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園芸 horticulture

2024年9月29日 (日)

タンポポ の 害虫 尺取り虫。

P9293586_3_1 leaf of Taraxacum(Dandelion)

タンポポの葉が食害されていました。

葉の上に虫の糞が落ちていたので探すと緑色のイモムシがいました。

尺取り虫のような害虫です。

P9293585_2_1 A little spider on the leaf of Taraxacum(Dandelion)

この蒲公英にはガードとしてクモが住んでいますが、害虫全ては

防いでくれないようです。

天敵農法の弱点ですね。

害虫が全ていなくなると蜘蛛も食べ物が無くなりますから。

イモ虫も大きくなっちゃうと、この小さなクモは襲わないようです。

早く大きくなるために食欲が旺盛なのです。

イモムシは割り箸で捕まえて踏みつぶしましたが、何度やっても

慣れないです。というか苦手です。

2024年9月28日 (土)

夏越ししたシロツメクサ。

P9273582_1_1 Trifolium repens ‘四つ葉のクローバー’

夏の初め頃までは繁茂していたシロツメクサですが、盛夏の

暑さでだいぶと弱りました。

今では枯れこんでいます。

元々、シロツメクサが冷涼な気候を好む植物であることと、

シロツメクサが出す物質で自家中毒を起こすのが原因だと

思います。

また、根の共生菌が作る養分が土に溜まり過ぎているのかもしれません。

いずれにせよ、植替え(無肥料の土)が必要な様子です。

P9273583_2_1 Trifolium repens ‘四つ葉のクローバー’

写真の中に「四つ葉のクローバー」は見つけられたでしょうか。

この四つ葉のクローバー(シロツメクサ)の苗は聖新陶芸さんの

「きっとみつかる四つ葉のクローバー栽培セット」を実生した

ものです。

ニュージーランドで選別されたシロツメクサの系統で、耐暑性があり

お気に入りです。

シロツメクサなので本物の‘四つ葉のクローバー’です。

2024年7月23日 (火)

イガゴヨウ 2種の幼木。

P7203502_1_1 Pinus aristata 

Pinus aristata (Rocky mountain bristlecone pine) 

ピヌス・アリスタータ

実生5年目で樹高が約13㎝。

すでに成木の尋常葉が出ていますが成長は遅いです。

P7203503_2_1 Pinus aristata (Rocky mountain bristlecone pine)

↑の写真のようにピヌス・アリスタータの葉には髪の毛のフケの

様に樹脂が付着します。

Pinus aristataの特徴なので種の同定がし易いです。

P7203504_3_1 Pinus longaeva

Pinus longaeva (Great Basin bristlecone pine)

2020年春に播種、実生4年目、樹高は約7㎝。

ピヌス・ロンガエバ

本種が本来のイガゴヨウで世界一長寿な木という事で有名です。

こちらも尋常葉が出ていますが、葉に樹脂は付着しません。

種子はピヌス・アリスタータと似ていますが、ピヌス・ロンガエバ

の種子にはウズラの卵のような文様があるので区別できます。

また葉の断面には2本の樹脂管があります。

成長はとても遅いですが、両種ともに大阪府の平野部の夏を耐えて

くれています。

栽培上注意する病気は「五葉松類発疹さび病」で、イガゴヨウの

ようなアメリカ大陸原産の松は抵抗性を持ちませんので枯死します。

病気の予防のためには、病原菌の中間宿主であるスグリ類を近くで

育てないようにします。

2024年7月18日 (木)

梅干しを天日干し。

梅雨明け宣言(‘梅雨明けしたとみられる’というあいまいな宣言)を

待たずに梅干しの天日干し。

今日から3日間お日様に当てて干します。

P7183491_1_1 Umeboshi(Japanese pickled plums)

今年は初めて赤紫蘇で漬けてみました。

写真の梅干しは、梅1㎏を塩約200gで漬けたものです(塩分は約20%)。

ちゃんと‘にがり’の成分がある塩です。

梅は無農薬の樹熟梅(木の枝で熟した梅)、紫蘇も無農薬のものです。

赤紫蘇で鮮やかに染まりました。

せっかくの手作りなので材料にはこだわっています。

P7183494_1_1 Umeboshi(Japanese pickled plums)

1日目の天日干し終わり。

この後、甕の梅酢の中に戻します。

お昼に裏返しています。

赤紫蘇も梅酢を搾って天日に干します。

1日干しただけでも見た目が梅干しっぽくなりました。

P7183495_2_1

梅酢も天日に干します。

赤紫蘇の色で真っ赤です。

今年は梅が不作で、価格が高かったです。

 

2024年7月10日 (水)

リューカデンドロン‘レッドデビル’を地植えしてみたら。

P7093462_2_1 Leucadendron ‘Red Devil’

リューカデンドロン‘レッドデビル’

鉢植えでは上手く育たなかったリューカデンドロンを

地植えしてみたらよく育った話。

大阪の平野部では耐寒性は問題なし。

水はけの良い場所に地植えしています。

梅雨の雨も大丈夫です。

P7093461_1_1 Leucadendron ‘Red Devil’

樹形も整ってきました。

こんなことなら、もっと早くから地植えしとけばよかった。

枝先が赤くなり、まるで花が咲いているようです。

2024年6月25日 (火)

かつての室内の鉢花の女王 グロキシニア

P6193375_1_1 Sinningia cv.

今ではグロキシニアはシンニンギアと呼ばれています。

オオイワギリソウ属。

シンニンギアの仲間は室内でも育てることが出来て、

魅力的なものが多いです。

ただ昨今写真のようなグロキシニアは入手が非常に困難です。

特に一重咲きのものは、種子を売っている物しか見かけません。

以前は今の時期、花屋さんで簡単に買えたのですが。

2024年6月15日 (土)

ディエラマ 天使の釣り竿

P6123345_5_1 Dierama pulcherrimum

Angel’s Fishing Rod 天使の釣り竿(ディエラマ)の花が

咲きました。

1つの花の大きさが長さ3.5㎝。

P6153370_2_1 Dierama pulcherrimum

1本の花茎に次々と花を咲かせます。

水はけと日当たりの良い場所に植えるようにします。

P6153368_1_1 Dierama pulcherrimum

栽培は地植えが適しています。

鉢植えでは咲きにくいです。

P6123346_6_1 Dierama pulcherrimum

害虫は根切り虫に注意が必要です。

花後に花ガラ摘み(種子を採らない場合)、枯葉の除去を

行います。

2024年6月 9日 (日)

ナツツバキの花に雨。

P6093324_2_1 Stewartia pseudo-camellia

6月に入り、ナツツバキの花が咲いています。

花径は約7㎝。

雨が降らずに土壌が乾くと小輪で咲いてしまいます。

ナツツバキの開花には適度な雨が必要ですが、今年は

偏西風の蛇行で梅雨入りが遅れています。

P6093326_3_1 Stewartia pseudo-camellia

花は一日花で、毎朝花ガラが落ちています。

落ちた花も鑑賞の対象になります。

紫陽花

P6043302_1_1 Hydrangea macrophylla var. macrophylla ‘おたくさ’

アジサイ‘おたくさ’の花。

江戸時代にシーボルトがヨーロッパに持ち出したものが

近年フランスの庭先で見つかり、里帰りしたものです。

花色も含め、あじさい本来の魅力があります。

P6043303_2_1 Hydrangea macrophylla var. macrophylla ‘おたくさ’

元々てまりアジサイはガクアジサイの改良品種ですが、

近年の品種改良には目に余るものがあります。

品種改良の方向性がどんどん派手になり、けばけばしい

厚化粧の花ばかりになっています。

アジサイの面影すら無いような品種まで登場しています。

P6093323_1_1 Hydrangea macrophylla ‘ユーミーパーフェクション’

↑の写真は八重咲のアジサイ‘ユーミーパーフェクション’です。

2024年5月31日 (金)

雨のクレマチス‘ペルルダジュール’

P5313301_3_1 Clematis ‘Perle d’Azur’ in Rain.

クレマチス‘ペルルダジュール’が雨の中咲いています。

草丈を活かして、写真のように房咲きになり見上げるように

仕立てると見ごたえがあります。

少し小輪で咲きました、花径が8㎝ぐらいです。

スモモの木に蔓を巻き付けています。

P5233279_1_1 Clematis ‘Perle d’Azur’

↑は別の日のクレマチス‘ペルルダジュール’

この花の大きさは直径約10㎝。

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