ジュラシックツリーの新芽と「みどり摘み」
写真はウォレマイ・パインの側枝の新芽。
ウォレマイ・パイン(Wollemi pine)の新芽が伸びてきました。
新芽の成長は著しく、冬の間に芽を保護していた樹脂が割れると
あっという間に大きくなり硬化します。
これは恐竜時代の遺伝子の記憶で、柔らかい葉を食べられない為の
防衛手段だと思います。
ウォレマイ・パインの新芽は薄い黄緑色です。
新しい枝葉が伸びる今の時期が一番美しいです。
ウォレマイパインの主幹の頂点部分。
去年の春に樹高を抑えるために主幹の新芽を半分の長さで
折り取る「みどり摘み」を行いました。
写真はその年の冬の様子で、頂点に2つの芽が出来ている様に
見えます。
ウォレマイ・パインの現在の主幹の芽の様子。
右側に元気な主幹が1本伸びています。
その左隣に小さな緑色の芽が育ってきています。
この芽が主幹になるのか側枝になるのか、今の段階では判断が
出来ません。
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