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2023年10月

2023年10月31日 (火)

エンセファラルトスの葉を切る弊害④

Pa282842_3_1 Encephalartos horridus

エンセファラルトス・ホリダスはこれぐらい葉を茂らせないと

本来の姿・魅力が出ません。

葉が2~3枚しかついていない株はみすぼらしいです。

どんなに格好の良い鉢に植えられたとしても変です。

葉が少ないものが売られているのは、輸入時の植物検疫のために

害虫が着かないように減らされているだけです(抜き苗のため

葉からの蒸散で弱らせないためでもある)。

それを本当の育て方だと思い、毎年葉を切ってしまうのは間違いです。

盆栽ならばいざ知らず、エンセファラルトス・ホリダスは古い

葉(枯れている葉は取り除きます)を切る必要はありません。

2023年10月29日 (日)

ギンゴケの栽培。

Pa262833_1_1 Bryum argenteum

蒔き苔で増やしているギンゴケです。

写真で見ると石が多いですね、後でピンセットで取り除こう。

細かい砂の方がいいです。

秋はギンゴケ栽培に適している季節です。

暖地ではギンゴケはあまり直射日光を好みません。

かといって日光が当たらなくても育ちません。

市街地ではどこでも見られる苔ですが、育ててみると

結構難物です。

水は霧吹きで毎日夕方に与えます。

ギンゴケを水に濡れたまま直射日光に当てると蒸れて枯れる

事があります。

2023年10月27日 (金)

松葉蘭`富嶽の虹´の新芽。

Pa132796_7_1 Psilotum nudum `富嶽の虹´

松葉蘭`富嶽の虹´

今年は2本の芽が出てきました。

マツバランとして鑑賞されるこの植物体は「胞子体」と

呼ばれるものです。

二叉に分枝する単純な茎だけで育っていて、地下部は「根冠」が

無い「仮根」があります。

Pa192804_3_1 Psilotum nudum 

ディクソニア・アンタルクティカの幹のような部分に

着生しているマツバランです。

胞子から育った配偶体から受精して自然に生えてきたものです。

綺麗な斑が入っていることから`富嶽の虹´の胞子から

育ったと思われます。

ディクソニア・アンタルクティカを傷付けるわけにはいかないので、

引き抜いてみました。

Pa192812_9_1 Psilotum nudum 

引き抜いた結果、地下茎は千切れてほとんど付いていません

でしたが植え替えて栽培に挑戦します。

2023年10月26日 (木)

Sternbergia sicra sp. ステルンベルギア・シクラ sp.

Pa262834_2_1  Sternbergia sicra sp.

ステルンベルギア・シクラ sp.

ギリシャ,パルテノン神殿付近で採取された系統です。

花径は約5㎝,草丈は花の頂点まで12㎝。

秋にシャープな印象の鮮やかな黄色の花を咲かせます。

Pa262835_3_1 Sternbergia sicra sp. leaves

ステルンベルギア・シクラ sp.の葉。

葉も秋に出てきます。

このステルンベルギア属の植物はワシントン条約で保護されています。

経済産業省のワシントン条約のページを確認すると、ヒガンバナ科

で掲載されていました。

幸いにも国内で繁殖されています。

Pa262836_1_1 Sternbergia sicra sp.

ステルンベルギア・シクラの花は日が暮れてくると閉じます。

花の開閉運動(傾性運動)は温度と関係することが多いですが、

この花が反応する対象が光なのか温度なのかはわかりません。

 夏の休眠中の多湿で球根が腐ることがあります。

休眠中は球根は掘り上げずに乾かし気味に管理します。

 

コヒロハハナヤスリ

Pa202817_3_1 Ophioglossum petiolatum

コヒロハハナヤスリ

秋まで葉が残っているのでコヒロハハナヤスリで間違いは

ないと思います。

胞子で増える植物で、薬草にもなります。

急性乳腺炎や皮膚の化膿,打撲傷などに効くそうです。

草丈は約11㎝。

Pa202818_4_1 Ophioglossum petiolatum

コヒロハハナヤスリの胞子を作る器官。

この植物の仲間は水生植物が多いのですが、これは梅の木

の鉢の中から生えてきました。

シダの仲間だそうです。

2023年10月23日 (月)

五葉松の枯葉のお手入れ。

Pa162798_1_1 Pinus parviflora 那須五葉松

秋も深まると五葉松が去年の古葉を落とし始めます。

古い葉は茶色になりますが、すぐには脱落しません。

この様になると古葉は手で簡単に外れるので、ゴミ箱の上で

払って落とします。

五葉松はお正月を迎える前に古葉を落とし、綺麗な姿になります。

Pa212825_1_1 Pinus parviflora 那須五葉松

短葉性の那須五葉松。

古葉を取り除いた後の様子。

大木の五葉松の場合は、株元にブルーシートを敷いて脚立を立てて

古葉を落とします。

Pa212826_2_1 Pinus parviflora 吾妻五葉松`宝来´

Pa212827_3_1 Pinus parviflora ‘葵’

Pa222828_4_1 Pinus parviflora `明星´

 

2023年10月22日 (日)

リトープスの夏越し。

リトープスの大きさは全て約2㎝です。

Pa192807_4_1 Lithops turbiniformis 露美玉

↑リトープス・露美玉、元々斑入りの個体です。

斑は無くなりましたが色調が明るいです。

ネームラベルが失われることもあるので、備忘録もかねて

ラベルと共に写しておきます。

ラベルを無くすと見分けがつきません。

Pa192808_5_1 Lithops hookeri var. hookeri 富貴玉

↑リトープス・富貴玉

Pa192809_6_1 Lithops pseudotruncatella 曲玉

↑リトープス・曲玉

斑入りの色が綺麗です。

Pa192810_7_1 Lithops pseudotruncatella var. elisabethiae 瑪瑙玉

↑リトープス・瑪瑙玉

これも元斑入りです、変な形に育っています。

Pa192811_8_1 Lithops turbiniformis 露美玉

↑斑入りのリトープス・露美玉。

まだ小さいですが分頭しています。

今年は夏越しの断水での欠株はありませんでした。

 

地球温暖化でリトープスの水やりは梅雨の頃から10月に入る

まではストップします(大阪の平野部基準)。

夏の間は室内の明るい日陰で管理しています。

毎年、水やりの再開は腐らせないかとビクビクしながら行っています。

栽培は、まだ手探りなので貴重な斑入りを枯らさないかどうか、

夏越しがいつも心配です。

何のために育てているのやら。

2023年10月21日 (土)

タキイ種苗さんの五葉松(福吾妻 実生苗)。

Pa202820_1_1 Pinus parviflora 福吾妻 実生7年苗 

タキイ種苗さんの通信販売で買った「吾妻五葉松 福吾妻

実生7年生苗」が届きました。

通販だと、どの様な木が届くのか分からないので博打なのですが

結構立派な苗が届きました。

葉も短く幹も立派です。

樹高は約12㎝。

Pa202821_2_1 Pinus parviflora 福吾妻 実生7年苗

裏側から。

実生7年でも幹が荒れていて少し貫禄があります。

実生なので当然自根苗です。

黒松に接木されていない所が良いです。

五葉松に接木してあるものは良いのですが、あまり売られて

いません。

Pa202823_3_1 Pinus parviflora 福吾妻 実生7年苗

まだ整枝をしていないのですが、針金をかけて樹形を作って

みました。

針金をかけている時が楽しいです。

根張りがどうか見ていませんが、上だけ見ると貫禄があって

将来有望な様です。

憧れの吾妻五葉松の盆栽を作ります。

Pa202824_4_1 Pinus parviflora 福吾妻 実生7年苗

福吾妻の実生なので、その性質を受け継いでいて、とても

分枝が多いです(八房性)。

葉も短く、良い木を買うことが出来ました。

 

 

2023年10月20日 (金)

Encephalartos horridus の新葉。

Pa192801_1_1 Encephalartos horridus leaves

エンセファラルトス・ホリダスの新しい葉4枚が完成に

近づいています。

心配していた徒長もなく、綺麗に展開してくれました。

葉は、だいたい芽が出てきてから1ヵ月で完成します。

Pa192802_2_1 Encephalartos horridus leaves

ここまで葉を増やすのに5年以上かかりました。

葉が多い方が地上茎の成長が早くなるので有利です。

めざせ幹径10㎝オーバー。

Pa202815_1_1  Encephalartos horridus leaf

エンセファラルトス・ホリダスの小葉。

大きさは長さが標準で7から8㎝で先端が棘状です。

Pa202816_2_1 Encephalartos horridus leaf

エンセファラルトス・ホリダスの小葉はふつう3裂して捻じれて

3方を向きます。

三次元的な棘の防御葉になります。

Pa202819_5_1 Encephalartos horridus leaves

名は体を表すように種小名の`horrida´はラテン語で「棘だらけ」を

意味します。

棘は鋭く、うかつに触ると刺さります。

小葉は少し内側に丸まることで曲がりに対する強度を増しています。

2023年10月19日 (木)

Tillandsia crocata の花。

Pa172800_3_1 Tillandsia crocata

3日に一度の霧吹きでの水やりの時に花を見つけました。

毎日、霧吹きをする株もあります。

夏の間は日中に熱くなった植物体を気化熱で冷やすために

毎日霧吹きで葉水をします。

チランジア・クロカータは去年の反省から遮光率を高めたので

今年の花付きは悪いです。

2023年10月18日 (水)

ミツバアケビの実

Pa122792_4_1 Akebia trifoliata

ミツバアケビの実が生りました。

青森県の糖度の高いミツバアケビの実生苗とのことでしたが、

甘味はいまいちでした。

開いた果実は鳥に先を越されていました。

Pa172799_2_1 Akebia trifoliata

果皮は梅雨の頃の長雨で傷んだので、色が悪いです。

 

2023年10月13日 (金)

ゲンノショウコ の 花

Pa112791_3_1 Geranium thunbergii

ゲンノショウコの葉と花。

胃腸病の民間薬の原料として有名です。

開花時期に地上部を刈り取り乾燥させます。

煎じて飲むと下痢や便秘に効果があります。

貴重な薬草です。

P9272750_5_1 Geranium thunbergii

ゲンノショウコの花色には写真の紫色のほか白花もあります。

今年は酷暑で乾燥で枯れた株が多かったです。

Pa072786_1_1 Geranium thunbergii

ゲンノショウコの八重咲の花を見つけました。

Pa072787_2_1 Geranium thunbergii

蝶がゲンノショウコの蜜を吸っています。

栽培には日当たりで湿り気がある排水性の良い場所が良く、

こぼれ種で増えてくれます。

2023年10月 7日 (土)

黒赤ヒガンバナ,(黒花ヒガンバナ)

Pa042774_6_1 Lycoris radiata `黒赤ヒガンバナ´

咲き始めの黒赤彼岸花。

精悍な花弁です。

黒赤ヒガンバナは昔に鈴木吉五郎という人が自生する彼岸花の

中から発見した、発色の良い濃色個体です。

発見場所は不明。

Pa062784_1_1 Lycoris radiata `黒赤ヒガンバナ´

開花2日目、満開時の様子。

2023年10月 6日 (金)

観音竹「大判の縞」

Pa022769_1_1 Rhapis flabelliformis `大判の縞´ leaf

観音竹「大判の縞」の葉です。

大きさは幅が45㎝。

葉割れは多いですが葉色も濃く斑の入り方も上出来です。

Pa052779_1_1  Rhapis flabelliformis `大判の縞´

樹高は葉を含めずに40㎝。

とにかく大きく育てています。

葉焼けがひどいですね。

観葉植物として有望かなと思いましたが、綺麗に育てるのは

難しいです。

葉焼けさせずに育てるには高い技術と設備が必要です。

Pa022771_3_1 Rhapis flabelliformis `大判の縞´

観音竹「大判の縞」

幅は葉を入れて約70㎝。

逆光で分かりにくいですが、室内観葉として結構きれいな緑です。

南国を思わせる豪快な姿をしています。

2023年10月 5日 (木)

エンセファラルトス・ホリダスの新しい葉は4枚でした。

Pa042775_7_1 Encephalartos horridus new leaves

エンセファラルトス・ホリダスが4枚の新しい葉を出しました。

この株では新記録です。

株が大きくなるにつれ、新しく展開する葉の数が増えます。

規則正しく並ぶ小葉が綺麗です。

Pa042777_9_1 Encephalartos horridus new leaves

それにしても刺々しいです。

この個体は2013年に購入したものなので、10年育てて

ようやくレベルアップしました。

Pa042778_10_1 Encephalartos horridus new leaves

上から見た様子。

秋に出た葉なので、日照不足で小葉の間隔の空いた‘間延び’した

葉にならないか心配です。

2023年10月 3日 (火)

プロテア`スペシャルピンクアイス´の花が咲かない。

P9302762_3_1 Protea ‘Special Pink Ice’

プロテア`スペシャルピンクアイス´

10号(直径30㎝)スリット鉢で育てています。

植木鉢は大きくないと蕾を水切れで枯らしてしまいます。

蕾の数は5個で、一つ枯れました。

枝数も制限していて、蕾が着くまでは順調でした。

P9302764_5_1 Protea ‘Special Pink Ice’

↑これが一番最初に咲いた花。

まだ、日中の気温が暑く、花は満足に展開しないまま枯れました。

P9302763_4_1 Protea ‘Special Pink Ice’

↑2つ目の花が開花中ですが、これも綺麗には開いてくれません。

水やりも十分たっぷりと与えているのですが、暖地で開花させるのは

相当難しいようです。

2023年10月 2日 (月)

なんとなく秋が来て。 彼岸花

Pa012766_6_1 Lycoris radiata

しれっとヒガンバナの花が咲きだしました。

ヒガンバナは稲作と共に日本に伝わったとされます。

縄文時代(狩猟採集が中心)と異なり稲作は自然に対し大きく

手を加えます。

自然破壊をしていくわけですが、ヒガンバナは長く丈夫な根や葉

(草の少ない冬に葉を出す)で土手や畝の土砂崩れを防いで

くれます。

Pa012767_7_1 Lycoris radiata

ヒガンバナは全草に毒(リコリン,アルカロイド)があるので、モグラ

などが畝に穴を開けるのも防いでくれます。

また、救荒作物として稲が不作だった場合には球根に含まれる

デンプンを毒を洗い流したうえで食用にできました。

毒の成分はタンきりや咳止めの薬用成分にもなります。

含まれる毒の量は少ないのですが、子供の誤食を避けるためにも怖い

イメージのある別名をつけたと思われます。

別名の一つの「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は天上に咲く花の

意味です。

Pa012768_1_1  Lycoris radiata ‘黒赤ヒガンバナ’

ヒガンバナは青軸(花茎が緑色)です。

そのことが花色を邪魔しないのですが、交配種のリコリスは

泥軸(花茎が茶色)のものが多いです。

2023年10月 1日 (日)

赤塚植物園さんのスーパーローディー・シャクナゲの小苗

P9292759_8_1 Rhododendron `Red Apple´

シャクナゲ・スーパーローディーの新品種です。

ようやく好みのタイプが出たので(実際に花を見るまではわかり

ませんが)3.5号ポットの小苗を買いました。

新品種なので中苗や大苗は売っていません。

花が咲くまでは2~3年はかかりそうです。

P9292754_4_1 Rhododendron `Red Apple´

大きさはこんな感じです。

てとも丁寧に育てられたことが解る苗です。

赤塚植物園さんのシャクナゲに対する情熱が伝わってきます。

当然ですが蕾はついていません。

P9292753_3_1 Rhododendron `Red Apple´

株元の様子。

メリクロン培養(組織培養)なので接木ではなく自根のようです。

P9292755_5_1 root of Rhododendron `Red Apple´

ポットから抜いた状態。

細かい根がびっしりと伸びていて、根鉢を形成しています。

植え替えが必要です。

鹿沼土や赤玉土に園芸用培養土を混ぜたもので鉢増ししてみました。

少し酸性の用土が適しているそうです。

水はけの良さも重要です。

通気性の良いスリット鉢がおすすめ。

根鉢は崩さずに一回り大きな鉢に植えます。

P9292756_6_1 Rhododendron `Red Apple´

植え替えた後の様子。

4.5号(直径13㎝)の鉢に植え替えました。

宅配で届いたので、植替え後はたっぷりと水をあげました。

シャクナゲ スーパーローディーは耐暑性があり大阪の平野部でも

庭植えが出来るぐらい丈夫ですので、用土にはそれほど気を

使わなくても良いかもしれません。

耐暑性はあるのですが、西日が当たらない場所で育てます。

ある程度大きくなるまでは鉢植えで育ててみます。

 祖父母の家には大きな石楠花の木がありました。

今回買った品種は、花色や雰囲気がそれに似ています。

大きく育って見事に花を咲かせてくれるのを楽しみに。

P9292752_2_1 Rhododendron `Red Apple´

↑届いた状態の苗の外観。

とても健全な苗です。

 

 

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