マスチック・タイムの剪定。
マスチック・タイムの開花時期です。
Mastic thyme 別名:スパニッシュ・マジョラム(Spanish
Marjoram)。
花が咲く時期が一番香りが強いので、マスチックタイムの剪定は
好きな作業です。
それにしても茂っています。
このままだと開花に株の力を使ってしまい弱るので、剪定
をして栄養成長に戻します。
また、剪定をしないと株が混みあう事で株が蒸れて枯れてしまいます。
乾いた地中海性気候で育つタイムにとって、梅雨の時期の様な雨は
大敵で、株の内部が乾きにくくなり枯れる原因となります。
マスチック・タイムの花です。
直径2㎜ほどの小さな花をフワフワとした花序に咲かせます。
↑剪定後のマスチック・タイム。
剪定は思い切ってバッサリといきますが、必ず葉がついている
部分の上で切ります。
葉の無いところまで枝を剪定してしまうと、その枝は枯れ込んで
しまいます。
兎に角、マスチック・タイムの剪定の一番の目的は株元の
通風を確保することにあります。
これは挿し木してまだ若い株です。
剪定をすることで枝数も増え、綺麗にまとまった株姿になります。
最近のコメント