ギンゴケの育て方は難しい。
ギンゴケです。
一般的に流通しているものとは違うイメージです。
ギンゴケにも雄株(オス)と雌株(メス)があり、形態にも
違いがあるのかもしれません。
以下の写真の株はすべて家の東側の側溝で撮ったものです。
↑この株が一般的に流通しているものに近いです。
葉の先端に葉緑素が無い部分があるため白色に見えます。
強い日差しなどから身を守るためだと考えられています。
大阪の都市では南側ではギンゴケは見つかりません。
日光を好む割には住む場所に好みがあるようです。
暖地では南側のコンクリートは夏に焼けるように熱くなるので
そもそも植物の生育にはふさわしくありません。
これもギンゴケです。
生育する場所によって形態に差異があるようです。
ギンゴケもメス株とオス株が受精すると「胞子体」というものを
作り、胞子体から「朔」が出てきて「朔」の蓋が取れると「胞子」
を撒きます。
「胞子」からは新しいギンゴケが生えてきます。
またギンゴケは無性生殖でも増えます。
この場合、葉の間に「無性芽」を作り、「無性芽」からクローン
のギンゴケが生えてきます。
↑の写真のギンゴケは葉が毛羽だったように長いです。
暖地での育て方は、
・午前中の日光にだけ当てる。
・日光が当たるときは乾いた状態にする。
特に湿った状態で日光に当ててしまうと、蒸れて枯れてしまいます。
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