仙女盃(ダドレア・ブリトニー)
ロゼット径は33㎝です。
以前育てていたものは夏に水をあげて腐らせたので、
今回のは慎重に夏の間は強制休眠(完全断水)させています。
今の時期に開花するのですが、花茎は小さい内に切り取っています。
株の成長にエネルギーを回すためです。
葉で植木鉢に蓋をしたような状態になっています。
株元の風通しが悪くなるので、腐らせないように注意が必要です。
葉の表面の白い粉は水に濡れると剥がれ落ちます(触れるだけ
でも落ちます)、白い粉は回復しませんので雨に当てたり頭上灌水
しないよう注意が必要です。
ダドレア・ブリトニー(仙女盃)
写真の株で幅が30㎝あります。
夏(暖地では梅雨から9月いっぱいまで)の断水による
強制休眠から覚め成長しています。
仙女盃は秋から春にかけての冷涼期が成長期です。
ただし耐寒性が無く、霜に当てたり凍らせると枯れます。
水遣りは、下葉が柔らかく曲がるようであれば与えます。
水は根元に注ぎます。
雨などに当てると葉の表面の白粉が外れて見苦しくなります。
Dudleya brittonii × Dudleya pachyphytum
ダドレア・ブリトニーとダドレア・パキフィツムの
交配種です。
株幅が約10㎝。
葉幅が広いのが特徴のようです。
仙女盃よりも乾燥に強く、夏の断水の間も株の大きさは
変わりませんでした。
ダドレア・ブリトニー(仙女盃)の水遣りを再開しました。
暖地では梅雨の頃から9月中旬ぐらいまで、水遣りを停止して強制的に
休眠させます(夏に水をあげると腐ります)。
仙女盃は、夏の間は葉に貯めた水を使って生き延びます。
夏の間、遮光してあげるとあまり体力を消耗せずに夏越しが出来る
ようですが、やった事はありません。
下の方の葉から順次に枯れてくるので心配になりますが、ここで水を
遣ってしまうと腐って枯れてしまいます。
高温多湿の時期は水をあげても根が吸い上げることが出来ず腐り、
やがて水を多く貯め込む幹も腐ります。
まだ最高気温が30℃ぐらいと高かったので心配でしたが、夜温が低く
なっているので順調に復活しそうです。
曲げたら柔らかかった下の葉が、水を蓄えて固くなりました。
仙女盃は秋から春にかけての冷涼期に生育します。
成長期の生育スピードは意外と速いので、冬までには元の大きさに
戻ります。
植替えも秋の初めが適期です、植え替えた後は傷口から腐ることを
防ぐために一週間ぐらい開けてから水遣りを開始します。
ダドレア・ブリトニー(仙女盃)
なぜ強烈な陽射しがあるバハ・カリフォルニアに自生しといて、
日本の暑さに弱いのか知りませんが、夏越しの為に水遣りを止めて
強制休眠させている仙女盃です。
高温`多湿´という環境が苦手です。
夏に水遣りをしても根が水を吸収できません。
夏に水をあげると最悪の場合、腐って枯れます。
仙女盃の枯葉をトリミング。
強制休眠中は下の葉から順次枯れてきます(仙女盃は夏の間
葉に貯めた水分で生き延びます)。
枯れた葉は取り除いた方が株元の通風を良くします。
株元の風通しが悪いと、地際が蒸れて腐ることがあります。
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