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2022年12月

2022年12月31日 (土)

キダチアロエ の 花

Pc312072_2_1 Aloe arborescens flowers

キダチアロエの花。

南半球(アフリカ)原産なので、冬に花を咲かせます。

キダチアロエは江戸時代ぐらいに渡来して、日本の気候に

順化しているにもかかわらず開花時期だけは調整できない

ようです。

Pc262068_3_1 Aloe arborescens

オレンジ色の萼片と黄緑色の花弁。

開花から一定期間経過しないと開花しないので

日本では夏に咲かないのだと思います。

Pc312071_1_1 Aloe arborescens

開花させるコツは、兎に角日光に当てることです。

耐霜性が無いので、最低気温がマイナスになる所では

凍らないように保護が必要です。

2022年12月26日 (月)

奇想天外

Pc202058_3_1 Welwitschia mirabilis

ウェルウィッチア・ミラビリス(奇想天外)

葉が長くなっているので、埴輪の受け皿の上に

置いてみました。

奇想天外は寒さに当てると葉が赤みを帯びます。

2022年12月23日 (金)

テコフィレアの芽が出てきた。

Pc222061_6_1 Tecophilaea cyanocrocus

テコフィレアの芽が出てきました。

地上1㎝ぐらいです。

毎年、10月下旬ぐらいから水遣りを開始していますが

芽が地上に出てくるのは12月に入ってからです。

芽が出てきたので山野草用の肥料を撒いておきました。

耐寒性はある程度ありますが、冬は凍らさないように

管理します。

2022年12月17日 (土)

「コルドン仕立て」です。

Pc072035_2_1 Vitis ‘Harmo noir’

庭の醸造用ブドウ`アルモノワール´はコルドン仕立てです。

なんちゃって「double cordon」。

簡単に言えば「垣根仕立て」の一種で、

海外のワイン用の葡萄畑でよく見る栽培方法です。

本来はもっと枝を強く剪定する必要があるようです。

冬の休眠期には病害虫を予防する為に、幹の荒皮を

取り除きます。

2022年12月16日 (金)

サツマノギクの花

Pc162055_1_1 Chrysanthemum ornatum (Dendranthema ornatum

寒空の下、薩摩野菊が咲いています。

花径は約3.5㎝。

葉に白く細い縁取りがあるのが特徴です。

野菊の仲間は交雑しやすく、献花などの菊の花粉でも

交雑してしまい遺伝子が汚染されます。

自生地近くには他の種類の菊や園芸品種の菊を持ち込まない

事が大切です。

2022年12月15日 (木)

Pinus aristata の苗

Pc152054_1_1 Pinus aristata seedling

ピナス・アリスタータ(Rocky mountain bristlecone pine) 

イガゴヨウの一種です。

実生から2年で樹高は約10㎝。

アメリカ大陸を原産とする五葉松は、五葉マツ発疹さび病

に対し抵抗性がありません。

罹患すると枯死します。

錆病はスグリ類を中間宿主とするので、庭で育てるときは

スグリを育てないようにします。

2022年12月14日 (水)

Tillandsia recurvata f. peru

Pc082039_6_1 Tillandsia recurvata f. peru

チランジア・レクルバータ ペルーフォーム

株幅は6.5㎝。

購入時は2~3株でしたが11年の年月を重ね

群生株になりました。

11年の間、一度も開花していません。

本当にレクルバータでしょうか。

T.レクルバータは自生地ではボールモスとも呼ばれ、

電線にもボール状に着生する雑草的な存在です。

写真の個体も、たしかにボール状に育っています。

2022年12月13日 (火)

Tillandsia ionantha の群生株。

Pc062032_1_1 Tillandsia ionantha

ボール状に育ったチランジア・イオナンタ。

株幅は18㎝。

コルク栓で作った3段の台を飲み込むように丸く

育っています。

Pc062033_2_1 Tillandsia ionantha

上から見た様子。

上から見ても丸いです。

この株を買ったのが2006年2月ですから、14年かかって

群生株になりました。

2022年12月12日 (月)

もみじ `秋茜´

Pc122048_1_1 Acer palmatum `秋茜´

カエデの品種「秋茜」の紅葉です。

夏の嵐で葉が落ちた後に芽吹いた葉なので紅葉が

遅くなりました。

鉢植えで育てています。

7号鉢(直径21㎝)で、これだけの紅葉を楽しめます。

Pc122051_2_1 Acer palmatum `秋茜´

もみじ`秋茜´は葉肉が厚く紅葉を長く楽しめる品種です。

強光に当てると葉の先が少し枯れるので、夏は半日陰の

場所で管理すると綺麗な紅葉を楽しめます。

地植えにする場合も夏の強光線と西日を避けられる場所に植えます。

Pc122052_3_1 Acer palmatum `秋茜´

葉の色付きも枝の位置によってグラデーションになり美しいです。

Pc122053_4_1 Acer palmatum `秋茜´

モミジ`秋茜´はその名の通り真っ赤に色づきます。

モミジは鉢植えでも育てられるので、一鉢育てていると

料理の彩に重宝します。

2022年12月11日 (日)

イングリッシュブルーベルを鉢増し。

Pc102045_1_1 Hyacinthoides non-scripta roots

何年も植替えをしていなかったイングリッシュブルーベルを

鉢増ししました。

12月では、もう発根していますので(写真の白く細い根が

イングリッシュブルーベルの根です。)球根をばらす事が

出来ませんでした。

Pc102046_2_1 Hyacinthoides non-scripta roots

地表から深く潜った球根もあります。

分球や実生で球根が増えるので土圧が高まり生育が

悪くなるので、鉢植えでは定期的な植替えが必要です。

本来は秋になる前の休眠期に行います。

Pc102047_3_1 Hyacinthoides non-scripta bulbs

球根が密生している状態です。

こうなると花着きも悪くなります。

今回は一回り大きな鉢に根鉢を崩さずに植え替えました。

2022年12月 9日 (金)

ジュラシックツリー

Pb282019_3_1 Wollemia nobilis

ウォーレミア・ノビリス(Wollemi pine ウォレマイパイン)

用土は硬質の赤玉土と鹿沼土の混合のもので植えています。

スリット鉢で育てています。

赤玉土や鹿沼土は用土が凍結すると泥状になるので、

ジュラシックツリーの耐寒性も考え、用土が凍結するような

寒さからは保護します。

Pb282020_4_1 Wollemia nobilis

今年は主幹の新芽が5㎝伸びた所で芽摘みをしました。

芽が柔らかい内は爪で簡単に折り取れます。

来年、複数の主幹が出てくることを期待しています。

来年の芽はすでに白い樹脂で覆われています。

ジュラシックツリーは樹高が高くなるので、庭木にしない

ならば盆栽の技術を応用して小さく育てる必要があります。

2022年12月 8日 (木)

プロテア`スペシャルピンクアイス´の剪定

Pb282023_6_1 Protea ‘Special Pink Ice’

花は秋咲きです。

花後に、その年に伸びた茎を10㎝ぐらい残してバッサリと

剪定します。

<ここ重要>葉腋から新芽が出てくる(1枚の葉に1個の芽)

ので1~2芽を残して芽欠き(新芽が小さい内に取り除く。

爪で折り取ります)をします。

枝数を多くしてしまうと花着きが悪くなります。

Pb282024_7_1 Protea ‘Special Pink Ice’

この株では一枝に1芽を残して育てています。

剪定と同時に鉢増しをしておきます。

プロテアは花芽が着いてから蕾が大きくなり開花中に

至るまで用土を乾燥させてはいけません。

用土を乾かすと蕾は枯れ、花は萎れてしまいます。

少しの油断で花や蕾は回復しません。

販売されている状態の小さな鉢では水管理が難しいので、

一回り大きな鉢に鉢増しをしておきます。

この時に根鉢は崩さないようにします(向寒期なので)。

Pb282025_8_1 Protea ‘Special Pink Ice’

充分に根が回ったら、来春にも鉢増しをすると栽培が

簡単になります。

急に大きな鉢に植え替えると根腐れを起こします。

株とのバランスが重要なのですが、大きめの鉢に植えた方が

上手に開花させやすいです。

葉からの蒸散が活発なのか、小さな鉢だと気付かない内に

鉢土が乾いていて花をダメにしたり蕾を枯らすことがあります。

 

2022年12月 6日 (火)

クリスマスローズ チベタヌス交配の花芽。

Pb282017_1_1 Helleborus thibetanus hybrid flower bud

ヘレボラス・チベタヌスハイブリッドの株元に来年の

立派な花芽が出来ています。

チベタヌス交配種はクリスマスローズ専用の用土で植えては

いけません。

写真のように山野草用の用土(鹿沼土や赤玉土が主体)で

植えます(※温暖地基準)。

堆肥や腐葉土は用土に混ぜ込みません。

Pb282018_2_1 Helleborus thibetanus hybrid leaf

この1枚の葉で頑張ってくれました。

葉にはH.チベタヌスの特徴が少し現れています。

2022年12月 5日 (月)

ケヤキの実生苗。

Pb282021_5_1 Zelkova serrata

盆栽を種から育てようと、赤色に紅葉する系統のケヤキを

播いたものです。

良く発芽して育つのですが、葉性が良く秋の色付きが良い

苗を得るのは難しいです。

2022年12月 4日 (日)

シャクヤクの秋の姿。

Pb282026_9_1 Paeonia lactiflora

シャクヤクの葉が枯れてきています。

牡丹とは違い冬は地上部分が全て枯れます。

植替え適期は9月頃。

この株も鉢増しをしました。

植替えの時に根の様子も見ましたが、一年では4号ポット

で売られるときに切られた太い根は、あまり回復して

いませんでした。

植え付け初年度は蕾を取り除き、2年目も花数を制限する

理由が分かりました。

2022年12月 3日 (土)

Tillandsia tectorum

Pc032030_3_1 Tillandsia tectorum

チランジア・テクトラム

株幅は2頭で約22㎝。

テラコッタ鉢に洋蘭用の軽石で植えています。

開花後に2つの子株が生長したものです。

チランジア・テクトラムは育てていると、葉の表面の

ホワホワとしたトリコームが少なくなりますが、日本の

多湿な気候への順化だと思います。

Pc032028_1_1 Tillandsia tectorum stem type

チランジア・テクトラムの有茎タイプ。

ロゼット径は16㎝、茎の長さは26㎝です。

Pc032029_2_1 Tillandsia tectorum stem type

株元から子株が出ています。

子株は外れやすいので、周囲の枯れた葉は取り除かず

そのまま育てます。

2022年12月 1日 (木)

四つ葉のクローバー 種蒔きのその後。

Pb272015_4_1 Trifolium repens

農薬をスプレーしたら葉が枯れた・ダンゴムシやバッタに

葉を食べられたなど色々とありました。

10月10日に播種したシロツメクサです。

もうすぐ2ヵ月になりますが、小さな四つ葉のクローバーを

発見しました。

四つ葉のクローバーは必ず肥料分の無い清潔な用土で種蒔きをします。

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