ルネ・ラリック 「トーキョー」グラス,Rene Lalique 「Tokyo」
Rene Lalique(ルネ・ラリック)はアール・ヌーヴォからアール・デコ
の時代に活躍した、宝飾作家でありガラス工芸作家です。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
ルネ・ラリック 「トーキョー」グラス。
高さは約11.3㎝、水用のグラスです。
約100年前の物とは思えないシンプルで洗練されたデザインです。
Rene Lalique `Tokyo' model glass plate design
グラスのプレート部分のデザインは真珠をモチーフとしています。
光りにとてもよく輝きます。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
水を入れた状態。
プレート部分の粒々は底面に施されていて、上面はつるつると
しています。
材質はセミクリスタル(クリスタルガラスよりも鉛の含有率が低く、
加工が容易でソーダガラスの丈夫さも併せ持ちます)。
クリスタルガラスのように鉛を含むので透明度ときらめきがあります。
鉛は通常の使用(ワインの酸など)では問題はありません。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
この粒々文様、上から見るとどう見えるのでしょうか。
グラスはルネ・ラリックの作品の中でも比較的に手が届きやすい
芸術品です。
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
↑これは、水が入っていない状態。
水を入れると・・・
Rene Lalique ‘Tokyo’ model glass table ware
↑水を入れると、この様に見えます。
少し虹のような部分も見えます。
計算してデザインされたのか、とても美しいです。
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