プロテア`スペシャルピンクアイス´
開花3日目のプロテア`スペシャルピンクアイス´。
開花が上手く進んでいないようです。
大阪のような暖地でのプロテア`スペシャルピンクアイス´の
栽培はお勧めしません。
蕾の成長や開花期の気温が高温で花をダメにしやすく、栽培管理が
難しいです。
開花すれば花は素晴らしいのですが、育てるのに手間がかかります。
苗や鉢花の値段も高価ですので、導入は慎重に検討してください。
プロテアの花は多くの花が集まった頭状花序です。
花弁のような部分は総苞片(花を守るために葉が変化したもの)です。
プロテア`スペシャルピンクアイス´の蕾。
この時点で大きさは6.5㎝。
毎日ひたすら水やりです(水切れさせると蕾が枯れます)。
植木鉢には直接光が当たらないようにします。
Dead flower bud of Protea ‘Special Pink Ice’
プロテアの蕾は半日で枯れます。
↑の写真は枯れた蕾です、もうこうなると回復することはありません。
9月に入ってから気温が38度になった日があって、その日に鉢土が
少し乾燥したようです。
幸い他の4つの蕾は無事でした。
気温が高くなる日は特に注意が必要です。
開化寸前で蕾が大きくなってきています。
総苞片の先端が茶色くなると蕾が枯れる前兆です。
しっかりと水やりをして枯らさないようにします。
上手く開花させるポイントは枝数を制限することです。
花後に出てくる枝を芽欠きして、枝が増えすぎないようにします。
枝が多いと葉からの蒸散の量も多くなりますし、養分が分散して
蕾がつかなくなります。
開花が近く、今にも爆発しそうなぐらい膨れた蕾。
総苞片の先端が枯れているのは水切れを起こした痕跡です。
蕾の成長が夏をまたぐので水やりには特に気を使います。
夏は本当に鉢土が乾きが早く、蕾を枯らしがちです。
開花の始まり1日目。
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