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Encephalartos horridus new leaves
この抱き合った毛虫のようなものがエンセファラルトス・ホリダスの
新しい葉です。
新芽が出始めて5日間で4㎝ほどの大きさに成長します。
Encephalartos horridus new leaves
新芽を上から見た様子。
種小名の「horridus」(horrida はラテン語で‘棘だらけ’の意味)
が現すように新芽も棘だらけです。
この時点では、まだ棘は柔らかく痛くないです。
成葉になると葉の一部が変化した棘は固くなり、触れると突き
刺さります。
Encephalartos horridus new leaves
3枚ぐらいの葉が確認できます。
エンセファラルトス・ホリダスの葉は7年間ぐらいは健全に
光合成をしてくれるので、葉が多い方が地上茎の太りが
早くなります。
葉は完全に枯れるまでは絶対に切りません。
Encephalartos horridus new leaves
新しい葉が出てくる前に古い葉が後退して、新芽のスペースを
開けます。
地上茎を覆う葉の無い鱗片は何なのでしょうか。
先端には葉の原型のような痕跡があります。
その時々の状況で、葉に成長させるものと鱗片だけにするものが
分かれているようです。
LED Mushroom Lamp objet made from polymer clay
樹脂粘土(Polymer clay)とLED電球で作った‘きのこのランプ’
蓄光樹脂粘土(Luminous polymer clay)で作ったのでキノコには
着色していません。
樹脂粘土キノコを近くで見るとこんな感じです。
蓄光樹脂粘土(Luminous polymer clay)で作っているので、
スイッチを消すと緑色で光ります。
LED電球は、クリスマスの電飾用のものを使っているので、
面倒なはんだづけや抵抗値の計算は必要ありません。
配線はコルクの表面を這わせて、その上から薄いコルクを
接着して隠してあります。
開花3日目のプロテア`スペシャルピンクアイス´。
開花が上手く進んでいないようです。
大阪のような暖地でのプロテア`スペシャルピンクアイス´の
栽培はお勧めしません。
蕾の成長や開花期の気温が高温で花をダメにしやすく、栽培管理が
難しいです。
開花すれば花は素晴らしいのですが、育てるのに手間がかかります。
苗や鉢花の値段も高価ですので、導入は慎重に検討してください。
プロテアの花は多くの花が集まった頭状花序です。
花弁のような部分は総苞片(花を守るために葉が変化したもの)です。
プロテア`スペシャルピンクアイス´の蕾。
この時点で大きさは6.5㎝。
毎日ひたすら水やりです(水切れさせると蕾が枯れます)。
植木鉢には直接光が当たらないようにします。
Dead flower bud of Protea ‘Special Pink Ice’
プロテアの蕾は半日で枯れます。
↑の写真は枯れた蕾です、もうこうなると回復することはありません。
9月に入ってから気温が38度になった日があって、その日に鉢土が
少し乾燥したようです。
幸い他の4つの蕾は無事でした。
気温が高くなる日は特に注意が必要です。
開化寸前で蕾が大きくなってきています。
総苞片の先端が茶色くなると蕾が枯れる前兆です。
しっかりと水やりをして枯らさないようにします。
上手く開花させるポイントは枝数を制限することです。
花後に出てくる枝を芽欠きして、枝が増えすぎないようにします。
枝が多いと葉からの蒸散の量も多くなりますし、養分が分散して
蕾がつかなくなります。
開花が近く、今にも爆発しそうなぐらい膨れた蕾。
総苞片の先端が枯れているのは水切れを起こした痕跡です。
蕾の成長が夏をまたぐので水やりには特に気を使います。
夏は本当に鉢土が乾きが早く、蕾を枯らしがちです。
開花の始まり1日目。
Trifolium repens `four-leaf clover'
「四つ葉のクローバー栽培セット」のクローバーです。
このニュージーランド系統のシロツメクサは耐暑性もあり、
大阪の平野部のような暖地でも簡単に育てることが出来ました。
無事に夏越しが出来ました。
本来、シロツメクサは冷涼な気候を好みます。
Trifolium repens `four-leaf clover'
本物の四つ葉のクローバーです。
しかも探さないと見つからない位の、ちょうどよい発生率です。
全ての葉が四つ葉の園芸品種だと有難味がありません。
今まではタキイ種苗さんの四つ葉のクローバーを種から育てていて、
夏に枯らせていましたが、このシロツメクサだと庭植も出来そうです。
Trifolium repens ‘four-leaf clover’
幸いにもハダニの被害もありませんでした。
雨ざらし環境で栽培しています。
害虫はハダニ以外にもダンゴムシやバッタに注意が必要です。
本物のシロツメクサの‘四つ葉のクローバー’を育てたい人には
「四つ葉のクローバー栽培セット」がおすすめです。
ジュラシックツリー(Wollemi Pine ウォレマイ・パイン,ウォレミマツ)
背が高くなる木なので、一般家庭で育てる場合は剪定が
必要になります。
剪定の方法は「みどり摘み」です。
松の盆栽でよく用いられる手法です。
今年もジュラシックツリーの主幹を「みどり摘み」しました。
具体的には春に伸びてきた新しい主幹を5㎝ぐらいを残して
指の爪で折り取ります。
結果的に樹高を低く抑えることができます。
また副次的効果として分枝を促します。
一応去年の「みどり摘み」の結果として、2本目の主幹に育ちそうな
芽が出てきています。
ウォレミア・ノビリスは葉のついている枝が幹になることは
ありません。
枝を上の方に誘引しても主幹にはなりません。
幹を増やすには、主幹の芯止め以外の方法は無いです。
チランジア・セティフォルミス 群生株
中心部の葉が不自然に枯れています。
最近、夕方が忙しくて、まだ日光が当たっている内に水やり
する事がありました。
曇りだと思って水遣りをしたら晴れたこともありました。
水遣り後、日光に当たって蒸れた部分が枯れたようです。
水やり後のチランジア・ペナスコエンシス。
これも葉先が枯れてしまっています。
去年に遮光が不十分で強光に晒してしまって葉焼けさせた
チランジア・ペナスコエンシスは結局枯れてしまいました。
吊るす置き場所も悪かったです。
10年以上大切に育ててきたのに・・・。
チランジア・ペナスコエンシスが無くなったら
意味の無いチランジアのコレクションなのですが。
ムカつくやら悲しいやら感情が錯綜しています。
ギンゴケです。
一般的に流通しているものとは違うイメージです。
ギンゴケにも雄株(オス)と雌株(メス)があり、形態にも
違いがあるのかもしれません。
以下の写真の株はすべて家の東側の側溝で撮ったものです。
↑この株が一般的に流通しているものに近いです。
葉の先端に葉緑素が無い部分があるため白色に見えます。
強い日差しなどから身を守るためだと考えられています。
大阪の都市では南側ではギンゴケは見つかりません。
日光を好む割には住む場所に好みがあるようです。
暖地では南側のコンクリートは夏に焼けるように熱くなるので
そもそも植物の生育にはふさわしくありません。
これもギンゴケです。
生育する場所によって形態に差異があるようです。
ギンゴケもメス株とオス株が受精すると「胞子体」というものを
作り、胞子体から「朔」が出てきて「朔」の蓋が取れると「胞子」
を撒きます。
「胞子」からは新しいギンゴケが生えてきます。
またギンゴケは無性生殖でも増えます。
この場合、葉の間に「無性芽」を作り、「無性芽」からクローン
のギンゴケが生えてきます。
↑の写真のギンゴケは葉が毛羽だったように長いです。
暖地での育て方は、
・午前中の日光にだけ当てる。
・日光が当たるときは乾いた状態にする。
特に湿った状態で日光に当ててしまうと、蒸れて枯れてしまいます。
イネの穂が出来上がってきています。
今年の異常に高温な夏は、米どころの新潟で雨が少なかったり、
洪水や台風といろいろと問題を起こしました。
庭のプランター田んぼも、よく乾くので水やりが大変でした。
近年お米の産地が北上していて、もともと熱帯や亜熱帯が原産の
稲が北海道でも栽培できる時代になりました(いまや一大産地です)。
耐寒性を強くするために長年の品種改良の成果でもありますが。
先日、テレビで日本の農業が危機だと知りました。
お米作りも燃料費や化学肥料の高騰で大変だそうです。
食糧自給率が40%というのは昔の話で、農業の経営が成り立たず
耕作放棄地が増えていて、実際はもっと深刻な数字になるようです。
今年の2月に割接ぎをした接木部分です。
接木部分を覆っているテープをはがしてみました。
台木と穂木がしっかりと癒合しています。
ビニールテープ(絶縁テープ)を使って接木しました。
接木のポイントは
・台木と穂木を密着させる。
・接木部分を乾燥させない。
・接木部分に雨水などが入り込まない。
・接木部分に雑菌を繁殖させない。
です。
穂木の現在の様子。
長さ5㎝ぐらいの穂木から健全に育っています。
フリマアプリ等で接ぎ木テープが短い長さでバラし売り
されているので、少ない接木の本数だと、そういうのを
購入するのも便利です。
今回は専用の接木テープを使わずに接木を成功させられるかでした。
Rene Lalique(ルネ・ラリック)はアール・ヌーヴォからアール・デコ
の時代に活躍した、宝飾作家でありガラス工芸作家です。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
ルネ・ラリック 「トーキョー」グラス。
高さは約11.3㎝、水用のグラスです。
約100年前の物とは思えないシンプルで洗練されたデザインです。
Rene Lalique `Tokyo' model glass plate design
グラスのプレート部分のデザインは真珠をモチーフとしています。
光りにとてもよく輝きます。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
水を入れた状態。
プレート部分の粒々は底面に施されていて、上面はつるつると
しています。
材質はセミクリスタル(クリスタルガラスよりも鉛の含有率が低く、
加工が容易でソーダガラスの丈夫さも併せ持ちます)。
クリスタルガラスのように鉛を含むので透明度ときらめきがあります。
鉛は通常の使用(ワインの酸など)では問題はありません。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
この粒々文様、上から見るとどう見えるのでしょうか。
グラスはルネ・ラリックの作品の中でも比較的に手が届きやすい
芸術品です。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
↑これは、水が入っていない状態。
水を入れると・・・
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
↑水を入れると、この様に見えます。
少し虹のような部分も見えます。
計算してデザインされたのか、とても美しいです。
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