秋も深まると五葉松が去年の古葉を落とし始めます。
古い葉は茶色になりますが、すぐには脱落しません。
この様になると古葉は手で簡単に外れるので、ゴミ箱の上で
払って落とします。
五葉松はお正月を迎える前に古葉を落とし、綺麗な姿になります。
短葉性の那須五葉松。
古葉を取り除いた後の様子。
大木の五葉松の場合は、株元にブルーシートを敷いて脚立を立てて
古葉を落とします。
タキイ種苗さんの通信販売で買った「吾妻五葉松 福吾妻
実生7年生苗」が届きました。
通販だと、どの様な木が届くのか分からないので博打なのですが
結構立派な苗が届きました。
葉も短く幹も立派です。
樹高は約12㎝。
裏側から。
実生7年でも幹が荒れていて少し貫禄があります。
実生なので当然自根苗です。
黒松に接木されていない所が良いです。
五葉松に接木してあるものは良いのですが、あまり売られて
いません。
まだ整枝をしていないのですが、針金をかけて樹形を作って
みました。
針金をかけている時が楽しいです。
根張りがどうか見ていませんが、上だけ見ると貫禄があって
将来有望な様です。
憧れの吾妻五葉松の盆栽を作ります。
福吾妻の実生なので、その性質を受け継いでいて、とても
分枝が多いです(八房性)。
葉も短く、良い木を買うことが出来ました。
秋になると五葉松が前年の葉を落とします。
お正月を迎える頃には、今年に出た綺麗な新しい葉だけに
なります。
黒松や赤松では自然にはこうにはならず、緑色の前年の葉を
むしり取る`もみあげ´などの手入れが必要です(庭木の場合は
植木屋さんに頼む)。
五葉松の場合は自然と葉が枯れるので、手で取り除きます。
多少、松脂で指が黒くなりますが。
庭木の場合は下にビニールシートを敷いて枯葉を払い落とします。
葉が落ちた後では拾うのが大変なので、葉が落ちる前に
作業します。
上の写真はお手入れ後。綺麗になりました。
この時に針金が食い込んでいないかも同時にチェックします。
那須五葉松の盆栽 樹高は26㎝。
文人風盆栽に近づいてきました。
盆栽とは時間をかけてゆっくりと造っていくものです。
自然と時間そして人間の合作なのです。
最近では太い枝や幹の切り痕が残るようなインスタントな
盆栽ばかりです。
今年の新芽が全て上を向いています。
この盆栽も短葉性の那須五葉松の素材を買って、下枝を
剪定で落とした準インスタント盆栽ですが、何年もかけて
ゆっくりと仕上げるつもりです。
趣味の盆栽なんて結局は「過程」なのです。
根元付近。
根洗い(年月が風雨で土や砂を流したような感じ)にしてあります。
幹にも古色が少しついてきました。
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