まきゴケでヒツジゴケを増やすよ。
裏庭の苔です。
ヒツジゴケの仲間です。
裏庭には冷温帯性雨林に自生するディクソニアを植えて
あるので定期的にホースで雨を降らせます。
なので地面には苔が生えています。
↑これはホウオウゴケの仲間でしょうか。
春から夏はハッカクレンの葉の下になるところに生えています。
↑これは灯籠の足元近くのヒツジゴケです。
↑植木鉢の中にもシッポゴケ(栽培しているものから零れ落ちたもの)
やゼニゴケ(←これは要らない、嫌い)。
他にもギンゴケやホソウリゴケ,スナゴケなどを庭で見ることが
出来ます。
まき苔(まきゴケ)でヒツジゴケを増やします。
ヒツジゴケはよく見かける苔で、匍匐(ほふく)して広がる
ので、比較的簡単に増やし易い苔です。
まず、庭で採取した苔をほぐして広げます。
この時にゼニゴケやジャゴケが混じっていれば取り除きます。
少しでも残すとゼニゴケなどが増えて厄介です。
ヒツジゴケの場合は用土を使います。
用土は雑草の種子の無い、ゼニゴケなどが混じらない無肥料で
腐植質の無い清潔なものを使うようにします。
細かくしたゼニゴケを用土に押し付けるように馴染ませ、
水遣りをします。
後は害虫予防のために防虫ネットで覆ったら完成です。
不織布での代用は水を通さないのでダメです。
防虫網は水を通すので、上からそのまま水遣りが出来ます。
ガガンボの幼虫やガの幼虫が苔を食害することがあるので
害虫対策をします。
ダンゴムシやナメクジが入らないように隙間を作らないように
防虫網をひもで結びます。
このまま水やりを続けて全体に苔が広がるのを待ちます。
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