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Welwitschia mirabilis
奇想天外(ウェルウィッチア・ミラビリス)。
中心部の緑色の部分が、今年の春から成長した葉です。
葉幅は3.5㎝,直径11.5㎝のスリット鉢に山野草用の用土で
植えています。
腰水栽培はしていません。
水遣りは毎日1回。
Protea ‘Special Pink Ice’ blossom bud
プロテア`スペシャルピンクアイス´の花芽の写真です。
花芽の大きさは約1.5㎝。
花芽が出てきてからの水管理が難しいです。
鉢土を乾かしてしまうと蕾がダメになり開花しません。
5号か6号鉢で売られていることが多いですが、小さな鉢だと
気付かない内に鉢土を乾燥させて蕾を枯らすことになります。
写真の鉢は10号(直径30㎝)。
去年の秋に5号(直径15㎝)鉢の苗を買って、秋に根鉢を
崩さずに鉢増しし春先にも鉢増ししたものです。
5号鉢で買った苗の花はすぐに水切れで萎れさせてしまいました。
蕾から開花時期までは特に水が必要です。
気候も暑く蒸散も激しいので水遣りに気を付ける必要があります。
用土は腐植質を含まない物を使います。
一般の園芸用土や腐葉土を混ぜたものだと根腐れさせてしまいます。
また、排水性の良さが必要なのでスリット鉢を使います。
スリット鉢ならば根も呼吸がしやすいです。
雨除けで管理しています。
Protea ‘Special Pink Ice’ leaf buds
プロテアは花芽が上がる頃から脇芽も出てきますが、これは
芽欠きをして取り除きます。
<まとめ>
・プロテアは雨の少ない所に自生していて乾燥気味を好みますが、
日本で鉢植えで育てる場合は水切れを起こすと蕾が枯れて
花が咲きません。
・小さな鉢では鉢土が乾きやすく注意が必要(大きめの鉢で育てる)。
・水遣りは毎日1回たっぷりと、根腐れを防ぐためにスリット鉢を
使い腐植質の無い用土で植える。
今年の稲の様子です。
背の高い物と低い物があります、背の高い苗は直播の苗で
低い苗は田植えをしたものです。
今年は直播の種籾が雨の多さで水に漬かっている状態が長かったため
発芽率が悪かったです。
その為、後からイネの苗を植木鉢で作ってから田植えをしました。
現代の水田だと水管理が簡単ですが、灌漑(かんがい)設備や排水
設備が未熟で天候に頼る部分が多かった時代には種籾の直播(じかまき)
はリスクが高かったと思います。
田植えは稲作発生の初期から行われています。
苗から植える「田植え」には、成長させてから植えることで後から
生えてくる雑草に対しアドバンテージを持たせる以外にも利点が多い
ようです。
Lilium maculatum var. bukosanense flower
ミヤマスカシユリ
秩父の武甲山が原産の下垂するスカシユリの一種です。
写真の株は実生苗です。
Lilium maculatum var. bukosanense
自生地のミヤマスカシユリは崖に自生し、斜面に沿うように
下垂します。
葉のつき方は2列互生(にれつごせい)のように見えます。
Lilium maculatum var. bukosanense
横から見ると、茎が湾曲していることが判ります。
木子(ちいさな球根)を出しても増えますが、外して別の鉢に
植えないと大きくならないようです(一ヵ所からは群生しない)。
栽培は難しく、球根を腐らせることが多いです。
硬質の鹿沼土や赤玉土で排水性を良くし、球根を深く埋めます
(釉薬の無い縦長の鉢が適しています)。
半日陰で管理し、鉢に直射日光を当てないようにします。
Lilium maculatum var. bukosanense
ミヤマスカシユリの花。
ディエラマ(天使の釣竿,Angel's Fishing Rod)の花が咲きました。
本来の育て方ならばバッサリと葉を剪定しないようですが、枯葉が
目立ってきたので切ったら去年は咲きませんでした。
でも枯葉を残したままだと株元にヤスデなどが発生し、球根を
食害されるので枯葉のトリミングは必要です。
また枯葉の放置はネキリムシ(コガネムシの幼虫など)の発生に
つながり根を食害されてしまいます。
どうしても葉を剪定するならば花後すぐがベストです。
枯葉は引っ張ると簡単に抜けるものと、そうでない物があります。
抜けない枯葉は株元でハサミで剪定します。
秋にはオルトラン粒剤などを株元に撒いて害虫を予防します。
ディエラマの花を見上げた様子。
マキシマルティネツィ松(Martinez pinyon,マルチネスピニョン・マツ)
2014年に播種したもので、樹高は110㎝。
この株だけ初生葉のまま成長を続けました。
同じ時に蒔いた他の個体は尋常葉(成木の松の葉)を出してきています。
マキシマルティネツィ松の幹。
幹の太さは4㎝になりました。
灰青色の葉がとても美しいです。
スリット鉢で育てていて、用土は腐植質や有機物が含まれない
ものを使っています。
根には共生菌がいるので痩せ地でも育ちます。
樹冠部分の様子。
Pinus maximartinezii
新芽を見ると、今年から尋常葉が出てくる感じです。
葉の根元のつぶつぶが尋常葉の芽です。
芽を横から見た様子。
ザクロの花の季節です。
ザクロは開花期が梅雨と重なるので、雨の影響で結実しにくい
とされます。
育て方では、鉢植えの場合は開花時期は雨除けのできるところへ
移動させると書いてあります。
個人的には自家結実性が弱いのでは?と思っています。
花は多く咲くのに結実しにくいので樹の下には通称「タコさんウインナー」
の多肉質な萼(子房を含む)が沢山落ちます。
花弁も散るのですが、薄いので目立ちません。
やはり「タコさんウインナー」が目立ちます。
集めると結構な量なので掃除も大変です。
写真の物は白く色が抜けていますが、品種によっては色も大きさも
ウインナーにそっくりです。
ザクロの蕾の開きかけの様子。
ザクロは枝がしなだれるので下向きに開花する花も多いので、
結実性の悪さを雨だけでは説明が出来ません。
ナツツバキの花。
寺院にシャラノキ(沙羅の木)として植えられる、ツバキ科
の植物です。
梅雨の時期に花径5~6㎝の白い花を咲かせます。
花は一日花で、開いたその日か翌日に落ちてしまいます。
沙羅双樹はシャラの木が2本という意味です。
ナツツバキはツバキ科なので、害虫もツバキと共通ですが
栽培した感じだと椿よりも害虫の発生は少ないです。
開花には水を多く必要とします、乾燥地では上手く開花しないか
小輪になります。
雨が降らないときは地植えでも灌水することで綺麗な花を見る
ことが出来ます。
花を横から見た様子。
Food model of Bacon Egg made from polymer clay
樹脂粘土で作った「ハウルの動く城」のベーコンエッグを
イメージした食品サンプルです。
Food model of Bacon Egg made from polymer clay
制作から時間が経過して透明樹脂粘土の透け感が、より
出てきたのでブログに再掲します。
透明樹脂粘土は、まだ固まっていない卵白の部分に使いました。
Food model of Bacon Egg made from polymer clay
カルシファーの火の部分は赤色LED電球を練り込んだ透明樹脂粘土
に赤色の油絵具で着色してあります。
「火=赤」という単純な発想です、本来ならば青っぽい色も足せば
リアルに近づけたのかも知れません。
ただ、LEDが点灯すると光のお陰で「火」らしく見えます。
Food model of Bacon Egg made from polymer clay
全体像です。
3分の2のスケールで作りました。
作り方は以前のブログをご参照ください。
Hydrangea macrophylla var. macrophylla `おたくさ´
ホンアジサイの花です。
てまり咲きのアジサイには自生種は無く、古くにガクアジサイから
品種改良されたものとされます。
写真の品種は「おたくさ」で、シーボルトがHydrangea otaksaと
いう学名でヨーロッパに紹介したものです。
フランスの庭先で再発見されて日本に里帰りしました。
Hydrangea macrophylla var. macrophylla `おたくさ´
シーボルトが学名をつける前に、既に別の学者が学名をつけて
いたのでHydrangea otaksaは学名として有効ではありません。
また、「お滝さん」にちなんだ名前とされる事にも異説があります。
牧野富太郎さんによるとアジサイに「紫陽花」の漢字を当てる
のは間違いだそうです。
Hydrangea macrophylla var. macrophylla `おたくさ´
裏庭のアジサイ`おたくさ´の様子。
6月に入りました、大阪はすでに梅雨入りはしています。
いきなりの台風2号の影響ですが、雨が多い分アジサイは
元気に花を咲かせています。
台風の被害が少なければいいのですが。
花の時期に雨が少ないと水遣りをしないと庭植でも花房が
うなだれてしまいます。
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