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2023年3月

2023年3月29日 (水)

ギンゴケを撒きゴケ法で育ててみた。

P1262112_2_1 Bryum argenteum

ギンゴケが上手く育たないので、ほぐして播きゴケを試しました。

写真は1月26日の様子。

ギンゴケが育たない原因は用土との密着にあると考えました。

張りゴケの方法だと乾燥すると苔の塊が丸まり、はがれてしまい

より乾燥しやすくなってしまいます。

P1272116_3_1 Bryum argenteum

苔をほぐして広げた後、水遣りをして、細かい土(砂)で軽く

覆土します。

ギンゴケは屋外でないと育ちません。

テラリウムでは難しいです。

適度に日光を好むので日陰での栽培は無理です(西日は避けます)。

多湿に弱く、風通しが悪いとカビが生えて枯れます。

P3292205_1_1 Bryum argenteum

約2ヶ月後の3月29日の様子です。

順調に生えてきました。

P3292206_2_1 Bryum argenteum

もう少し密に播きゴケをする方が回復が早いです。

しっかりとマット状の苔になるには半年以上かかります。

2023年3月24日 (金)

仙女盃の美しい季節。

P3242200_1_1 Dudleya brittonii

仙女盃(ダドレア・ブリトニー)の美しい季節になりました。

大きさは葉のロゼット径が32㎝です。

バハ・カリフォルニア半島原産。

P3242201_2_1 Dudleya brittonii

花芽も上がってきていますが、繁殖目的以外では指で

摘み取ります。

成長期は秋から春までの冷涼期です。

梅雨の頃から、夏の高温多湿が苦手なので注意します。

基本的に水遣りを止めて夏越しさせます。

P3242203_3_1 Dudleya brittonii

成長期には葉が次々と出てくるので、中心部は蕾の様な

形になります。

 

 

2023年3月20日 (月)

台湾八角蓮の芽が出てきました。

P3202195_1_1 Podophyllum pleianthum

台湾ハッカクレンの芽です。

今のところ草丈は10㎝ほど、成長すると30㎝を超えます。

まるでキノコの様な姿で地上に現れます。

栽培は日陰で(日当たりが良いと夏頃に葉が枯れてしまう)。

地植えでも丈夫な山野草です。

P3242204_4_1 Podophyllum pleianthum

2023年3月19日 (日)

ヤブツバキが咲くと春です。

P3162193_1_1 Camellia japonica `出雲大社赤ヤブ´

品種は「出雲大社赤藪」ツバキです。

藪椿が咲きだすと春が来ます。

ツバキは小さな苗だと本来の花を咲かせにくいです。

日本の照葉樹林体を代表する樹木です。

祖父母の家に大きなヤブツバキの樹がありました。

2023年3月17日 (金)

ミツバアケビの花が咲きました。

P3132190_2_1 Akebia trifoliata

ミツバアケビの花です。

先端に房状についているものが雄花です。

雌花は房の上に着き、花弁があります。

自家結実性が低いので、異品種を植えるか

同属のアケビ(葉が5枚)を一緒に植えます。

P3132189_1_1 Akebia trifoliata female blossom 

写真の株は実生苗で、2本植えてあります。

青森県産の果皮が美しく甘みが強い系統だそうです。

苗を植えて今年は3年目なので果実を期待しています。

新芽が伸びる頃にアブラムシが発生しやすいので、

ハンドスプレー式の農薬で個別退治します。

2023年3月15日 (水)

`万宝´が美しかったので。

P3102181_1_1 Senecio repens

セネシオ`万宝´

南アフリカのケープ地方が原産です。

草丈は15~20㎝になります。

株が大きくなると倒伏して地面に接する部分から

発根します。

朝の光を受けて綺麗だったので写真を撮りました。

一年中、出窓で育てています。

挿し木では増やせません。

発根した部分を株分けするか、実生で増やします。

ブルーグリーンの葉が綺麗です。

2023年3月13日 (月)

イズモコバイモの花。

P3132184_3_1 Fritillaria ayakoana

イズモコバイモの花。

草丈は約8㎝。

種子を採って蒔いたものです。

実生からだと開花まで7~8年かかります。

可憐で姿の美しいスプリングエフェメラルです。

P3132186_4_1 Fritillaria ayakoana

環境さえ合えば栽培は簡単で、大阪の平野部でも毎年

開花してくれます。

半日陰で露天で栽培しています、夏の暑さも問題なし。

分球はせずに種子で増えるようです。

開花すると翌年は葉を1枚だけ出し休むことがあります。

2023年3月10日 (金)

四つ葉のクローバー 栽培セット のその後。

P3092179_1_1 Trifolium repens 四つ葉のクローバー

約4ヵ月前に種子を蒔いた四つ葉のクローバーの苗を

ポット上げしました。

直径9㎝のビニルポットを使っています。

シロツメクサは根に共生菌を持っているため、用土は肥料分の

無い物を使用します。

現時点で6株の四つ葉のクローバーの苗を見つけられました。

園芸品種の「四つ葉のクローバー」には全ての葉が四つ葉になる

物がありますが、それでは探す楽しみがありません。

写真の四つ葉のクローバーはニュージーランド系統のものです。

害虫はハダニやダンゴムシなどに注意が必要です。

シロツメクサは一般的に暑さに弱いです。

2023年3月 9日 (木)

クラッスラ`ファンタジー´の紅葉。

P3172194_2_1   Crassula rupestris subsp. marnieriana variegata ‘Fantasy’

クラッスラ`ファンタジー´の葉が赤く色づいています。

重要なのは日光の当て具合です。

斑入りなので葉焼けさせないように、いかに良く日光に

当てるかです。

クラッスラ`ファンタジー´は凍ると枯れるので、冬は

室内の出窓で管理をしていました。

多肉植物は暖地ではなかなか上手に紅葉しません。

多肉植物の紅葉の為に移住する人もいるほどです。

P3072177_1_1 Echeveria cv. ラウリンゼ

秋に挿したエケベリア`ラウリンゼ´が発根してきました。

多肉植物は基本的に丈夫なので放置されがちですが、やはり

2年に一回ぐらいは植替えや挿し木で更新をした方が綺麗に

育ちます。

2023年3月 8日 (水)

Tillandsia spiralipetala

P3062174_2_1 Tillandsia spiralipetala

意外と水が好きなチランジア・スピラリペタラです。

株幅は2株で4.5㎝程。

T.イオナンタと同じ感覚で水遣りをすると、少し不足気味

な感じがします。

葉表面のトリコームが豊富で愛らしい姿です。

風通しを好みます。

2023年3月 6日 (月)

Welwitschia mirabilis

P3062172_1_1 Welwitschia mirabilis

奇想天外(ウェルウィッチア・ミラビリス)も屋外へ出しました。

自生地でも雪が積もった写真があるぐらいですから、多分

寒さにもある程度強いです。

`奇想天外´は多肉植物ではありません。

乾燥には弱く、素焼鉢で植えるなどもってのほかです。

自生地では伏流水のある水無川の所に生育していて、長い

根を地下水脈まで伸ばして水を確保しています。

P3062175_3_1 Welwitschia mirabilis

葉の最大幅が3.5㎝になりました。

水遣りは毎日で構いません。

鉢はプラスチック製のスリット鉢がお勧めです。

雨除け栽培をします。

2023年3月 4日 (土)

チランジアを屋外の栽培棚へ移す。

P3042171_1_1 Tillandsia

冬の間、室内で管理していたチランジアを屋外の雨除けと

遮光(遮光率65%)をした栽培棚へ移動させました。

大阪の平野部では、まだ最低気温が1℃の日があるので寒さに強い

種類だけです。

意外とT.イオナンタ・バンハイニンギーは寒さに弱いので

注意が必要です。

ようやく風が通り日光が当たる場所へ移すことが出来ました。

屋内よりも格段に管理が楽になります。

2023年3月 3日 (金)

蕗の薹(ふきのとう)

P3032169_4_1 Petasites japonicus

今年も「ふきのとう」が出てきてくれました。

ハサミで摘み取るのですが、春の香りがします。

この美しい花蕾を見つけると春が来たことを実感します。

P3032170_5_1 Petasites japonicus

今年は少なく、収穫出来たのは2つだけでした。

佃煮にしてご飯にのせて食べました。

本来、こうした野で摘む食べられる植物の事を「野菜」

といい、畑で収穫されるものは「蔬菜(そさい)」と呼びます。

山で採れるものは「山菜」です。

収穫量が少ないとわかっていたので、新しくフキの苗を6株

買って植えました。

リトープスの脱皮の続き。

P3032166_1_1 Lithops hookeri var. hookeri

リトープス‘富貴玉’の様子です。

なんかメカっぽくてカッコいいです。

古い葉は色褪せています。

古い葉が分厚く、これだけ水分を蓄えていたら

あまり水遣りを必要としません。

P3032167_2_1 Lithops pseudotruncatella

リトープス‘曲玉’の脱皮。

こちらも順調です。

脱皮の時期の水遣りはリトープスを一律に扱うのではなく

個体ごとの状態を見て水をあげるのかどうかの判断をします。

P3032168_3_1 Lithops turbiniformis

リトープス`露美玉´の脱皮の様子。

こちらは古い葉が萎れてしまっています。

この様な場合は少し水遣りをしてあげます。

どれも3年以上栽培していますが、元気に育ってくれています。

クリスマスローズ チベタヌス交配種

P2272163_1_1 Helleborus Hybrid Profusion

Helleborus thibetanus hybrid ハイブリッド・プロフュージョン

草丈は約30㎝。

花弁(本来は萼)にベインは少ないですが、クリスマスローズ

には少ない透明感のある花色です。

P2272164_2_1 Helleborus Hybrid Profusion

蕾の着き方にはヘレボルス・チベタヌスの影響が濃く

出ています。

Ashwood ナーセリーの交配種です。

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