Iris paradoxa の開花。
イリス・パラドクサの蕾。
開花の様子を順を追って掲載します。
蜂に擬態した花弁が出てきます。
外花被片はメス蜂のお腹の形に擬態していて、裏返ることで
完成します。
虫媒花なのでオスの蜂を引き寄せて、花粉を運んでもらいます。
内花被片には筋状の模様が入り美しいです。
西アジア原産のオンコキクルス(Oncocyclus)系アイリスです。
外花被片のアップ。
毛状突起が生えています。
<栽培>
花後は梅雨の頃、葉が緑色でも断水し鉢土ごと乾燥させて
夏越しさせます。
根茎を掘り起こしての乾燥保存も出来ますが、鉢土に
埋めたままの方が秋の回復が良好です。
鉢植えで育てます、地植えは基本的に出来ません。
秋に新芽が動き出したら水遣りを再開し成長させます。
雨除け栽培を推奨。
害虫はアブラムシに注意、バイラス病を感染させます。
« シスタス `スノーホワイト´ | トップページ | 江戸細辛 かんとうかんあおい »
「山野草 wild plants」カテゴリの記事
- ニホンタンポポの実生と発芽。(2023.11.16)
- フユサンゴ タマサンゴ の実。(2023.11.08)
- Sternbergia sicra sp. ステルンベルギア・シクラ sp.(2023.10.26)
- コヒロハハナヤスリ(2023.10.26)
- ゲンノショウコ の 花(2023.10.13)
コメント