写真は去年の秋に挿し木をしたクラッスラ`ファンタジー´。

Pa061923_6_1 Echeveria `ラウリンゼ´

エケベリア`ラウリンゼ´も枯葉を取り除き茎をカットして、

乾燥している用土に挿しました。

1ヶ月ほど、半日陰で乾燥させたまま管理します。

気温が低くなると発根しづらくなるので、暖地では10月

あたりがおすすめです。

Pa061921_4_1 Echeveria laui

長い間、世話もしなかったエケベリア・ラウイも

挿し木し直しです。

どうしても多肉植物は管理が後回しになってしまいます。

Pa061922_5_1 Echeveria laui

エケベリア・ラウイもラウリンゼ同様に挿します。

茎の方も捨てずに育てます。

茎の育て方のポイントは水を遣らない事です。

上手くいけば子株の芽が出てきます。

2022年10月 2日 (日)

チランジア・ペナスコエンシスの葉焼けの原因。

Pa021915_3_1 Tillandsia penascoensis

チランジア・ペナスコエンシスの葉焼けの様子。

生長点付近の葉がよく焼けています。

原因は今年の遮光ネットの張り替えでした。

遮光率が若干低くなり葉焼けしたようです。

枯れずに脇芽が出てきてくれればいいのですが。

Pa021914_2_1 Tillandsia crocata

葉焼けの原因が解ったのは、このチランジア・クロカータの

花着きの良さのお陰です。

例年花着きが悪い(光量の不足が原因)T.クロカータが

今年は沢山咲いたのは、遮光率が下がって光合成をよく

出来たからだと思います。

P9291913_1_1 Tillandsia crocata flower

今年の園芸は上手くいきませんでした。

栽培の失敗で枯らした物も多いです。

ヒガンバナを鉢植えで育てると・・・

Pa021916_4_1 Lycoris radiata ‘黒赤ヒガンバナ’

鉢植えの彼岸花も咲きました。

彼岸花を鉢植えで育てると、分球などで増えるため

鉢内のスペースが無くなり鉢土の圧力が高まり成長が

悪くなります。

小さな鉢だと1年間育てただけでも、鉢から引き抜けない位

膨張しています。

当然、球根がぎゅうぎゅう詰めになって開花しなくなります。

鉢植えで育てるなば、大きめで円筒形の鉢よりも上の直径が

大きくなるような逆円錐形の植木鉢がおすすめです。

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