Encephalartos horridus の今年の葉はたぶん出ない。
エンセファラルトス・ホリダス(ヒメオニソテツ,姫鬼蘇鉄)
エンセファラルトスの仲間は光合成に十分な葉があれば無理して
毎年葉を出すことはありません。
新しい葉が出るかどうかには株の栄養状態や水遣りも関係しますが、
Encephalartos horridus の葉は7年間は健全に光合成をし続けられる
ので毎年葉が出るとは限りません。
去年の葉を切り落とせば株が危機を感じて新しい葉を出しますが、
葉を切ると地上茎の肥大が遅くなり、また地上茎を覆う鱗片も
枯れて表面がミイラ化します。
完全に枯れた葉を切り落とすだけの育て方をすれば、幹の表面は
写真のように生き生きとした状態になります。
このエンセファラルトス・ホリダスはドワーフとして入手したものです。
現在の地上茎の直径は約8㎝,葉の数は14本。
葉は多くついていますが幹の成長は遅いように感じます。
夏の時期は成長期なので、水をあげれば幹も根も太りますが、
水のやり過ぎは株を腐らす原因になります。
この株も1週間に一度水やりをする程度の水管理です。
水をあげなくても地下に貯蔵根があるので簡単には枯れません。
« 梅干しの天日干し(土用干し)。 | トップページ | 今年の黄金ソテツの発色。 »
「ソテツ類 Cycadaceae」カテゴリの記事
- Macrozamia macdonnellii マクロザミア・マクドンネリーの実生に挑戦②。(2025.03.14)
- サイカス・カイルンシアナ 矮性個体(2024.08.07)
- ソテツの新芽が出てこない。(2024.08.05)
- Macrozamia macdonnellii マクロザミア・マクドンネリーの実生に挑戦。(2024.12.28)
- Encephalartos horridus(2024.07.27)
コメント