シュロチク`白青殿´は難しい。
「斑」のみになったシュロチクの葉です。
葉緑素が無いので枯れてきます。
派手斑の棕櫚竹`白青殿´は、この様な葉が出てくることが
あります。
この様に腐るように葉先から枯れてくるので美観を損ねます。
葉緑素の無い葉を保つことはできません。
斑の部分が多い棕櫚竹‘白青殿’も葉先から枯れてくる事が
多く、綺麗に育てるのは至難の業です。
Rhapis humilis `白青殿´
一方、こちらの株は地味斑の棕櫚竹‘白青殿’です。
よ~く見ないと斑が入っているのかどうか分からないですが、
斑を発見した時の喜び?みたいのがあります。
地味過ぎて「斑」の入っていない葉も多いですが、
葉先の枯れは見当たりません。
もう少し斑が入ってほしい株ですが、とても育てやすいです。
葉緑素のある部分と斑の部分が同居していると、葉が
枯れにくいです。
斑の筋が細かく分かれて入る(櫛目斑,刷毛目斑)だと
なお理想的です。
棕櫚竹‘白青殿’は地味な斑入りの方が絶対に育てやすいです。
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