無料ブログはココログ

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2022年11月

2022年11月30日 (水)

醸造用ぶどう`アルモノワール´の紅葉。

Pb191990_1_1 Vitis ‘Harmo noir’

醸造用ぶどう`アルモノワール´(旧名:クリスタルノワール)

の紅葉。

葉がワインレッドに色づいています。

2022年11月28日 (月)

ミツバツツジの紅葉。

Pb272012_1_1 Rhododendron dilatatum 

ミツバツツジの紅葉です。

紅葉の色付きや鮮やかさには個体差があります、綺麗に

紅葉しないミツバツツジもあります。

Pb272013_2_1 Rhododendron dilatatum 

ミツバツツジの弾けた蒴果。

この蒴果の中に茶色の細かい種子が入っています。

Pb282016_1_1 Rhododendron dilatatum seeds

乾燥した蒴果と種子。

種子の大きさは約1㎜です。

植木鉢に播いておけば発芽します(乾燥しないように管理)。

Pb272014_3_1 Rhododendron dilatatum seedling

近くの鉢植えの中に、種子から育ったミツバツツジの苗が

沢山育っています。

発芽から5~6年で開花するようになります。

ミツバツツジの根は横に長く浅くはります。

乾燥に弱いですが、水はけが悪い場所では枯れてしまいます。

夏は半日陰で西日が当たらない所に植えます。

 

2022年11月27日 (日)

自然に生えてきたマツバラン。

Pb171989_5_1 Psilotum nudum

梅の木の鉢植えの中に胞子から生えた松葉蘭です。

草姿が綺麗だったので掘り起こして鉢に植え替えました。

マツバランは清潔な用土を好みます。

庭土には決して生えず、鉢植えの中から生えてきます。

2022年11月26日 (土)

Tillandsia festucoides

Pb171988_4_1 Tillandsia festucoides

チランジア・フェスツコイデスの沢山の実生苗を

ボール状に仕立てたものです。

全体の大きさは幅14㎝。

2022年11月25日 (金)

Tillandsia spiralipetala

Pb171986_3_1 Tillandsia spiralipetala

チランジア・スピラリペタラ

T.イオナンタより水を欲しがります。

大きさは1株で3㎝。

トリコームが美しいです。

2022年11月24日 (木)

Isochilus linearis var. compactum

Pb242005_1_1 Isochilus linearis var. compactum

イソチラス・リネアリス コンパクタムの花です。

茎の頂点に普通、複数の花を咲かせますが、基本種と異なり

花数が少なく2~3輪です。

Pb242008_3_1 Isochilus linearis var. compactum

花の大きさは子房の部分も含めても1㎝ぐらいです。

草丈も10㎝ほどです。

Pb191996_1_1 Isochilus linearis var. compactum

蕾の段階の様子。

Pb242007_2_1 Isochilus linearis var. compactum

花を前から見た様子。

Pb242009_4_1 Isochilus linearis var. compactum

全体像。

洋蘭用のバークで植えています。

鉢は素焼鉢ではなく焼締め鉢です。

成長期は水を好みます。

Pb242011_1_1 root of Isochilus linearis var. compactum

バルブは細いですが根が直径3~4㎜と太く、水を溜める

役目を果たしていると思われます。

2022年11月23日 (水)

もみじ `一行寺´

Pb232002_2_1 Acer palmatum `一行寺´

カエデ`一行寺´が紅葉しました。

雨に濡れて鮮やかになっています。

Pb232004_3_1 Acer palmatum `一行寺´

日光があまり当たらない部分は色付きが浅いです。

秋も終わりに近いです。

鉢植えで栽培。

植替えや剪定は年内に終わらせます。

楓(かえで)は目覚めが早く、年が明けてからだと

樹液流動期に入るので剪定や根切りが出来なくなります。

Pb242010_5_1 Acer palmatum `一行寺´

2022年11月22日 (火)

園芸

園芸とは自分の近くに必要な薬草や食料になる植物を

植えた事に始まります。

縄文人は集落の周囲に栗の木を植えました。

薬草園からキッチンガーデン(ポタジェ)と発展を

遂げて園芸(ガーデニング)へと繋がります。

珍しい植物を集めて育てられるのは、昔は国王や貴族

だけの特権でした。

それが今では一般市民でも王侯貴族並みの園芸を楽しめる

時代です。

産業革命や工業化のお陰なのですが(それでは江戸時代の

日本の園芸の隆盛に説明がつきませんが)、生産性の向上が

富を分配することで可能となりました。

奴隷の代わりに機械やコンピュータ、今ではAIを働かせる

ことで王侯貴族並みの園芸が出来る社会となっています。

何も土地が無ければ園芸が出来ないわけではありません。

近年では珍しい植物は庭には植えられない事が多いからです。

少しでもスペースがあり園芸を始めたら、あなたも王族や

貴族の仲間入りです。

Pb171985_2_1 Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダス

現在では価格が、この株を買った時よりも5~10倍に

なっています。

今では手が出せません。

お金持ち専用です。

世界中の富豪が買っているので価格が高くなっている様です。

国内では株分けで増やしている人はいますが実生繁殖は

まだなので、早く開花させて雄株か雌株か見極めたいです。

2022年11月20日 (日)

イチジクの黄葉。

Pb161980_1_1 Ficus carica `Mary Lane seedless´

イチジクの葉も秋に色付いてきました。

品種はイチジク`メアリーレーン´。

イチジクの葉の形はとても美しく、果実も美味しいので

庭木におすすめです。

ただし、根が広く長く張るので鉢植えでは難しく、地植え

が望ましいです。

2022年11月19日 (土)

高麗人参のその後。(閲覧注意、ネキリムシの幼虫の写真あり)

Pb191991_2_1 Pinus yunnanensis dead seedling

高麗人参の栽培のその後。

一緒に植えていた雲南松が枯れました。

松は高麗人参のコンパニオンプランツです。

雑草のハタケニラは元気ですね。

Pb191992_3_1 Pinus yunnanensis dead seedling

引き抜いた雲南松の根の様子。

引き抜いてみると簡単に抜けました。

根が殆どありません。

Pb191993_4_1 Pinus yunnanensis 

別の鉢の雲南松。

Pb191995_6_1

犯人は、たぶんこのコガネムシの幼虫(ネキリムシ)です。

薬草の栽培なので農薬が使えなかったので駆除できません

でした。

秋の初めぐらいには松の異変に気が付きましたが、しっかりと

探せていませんでした。

今回は鉢土を全部ひっくり返して見つけました。

Pb191994_5_1 root of Panax ginseng

本題の高麗人参ですが、こちらも5㎝程を残して食害されて

いました。

コガネムシの幼虫は芝生を植えていると、よく発生します。

2022年11月17日 (木)

今年のリンゴの鉢栽培は失敗。

Pb161981_2_1 Malus pumila `あおもり乙女´

赤く色付くリンゴ`あおもり乙女´の実。

とにかく果実が大きくなりませんでした。

失敗の原因は根詰まりを心配して、夏に鉢増しをした

事でした。

春に枝が伸びなかったので、一回り大きな鉢に植え替え

をしたのですが、植え替えた事で成長が盛んになり

枝が伸びる方へ栄養が盗られ、実の方へ栄養が回りません

でした。

Pb161982_3_1 Malus pumila `あおもり乙女´

今年は受粉樹との交配も上手くいき、実も沢山なったのですが

その殆どが大きくならずに秋の初めごろに落果しました。

鉢植えリンゴの夏の鉢増しは失敗します。

植替えは必ず落葉期間中に行います。

2022年11月16日 (水)

Tillandsia atroviridipetala

Pb141976_1_1  Tillandsia atroviridipetala

チランジア・アトロビリディペタラ

大きさは株幅が9.5㎝。

夏の暑さと蒸れが苦手なので、遮光と風通しの良さが

栽培条件です。

遮光は必須ですが、光量が不足すると枯れやすいです。

Pb141977_2_1 Tillandsia atroviridipetala

チランジア・アトロビリディペタラ

開花後に育った子株で、現在の株の直径は7㎝。

2022年11月15日 (火)

Tillandsia ionantha `Monstrose´

Pb121969_1_1 Tillandsia ionantha `Monstrose´

チランジア・イオナンタ `モンストローズ´

少し大きくなったので、ワイヤーの枠を緩めました。

チランジア・イオナンタと同じく育てやすいです。

Pb121970_2_1 Tillandsia ionantha `Monstrose´

子株も出てきました。

ヤフオク等で売られているものは、これを外したもの

ですね。

チランジア・イオナンタ`モンストローズ´は生長点が

綴化したものなので、どの様な増え方をするのか謎で

したが、意外と普通でした。

2022年11月14日 (月)

ウェルウィッチア・ミラビリス (奇想天外)

Pb071957_4_1 Welwitschia mirabilis

ウェルウィッチア・ミラビリス(奇想天外)です。

直径12㎝のスリット鉢に植えています。

腰水にはしていません、毎日水をあげています

(表土が乾いたら灌水)。

腰水栽培すると受け皿の水の中に根が伸びてしまいますが、

スリット鉢で育てると空気や光に当たり根が止まるので

その様なことがありません。

奇想天外はスリット鉢を使えば、長い深鉢を

使わなくても栽培できます。

Pb111968_2_1 Welwitschia mirabilis

まだ小さいですが、地上茎のコルク層にひび割れが出来ていて

貫禄があります。

肥料をあげると大きくなり過ぎるので、あまり与えずに

じっくりと育てます。

肥料への感応性が高いので、早く大きく育てたい人は

液肥がおすすめ。

2022年11月13日 (日)

ほったらかしのセネシオ。

Pb131974_3_1 Senecio kleiniiformis

マサイの鏃(矢尻)

南アフリカ原産の原種だそうです。

多肉植物は過酷な環境に耐える為、‘ほったらかし’にされます。

出窓の何年もの‘ほったからし’の多肉植物を、ようやく植え替え

ました。

根が鉢にこびりついて引き抜くのが大変でした(根はヘラで

剥がしました)。

Pb131975_4_1 Senecio repens 

セネシオ `万宝´

ケープ地方原産。

分枝した枝からも発根していました。

両種とも高温多湿が苦手です。

2022年11月12日 (土)

Aloe namibensis の実生苗

Pb101962_3_1 Aloe namibensis seedlings

アロエ・ナミベンシス (アロエ・ナミブエンシス)

2021年の春の実生苗で今年で2年目です。

手前の株の一番長い葉の長さが5.5㎝。

輸入種子からの苗ですが、種の同定が難しいです。

Pb101964_5_1

↑の写真は数十年前の山城愛仙園さんのカタログに載っていた

sp.ナミブエンシスの写真です。

幅が15㎝になると、写真のようになるのでしょうか。

Pb101965_6_1 Aloe namibensis seedlings

アロエ・ナミベンシスの実生苗を上から見た様子。

アロエ・ナミベンシスの幼苗には斑点があります。

また、強光に晒さなければ葉色は綺麗なブルーグリーン

です。

もう少し育てて様子を見たいと思います。

2022年11月11日 (金)

小カブ 二刀(にとう) 家庭菜園の必要。

Pb101960_1_1 Brassica rapa `二刀´

10月8日に播種した小カブ`二刀´。

草丈は1ヶ月で10㎝程になりました。

蕪(カブ)は毎年栽培していて、七草粥に使っています。

採れたては美味しいですし、栽培も簡単です。

Pb101961_2_1 Brassica rapa `二刀´

世界中で食料が不足しています。

この‘サカタのタネ’さんの蕪(かぶ)の品種「二刀」の

種子は韓国で生産されていました。

多くの品種の野菜の種子が外国で作られ輸入されています。

具体的な食糧以外にも、国内で生産されているもの

でも実際には輸入に頼っている事があります。

少しでも危機感を感じる為にも、食べられる植物を育てる

のは重要な園芸の一つです。

2022年11月10日 (木)

Pinus longaeva の苗。

Pb071956_3_1 Pinus longaeva (Great Basin bristlecone pine)

ピナス・ロンガエバ

種子から2年目の苗です。

樹高は約6㎝。

大阪の平野部の夏の暑さも平気の様です。

Pb101963_4_1 Pinus longaeva(Great Basin bristlecone pine)dead seedling

何本かかれています。

1年以上育った苗でも枯れます。

幹や根に異常は見られないので、病気というよりは

用土の過湿や乾燥が原因だと思います。

2022年11月 9日 (水)

キダチアロエの総状花序。

Pb091958_1_1 Aloe arborescens

キダチアロエの総状花序の苞葉です。

冬に花を咲かせます。

キダチアロエは耐霜性が無いので(凍結しても枯れる)

大阪の平野部の当地でも冬はビニール袋を被せて保護して

います。

Pb091959_2_1 Aloe arborescens

花を咲かせるには日光によく当てて栽培する必要があります。

日本への渡来時期は江戸時代以前で、数百年の間に日本の

気候に順化しています。

育て易いのですが暖地の無霜地帯以外の場所では、冬は

寒さ(霜・凍結)から保護しないと枯れます。

2022年11月 8日 (火)

お茶の花

Pb071954_1_1 Thea sinensis

チャノキの花です。

花径は4~5㎝。

秋に白い清楚な花を咲かせます。

花が咲くのと同時に、前年の実が割れて種を落とします。

Pb071955_2_1  Thea sinensis

チャドクガなどの害虫が発生する場合がありますが、

葉に多くの生物にとって有害なカフェインの成分を

含むので害虫はあまり着きません。

鉢植えでは根詰まりしやすいです。

2022年11月 6日 (日)

綿の栽培。

P8251862_4_1 Gossypium spp. flower

綿(ワタ)の花。

花径は5~6㎝。

世界には多くの栽培品種(約32種類)があります。

以前栽培したものは糸を出し葉を食害する害虫がよくつきましたが、

写真の品種は、ほぼ害虫が着きません。

P8251864_6_1 Gossypium spp.

ワタの蕾は苞葉に包まれています。

P8261865_1_1 Gossypium spp.

綿の花は一日花で花が終わる頃には紅色を帯びます。

花色は品種によって違います。

P9041871_1_1 Gossypium spp.

綿の実が大きくなってきました。

写真の品種は古くに渡来したものなのか、とても育てやすいです。

 日本での本格的な木綿の栽培は江戸時代からです。

それまでは絹や麻,藁ぐらいしかなかったので庶民の冬は

とても寒かったと思います。

Pb061953_1_1  Gossypium spp.

綿の実が開きました。

この綿の中に種子があります。

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック