苔玉研究所 今回の芯材はコルク。
また苔玉を作ります。
今回は芯材にコルクを使います。
市販のコルク球(直径が10㎝のが売っています)を使った
方が簡単かも。
苔玉に植物を植える場合は中が土でないとだめですが、
丸い苔を楽しむためには芯材は腐らなければ何でもいいです。
コルクはノコギリやカッターナイフの他、ペンチで掴むように
ちぎっても形を整えることが出来ます。
コルクの形を整えて(形は何でも構いません)、木工用ボンド
で接着します。
接着剤が固まるまでは輪ゴムで止めておきます。
今回は球体を作ります。
ミカンが入っていた網を用意します。
ネットを裏返してコルクに被せます。
余分な部分は切り捨てます。
コルクにミカンのネットをかぶせた様子。
形が歪(いびつ)ですね。
この上に苔を巻きます。
コケはマット状に成長するものが適しています。
今回は一般的に使われるハイゴケではなく、より乾燥に
強く管理が簡単なヒツジゴケを使います。
マット状の苔は丈が足りなかったら解し伸ばして使います。
黒い糸で巻きますが、結び目が1つだと解ける恐れがあるので
1本の糸でぐるぐる巻きにはせずに複数の糸で巻くように
します。
手で形を整えたら完成です。
苔が成長してくれば糸を隠してくれます。
今回は吊り下げ用の取っ手をつけませんでしたが、芯材が
コルクなのでネジ式のフックをそのまま取り付けることが
出来ます。
外側を棕櫚縄で結んで吊り下げても風情があります。
表面にシノブを着けようと思います。
<管理の仕方>
半日陰で育てます。
地面に直接置かないようにします。
時々天地返しをすると全面に綺麗にコケが育ちます。
ヒツジゴケは乾燥にも強いですが、芯材がコルクで水を
含まないため、表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。
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