成木のマキシマルティネッツイ松の剪定は、日本の松と同様「みどり摘み」
が基本になります。
大木になるので、育てるには剪定が必須です(地植えして大きく
育てる場所があれば放任で大丈夫です)。
「みどり摘み」は春に伸びてくる棒状の新芽を折り取ります。
写真は春の新芽を半分ほどの位置で折り取った後に伸びてきた枝です。
樹高を抑えるとともに分枝を促すことが出来ます。
↑の写真では「みどり摘み」の後に出てきた葉が子葉に戻って
います(来年は尋常葉に戻ります)。
今年は五葉松の方法で新芽を途中で折り取る「みどり摘み」を
行いましたが萌芽力が強いので、黒松や赤松のように新芽を
根元から折り取っても大丈夫なような気がします。
来年実験してみます。
まだ初生葉が残るマルチネスピニョンマツ。
プロテア`スペシャルピンクアイス´
10号(直径30㎝)スリット鉢で育てています。
植木鉢は大きくないと蕾を水切れで枯らしてしまいます。
蕾の数は5個で、一つ枯れました。
枝数も制限していて、蕾が着くまでは順調でした。
↑これが一番最初に咲いた花。
まだ、日中の気温が暑く、花は満足に展開しないまま枯れました。
↑2つ目の花が開花中ですが、これも綺麗には開いてくれません。
水やりも十分たっぷりと与えているのですが、暖地で開花させるのは
相当難しいようです。
シャクナゲ・スーパーローディーの新品種です。
ようやく好みのタイプが出たので(実際に花を見るまではわかり
ませんが)3.5号ポットの小苗を買いました。
新品種なので中苗や大苗は売っていません。
花が咲くまでは2~3年はかかりそうです。
大きさはこんな感じです。
てとも丁寧に育てられたことが解る苗です。
赤塚植物園さんのシャクナゲに対する情熱が伝わってきます。
当然ですが蕾はついていません。
株元の様子。
メリクロン培養(組織培養)なので接木ではなく自根のようです。
root of Rhododendron `Red Apple´
ポットから抜いた状態。
細かい根がびっしりと伸びていて、根鉢を形成しています。
植え替えが必要です。
鹿沼土や赤玉土に園芸用培養土を混ぜたもので鉢増ししてみました。
少し酸性の用土が適しているそうです。
水はけの良さも重要です。
通気性の良いスリット鉢がおすすめ。
根鉢は崩さずに一回り大きな鉢に植えます。
植え替えた後の様子。
4.5号(直径13㎝)の鉢に植え替えました。
宅配で届いたので、植替え後はたっぷりと水をあげました。
シャクナゲ スーパーローディーは耐暑性があり大阪の平野部でも
庭植えが出来るぐらい丈夫ですので、用土にはそれほど気を
使わなくても良いかもしれません。
耐暑性はあるのですが、西日が当たらない場所で育てます。
ある程度大きくなるまでは鉢植えで育ててみます。
祖父母の家には大きな石楠花の木がありました。
今回買った品種は、花色や雰囲気がそれに似ています。
大きく育って見事に花を咲かせてくれるのを楽しみに。
↑届いた状態の苗の外観。
とても健全な苗です。
開花3日目のプロテア`スペシャルピンクアイス´。
開花が上手く進んでいないようです。
大阪のような暖地でのプロテア`スペシャルピンクアイス´の
栽培はお勧めしません。
蕾の成長や開花期の気温が高温で花をダメにしやすく、栽培管理が
難しいです。
開花すれば花は素晴らしいのですが、育てるのに手間がかかります。
苗や鉢花の値段も高価ですので、導入は慎重に検討してください。
プロテアの花は多くの花が集まった頭状花序です。
花弁のような部分は総苞片(花を守るために葉が変化したもの)です。
プロテア`スペシャルピンクアイス´の蕾。
この時点で大きさは6.5㎝。
毎日ひたすら水やりです(水切れさせると蕾が枯れます)。
植木鉢には直接光が当たらないようにします。
Dead flower bud of Protea ‘Special Pink Ice’
プロテアの蕾は半日で枯れます。
↑の写真は枯れた蕾です、もうこうなると回復することはありません。
9月に入ってから気温が38度になった日があって、その日に鉢土が
少し乾燥したようです。
幸い他の4つの蕾は無事でした。
気温が高くなる日は特に注意が必要です。
開化寸前で蕾が大きくなってきています。
総苞片の先端が茶色くなると蕾が枯れる前兆です。
しっかりと水やりをして枯らさないようにします。
上手く開花させるポイントは枝数を制限することです。
花後に出てくる枝を芽欠きして、枝が増えすぎないようにします。
枝が多いと葉からの蒸散の量も多くなりますし、養分が分散して
蕾がつかなくなります。
開花が近く、今にも爆発しそうなぐらい膨れた蕾。
総苞片の先端が枯れているのは水切れを起こした痕跡です。
蕾の成長が夏をまたぐので水やりには特に気を使います。
夏は本当に鉢土が乾きが早く、蕾を枯らしがちです。
開花の始まり1日目。
Trifolium repens `four-leaf clover'
「四つ葉のクローバー栽培セット」のクローバーです。
このニュージーランド系統のシロツメクサは耐暑性もあり、
大阪の平野部のような暖地でも簡単に育てることが出来ました。
無事に夏越しが出来ました。
本来、シロツメクサは冷涼な気候を好みます。
Trifolium repens `four-leaf clover'
本物の四つ葉のクローバーです。
しかも探さないと見つからない位の、ちょうどよい発生率です。
全ての葉が四つ葉の園芸品種だと有難味がありません。
今まではタキイ種苗さんの四つ葉のクローバーを種から育てていて、
夏に枯らせていましたが、このシロツメクサだと庭植も出来そうです。
Trifolium repens ‘four-leaf clover’
幸いにもハダニの被害もありませんでした。
雨ざらし環境で栽培しています。
害虫はハダニ以外にもダンゴムシやバッタに注意が必要です。
本物のシロツメクサの‘四つ葉のクローバー’を育てたい人には
「四つ葉のクローバー栽培セット」がおすすめです。
Cyclamen シクラメン Dudleya ダドレア属 Helleborus クリスマスローズ Rose バラ Tecophiaea テコフィレア Tillandsia チランジア グラス類 grass ソテツ類 Cycadaceae ハーブ herb ビオトープ biotope ベビーティアーズ Soleirolia soleirolii ラン Orchid 古典園芸 Japanese traditional horticulture 四季なりイチゴ Wild Strawberry 園芸 horticulture 多肉植物 succulent 山野草 wild plants 果樹 fruit tree 珍しい植物 盆栽 Bonsai 美術 art 苔 moss 趣味 野菜 vegetables
最近のコメント