Thymus serpyllum ‘Coccineus Minor’
赤花クリーピングタイムの花。
雑草が目立ちますが、今年から試験的にグランドカバーとして
植えています。
排水性の良い場所への地植えです。
タイムは根が長く伸びるので鉢植えには不向きです。
Thymus serpyllum ‘Coccineus Minor’
赤花クリーピングタイムを植えたこの場所は、以前は
シバザクラを育てていました。
シバザクラは雨が降るとナメクジに花を食べられてしまいましたが、
クリーピングタイムには今のところ被害はありませんし
梅雨の長雨にも耐えてくれています。
夏の暑さに耐えて、赤花クリーピングタイムの栽培が上手くいけば
面積を広げる予定です。
シロバナムシヨケギクの花も終わりに近づいてきました。
花後は種子を採らない場合、地際で剪定をして梅雨の
高温多湿で蒸れて枯れるのを防ぎます。
葉はある程度残すように地上10㎝ぐらいの位置で剪定し
枯葉などを取り除き、株元の風通しを良くします。
Mastic thyme(マスチック・タイム)も花を咲かせています。
香水の原料にもなるぐらい香りのよいタイムです。
開花している時が一番香りが強くなります。
歩いていて、触れると良い香りが漂ってきます。
タイムも暖地の高温多湿(梅雨)が苦手なので、開花したら
栄養成長に戻すために剪定をします。
かなり旺盛に茂っているので、このままでは内部が枯れて
しまいます。
このマスチック・タイムは古株で、株元が木質化しています。
幹が木質化すると枯れやすくなるので、必ず挿し木で増やして
おきます。
剪定する場合は、葉を残すようにします。
基本的には今年に伸びた枝を剪定しますが、葉があれば
枝が伸びるので切り戻し剪定も出来ます。
株元の雑草なども取り除いておきます。
剪定後の様子。
ずいぶんとスッキリとしました。
剪定作業は梅雨前までに済ませます。
今年は5月なのに夏日で日中は暑く、選定作業で汗をかきました。
収穫適期の花山椒(サンショウの雄木)の花です。
葉の香りが特に良い選別品種です。
朝倉山椒(サンショウの雌木)の花は採りません、実が
生らなくなります。
花粉が出てきた頃合いで収穫します。
爪で花房の付け根を摘まむように採ります。
収穫の最中は喋ってはいけません(昔の言い伝えで
しゃべると木が枯れるそうです)。
Zanthoxylum piperitum blossoms
収穫できました。
これだけの収穫作業でも結構大変です。
花山椒の佃煮が高級食材である事にも納得です。
サンショウの花はすぐに鮮度が落ちるので、収穫後直ちに
調理をします。
鍋に酒とみりんと醤油(だいたい等量)でごく少量の煮汁を
作ります。
煮汁を少なくするのがコツです、なぜなら山椒の花は
加熱するとすごく小さくなるからです。
去年よりも木が大きくなったので、出来上がった佃煮の量も
多くなりました。
嵩(かさ)は本当に小さくなります。
↑花山椒です、花を佃煮にします。
葉もお吸い物などの香りづけに利用します。
春の薬味として欠くことが出来ません。
山椒は日本を代表するハーブの一つです。
香りと味,刺激が良く、その価値と貴重さから山の宝石に
たとえられます。
サンショウの苗を買うときには、絶対に枯れにくい強い
台木に接いだ接木苗を選んでください。
格段に育てやすくなります。
暖地の平野部での植え場所は家の北側の庭で、西日が当たらない
所です。
排水性を良くして植えます。
↑朝倉サンショウの木
樹高が2mほどの木を植えています。
朝倉山椒は棘が無く、山椒の実を収穫することが出来ます。
この木も枯れにくい「スーパー接木苗」です。
害虫としてはアゲハの幼虫が着きますが、蝶道(蝶が飛ぶ
コース)を避けることで被害を減らせます。
よく見まわって幼虫を落とします。
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