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果樹 fruit tree

2024年12月23日 (月)

アルガンノキ の 新芽。

Pc233703_1_1 Argania spinosa

Argan tree

採油用(アルガンオイル)の実が生る樹です。

冬になり新芽が伸びてきました。

成長サイクルが全く分かりません。

根を傷めないよう鉢増しをして植え替えたら、約1年間成長

しませんでした。

ようやく新しい芽が出だしたのは秋になってからです。

砂漠に自生するので寒さには強いのか、一時的な最低気温が

ー7℃でも屋外の軒下で平気で冬越ししています。

Pc233705_2_1 Argania spinosa

アルガンノキ

2016年に実生1年生苗を植えて今年で栽培8年目です。

樹高は70㎝になっていて、開花実績はあります。

果実が生った事はありません。

日本での商業栽培は無理そうです。

アルガンノキは自家結実性がないそうなので2本育てています。

2024年11月14日 (木)

ナツメの木の黄葉。

Pb143640_1_1  Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

秋になり、ナツメ‘黒仙棗’の葉が黄色く色づきました。

ナツメの黄葉は、かなり綺麗です。

これで、鋭い棘が無ければ庭の果樹として良いのですが。

Pb143641_2_1 leaves of Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

↑黄色に色づくナツメ‘黒仙棗’の葉。

この木は来年、接木1年生苗を植えて栽培7年目になります

(未だに結実実績は無し)。

2024年11月10日 (日)

フェイジョアの実が生りました。

Pb103631_1_1 Feijoa sellowiana ‘Apolo’

フェイジョア‘アポロ’の実です。

大きさは長さが約5㎝。

自然に落果したものを拾い、追熟させて食べます。

果皮にしわが出てきた頃が食べ頃です。

フェイジョアと呼ばれますが、ニュージーランドなど栽培が盛んな

地域では「フィジョア」と発音するそうです。

Pb103633_2_1 Feijoa sellowiana ‘Opal Star’

フェイジョア‘オパールスター’の実

大きさは4㎝ぐらい。

味は美味しいのですが、果実がほとんど生りません。

今年は、この2つだけです(樹高は1.5m,株幅も1mぐらい

のフェイジョアの樹が2本地植えしてあります)。

冬に強剪定をすると春に花が咲かず実が生りません。

間引き剪定を行い、花後の夏まで(夏ごろに花芽が出来る)

に剪定をします。

2024年10月28日 (月)

大阪でリンゴは難しい。

Pa283616_2_1 Malus pumila ‘あおもり乙女’

今年は受粉が上手くいき実が沢山生りましたが、最終的に

収穫できるのは写真の1個だけのようです。

落果が多く、栽培の困難さを痛感しています。

リンゴの落果の原因は秋の気温の高さが原因だそうです。

気温が高いと、赤く果皮が色付く前に果実が成熟し、落果します。

初めて結実したときはビギナーズラックだったようです。

リンゴの樹自体は健全で、幹にも虫は入っていません。

大阪府のような暖地でも育てることは出来るようです。

ただ産地と違い、着色が悪いです。

採れたてのリンゴはとてもジューシーで甘いのですが、

収穫するまでが難しいです。

2024年10月 7日 (月)

リンゴが落果。

Pa053605_3_1 Malus pumila ‘あおもり乙女’

リンゴ‘あおもり乙女’

あれほど沢山実が生っていたのに、今では数える程度です。

樹の下には落下したものが転がっています。

シンクイムシの被害に遭ったリンゴも落ちています。

落果が目立ち始めたのは夏が終わった頃で、シンクイムシの

成虫の発生時期と重なりますが、鳥の仕業かもしれません。

Pa053606_4_1 Malus pumila ‘あおもり乙女’

今年はいっぱい食べられると思っていましたがダメでした。

適切な農薬の使用の重要さを実感した年になりました。

今までは、ほぼ無農薬で大丈夫でしたが、実を生らせ過ぎたのが

原因の一つだと思います。

Pa043602_10_1 Malus pumila ‘あおもり乙女’

枝のリンゴもよく見るとシンクイムシの食害の穴が開いています。

2024年10月 4日 (金)

朝倉山椒の実が色付く。

Pa033590_2_1 Fagara inerme ‘朝倉山椒’

雨に打たれながら朝倉サンショウの実が赤く色づきます。

一応秋になっているんですね。

もうすぐ実がはじけて、中から種子が出てきます。

弾けた実の形に似ることから、向付に「割り山椒」という

形の器があります。

朝倉サンショウの実は初夏に青い状態の実を収穫し、軽く茹でて

アク抜きをすると冷凍でも保存できます。

まだ青い実を乾燥させて種子を取り除き粉にすれば、薬味になります。

山椒の効果には健胃・食欲増進・虫下し等があり、食材の臭みを

消します。

朝倉サンショウは棘無しの品種です。

苗を買う場合は、根腐れしにくい強健な台木に接がれた接木苗を

選んでください。

庭に植える場合は、排水性が良く西日が当たらない場所が適所です。

2024年8月28日 (水)

ナツメの 芽 と 棘。

P8273563_1_1 Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

ナツメは夏に芽が出るから「ナツメ」と覚えていましたが、

新芽は春に出ます。

でも、主幹や枝が伸びるのは、まさに夏です。

夏から伸び始めたナツメ‘黒仙棗’の主幹が30㎝も伸びました。

枝も出ています。

P8273564_2_1 thorn of Ziziphus jujuba var. inermis ‘黒仙棗’

ナツメ‘黒仙棗’のトゲ(棘)です。

長さは2㎝。

接木1年生苗を買って、栽培6年目で初めてこれ程立派な

棘が出ました(今までは、棘が出ても小さかったです)。

今はまだ柔らかいですが、刺さると痛そうです。

やはり、危険で厄介な果樹のようです。

地植えしているので今後のこと(剪定や枝の処分)を考えると、

このまま育てるべきか悩みます。

木が大きくなると成長スピードも上がり、剪定も危険が伴います。

木が小さな内は棘を剪定してしまえばいいのですが。

2024年8月 9日 (金)

ボルドーのワイン畑みたいでしょう。

P8073546_4_1 Vitis ‘Harmo noir’

醸造用ブドウ‘アルモノワール’,旧名‘クリスタルノワール’。

日本で育種された耐寒性のある本格的な赤ワイン用品種です。

今年は果皮の着色も良いです(アルモノワールは、暖地での栽培では

着色不良が起こる場合があります)。

ワイン用ブドウは原種に近く、果皮はタンニンで渋く種子が大きく

可食部が少ないです。

果肉は糖度が高く美味しいのですが、食べるところが少ないです。

かと言って、発酵しやすいから勝手にワインを造ると酒税法違反で

捕まります。

P8073547_5_1 Vitis ‘Harmo noir’

枝いっぱいに生ったブドウの房。

強い日差しを浴びて、庭の一角がフランスのワイン畑のようです。

2024年8月 2日 (金)

ナツメ‘黒仙棗’の実がダメになりそう。

P7293525_4_1 Ziziphus jujuba var. inermis 

ナツメ‘黒仙棗’の実がダメになりそうです。

実が2個生っていましたが、別の1個はすでに茶色になり

落ちてしまいました。

接木1年生苗を買って6年目、初収穫を期待していただけに残念です。

P7293526_5_1 Ziziphus jujuba var. inermis

原因は2つ考えられます。

・樹がまだ小さかった(樹高は1mぐらいです)。

・夏の土壌の乾燥が思っていたより深刻だった。

特に2番目の理由が有力です。

この酷暑で晴天続き、雨がほとんど降っていません。

来年、もし実が生ったら夏に晴天が続く場合には地植えでも

水やりをします。

 テレビをつけると猛暑ばっかりで、それだけで気が滅入ります。

2024年7月30日 (火)

フィジョア(フェイジョア)に実がならない。

P7283520_2_1 Feijoa sellowiana ‘Apolo’

↑フェイジョア(フィジョア)‘アポロ’の幼果。

フェイジョア‘アポロ’は自家結実性がある品種ですが、毎年

花は咲けどほとんど実が生りません。

正しい栽培方法を普及させていないので、日本への導入は

失敗だと思います。

実がならない原因3つ。

・そもそも樹が小さい(品種にもよりますが普通樹高2mから3mぐらいの

 大きさに育てないと実がなりません)。

・自家結実しない(異なる品種の植栽が必要、受粉の相性もあるので

 3品種かそれ以上まとめて植える)。

・自家結実する品種も受粉が上手くいかない(人工授粉が必要)。

P7283519_1_1 Feijoa sellowiana ‘Opal Star’

当方ではフェイジョアの‘アポロ’と‘オパールスター’の2品種を

植えていますが、まず樹が小さいようです幹の太さも細い(樹高

1.5mぐらいで剪定しています)。

また、開花時期に雨が多く受粉に不利で受粉の相性も悪いようです。

花はよく咲くので、もう少し樹を大きくしてみようと思います。

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