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果樹 fruit tree

2024年8月28日 (水)

ナツメの 芽 と 棘。

P8273563_1_1 Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

ナツメは夏に芽が出るから「ナツメ」と覚えていましたが、

新芽は春に出ます。

でも、主幹や枝が伸びるのは、まさに夏です。

夏から伸び始めたナツメ‘黒仙棗’の主幹が30㎝も伸びました。

枝も出ています。

P8273564_2_1 thorn of Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

ナツメ‘黒仙棗’のトゲ(棘)です。

長さは2㎝。

接木1年生苗を買って、栽培6年目で初めてこれ程立派な

棘が出ました(今までは、棘が出ても小さかったです)。

今はまだ柔らかいですが、刺さると痛そうです。

やはり、危険で厄介な果樹のようです。

地植えしているので今後のこと(剪定や枝の処分)を考えると、

このまま育てるべきか悩みます。

木が大きくなると成長スピードも上がり、剪定も危険が伴います。

木が小さな内は棘を剪定してしまえばいいのですが。

2024年8月 9日 (金)

ボルドーのワイン畑みたいでしょう。

P8073546_4_1 Vitis ‘Harmo noir’

醸造用ブドウ‘アルモノワール’,旧名‘クリスタルノワール’。

日本で育種された耐寒性のある本格的な赤ワイン用品種です。

今年は果皮の着色も良いです(アルモノワールは、暖地での栽培では

着色不良が起こる場合があります)。

ワイン用ブドウは原種に近く、果皮はタンニンで渋く種子が大きく

可食部が少ないです。

果肉は糖度が高く美味しいのですが、食べるところが少ないです。

かと言って、発酵しやすいから勝手にワインを造ると酒税法違反で

捕まります。

P8073547_5_1 Vitis ‘Harmo noir’

枝いっぱいに生ったブドウの房。

強い日差しを浴びて、庭の一角がフランスのワイン畑のようです。

2024年8月 2日 (金)

ナツメ‘黒仙棗’の実がダメになりそう。

P7293525_4_1 Ziziphus jujuba var. inermis 

ナツメ‘黒仙棗’の実がダメになりそうです。

実が2個生っていましたが、別の1個はすでに茶色になり

落ちてしまいました。

接木1年生苗を買って6年目、初収穫を期待していただけに残念です。

P7293526_5_1 Ziziphus jujuba var. inermis

原因は2つ考えられます。

・樹がまだ小さかった(樹高は1mぐらいです)。

・夏の土壌の乾燥が思っていたより深刻だった。

特に2番目の理由が有力です。

この酷暑で晴天続き、雨がほとんど降っていません。

来年、もし実が生ったら夏に晴天が続く場合には地植えでも

水やりをします。

 テレビをつけると猛暑ばっかりで、それだけで気が滅入ります。

2024年7月30日 (火)

フィジョア(フェイジョア)に実がならない。

P7283520_2_1 Feijoa sellowiana ‘Apolo’

↑フェイジョア(フィジョア)‘アポロ’の幼果。

フェイジョア‘アポロ’は自家結実性がある品種ですが、毎年

花は咲けどほとんど実が生りません。

正しい栽培方法を普及させていないので、日本への導入は

失敗だと思います。

実がならない原因3つ。

・そもそも樹が小さい(品種にもよりますが普通樹高2mから3mぐらいの

 大きさに育てないと実がなりません)。

・自家結実しない(異なる品種の植栽が必要、受粉の相性もあるので

 3品種かそれ以上まとめて植える)。

・自家結実する品種も受粉が上手くいかない(人工授粉が必要)。

P7283519_1_1 Feijoa sellowiana ‘Opal Star’

当方ではフェイジョアの‘アポロ’と‘オパールスター’の2品種を

植えていますが、まず樹が小さいようです幹の太さも細い(樹高

1.5mぐらいで剪定しています)。

また、開花時期に雨が多く受粉に不利で受粉の相性も悪いようです。

花はよく咲くので、もう少し樹を大きくしてみようと思います。

2024年7月28日 (日)

憧れのサンテミリオンのブドウ畑を夢見て。

P7243511_2_1 Vitis ‘Harmo noir’

ブドウ‘アルモノワール’は日本で品種改良された醸造用ブドウの

品種で耐寒性があり北海道でも栽培できるそうです。

ブドウ‘アルモノワール’も果実が色づき始めました。

醸造用ブドウなので、皮は厚くタンニンの渋みがあり種子も大きく

可食部が少ないです。

デラウエアの味に近いかな。

サンテミリオンはリエゾンしているので、どこに「・」を打てばいいのか

わからない。

P7243510_1_1 Vitis ‘Harmo noir’

↑この様に庭で垣根仕立てで実が生る風景を再現しています。

今年は沢山実が生ったのでワインシャトーのようです。

栽培が上手くいけばブドウの秋の紅葉も綺麗です。

2024年7月19日 (金)

スモモ‘彩の姫’

P7183497_3_1 Prunus salicina ‘彩の姫’

すもも‘彩の姫’が本格的に熟してきました。

1本で結実する品種です。

熟した果実は信じられないほど美味しいです。

もし庭に果樹を1本しか植えられないとしたら、迷わずにスモモを

選びます。

P7183501_5_1 防鳥テープ

鳥に盗られていません。

この防鳥テープは結構効果があるようです。

2024年7月13日 (土)

デザートライムに実が生りました。

P7093472_10_1 Fruit of Citrus glauca

↑デザートライムの実。

熟したら、すぐに自然落果するので収穫適期に注意が必要です。

あれほど沢山の花が咲いたのに、生った実はたったの2個です。

開花時に雨が多かったのが原因かもしれません。

一応1本で実が生ります(自家結実性あり)。

P7093476_12_1 Citrus glauca

樹ばっかり大きくなり、収穫量が上がりません。

開花時の雨除けや人工授粉が必要です。

P7093479_13_1 Buds of Citrus glauca

デザートライム樹をよく観察してみると新芽が出ていました。

オーストラリアの自生地では乾燥が続けば落葉しますが、雨が

適度に降っていると年に何回か開花結実するそうです。

2024年7月 4日 (木)

イチジク ヒヨドリによる鳥害まとめ。

P7013425_3_1 Ficus carica ‘Mary Lane seedless’

↑ヒヨドリに食害されたイチジク‘メアリーレーン’の果実。

よほど美味しいのですね、何度追っ払っても食べに来ます。

見事な実をほとんど食べられました。

現在は銀色の防鳥テープを張っています。

効果があるといいのですが。

P7013426_4_1 Ficus carica ‘Mary Lane seedless’

↑ヒヨドリがほぼ完食の実。

この画像からもわかりますが、イチジク‘メアリーレーン’は

皮ごと食べられます。

今年は沢山生ったのに残念です。

秋果に期待します。

P7013424_2_1 Ficus carica ‘Mary Lane seedless’

野良猫が居たときは、これ程の鳥害はありませんでした

(野良猫も庭を荒らしたり、オリーブの木で爪を研ぐので

追っ払っていましたが)。

野良猫が居なくなったら、今度はヒヨドリです。

果樹を育てるのは野生との闘いです。

 

 

2024年7月 3日 (水)

スモモ‘彩の姫’

P7013430_7_1 Prunus salicina ‘彩の姫’

スモモ‘彩の姫’の実が熟し始めました。

近づくと甘酸っぱい香りがします。

樹上で熟したスモモの実は、酸味が少なくジューシーで甘いです。

これだけは自分で育てないと味わえません。

「李下に冠を正さず」意味は‘疑われるようなことをするな’ですが、

それほど熟したスモモは美味しいのです。

P7013431_8_1 Prunus salicina ‘彩の姫’

スモモ‘彩の姫’は地植えをしています。

やはり鉢植えよりも断然生育が良いです。

樹が大きくなってきたので、今年は沢山採れそうです。

スモモの実は熟したら落果するので見つけたら拾います。

地面に落ちてアリなどに先を越されないよう網で受けるもの

有効です。

自然落果したものは格別です。

今年は沢山実を生らせたので、小ぶりのものが多かったです。

2024年6月29日 (土)

リンゴ‘あおもり乙女’の幼果。

P6253411_4_1 Malus pumila ‘あおもり乙女’

りんご‘あおもり乙女’(ミニふじ)。

水野益治さん作出の傑作ミニリンゴです。

樹には小さな実がたくさん生っています。

熟した果実の採れたては、甘くジューシーでとても美味しいです

(ミニリンゴなので、果肉に対し皮の比率が高いので少し気に

なりますが)。

その、りんご‘あおもり乙女’が今年は豊作です。

11月頃に赤く熟すのが楽しみです(大阪の平野部で暖地なので

着色は悪いです、真っ赤にはなりません)。

これも鳥に食べられない様にしなくてはいけません。

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