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園芸 horticulture

2023年12月 4日 (月)

今年のモミジはいまいち。

Pb272947_4_1 Acer palmatum `秋茜´

モミジ`秋茜´の紅葉。

猛暑での葉焼けが酷いです。

色づきも遅れて、色もいまいちです。

テレビで紅葉の観光地の様子を見ても、木々の色づきは

悪いように思います。

地球温暖化で綺麗な紅葉を見ることは出来なくなりそうです。

Pb272948_1_1 Acer palmatum `一行寺´

モミジ`一行寺´の紅葉。

`一行寺´は半日陰で育てていますが、それでも夏の

強い日差しで葉が傷んでいます。

2023年11月21日 (火)

庭のモミジの紅葉の進み度合。

Pb212930_1_1 Acer palmatum `一行寺´

モミジ`一行寺´が紅葉しています。

黄色に色づくと思い購入した品種ですが、日陰に移しても

毎年赤くなります。

Pb212931_2_1 Acer palmatum `秋茜´

一方、モミジ`秋茜´は紅葉が遅れています。

本来ならば同時に赤く色づいているはずですが、今年は

まだです。

猛暑の影響で葉焼けもしています。

2023年11月 5日 (日)

マルチネスピニョンマツの剪定方法。

Pa302853_5_1 Pinus maximartinezii

成木のマキシマルティネッツイ松の剪定は、日本の松と同様「みどり摘み」

が基本になります。

大木になるので、育てるには剪定が必須です(地植えして大きく

育てる場所があれば放任で大丈夫です)。

「みどり摘み」は春に伸びてくる棒状の新芽を折り取ります。

写真は春の新芽を半分ほどの位置で折り取った後に伸びてきた枝です。

樹高を抑えるとともに分枝を促すことが出来ます。

Pa302854_6_1 Pinus maximartinezii

↑の写真では「みどり摘み」の後に出てきた葉が子葉に戻って

います(来年は尋常葉に戻ります)。

今年は五葉松の方法で新芽を途中で折り取る「みどり摘み」を

行いましたが萌芽力が強いので、黒松や赤松のように新芽を

根元から折り取っても大丈夫なような気がします。

来年実験してみます。

Pb032869_2_1 Pinus maximartinezii

まだ初生葉が残るマルチネスピニョンマツ。

2023年10月 3日 (火)

プロテア`スペシャルピンクアイス´の花が咲かない。

P9302762_3_1 Protea ‘Special Pink Ice’

プロテア`スペシャルピンクアイス´

10号(直径30㎝)スリット鉢で育てています。

植木鉢は大きくないと蕾を水切れで枯らしてしまいます。

蕾の数は5個で、一つ枯れました。

枝数も制限していて、蕾が着くまでは順調でした。

P9302764_5_1 Protea ‘Special Pink Ice’

↑これが一番最初に咲いた花。

まだ、日中の気温が暑く、花は満足に展開しないまま枯れました。

P9302763_4_1 Protea ‘Special Pink Ice’

↑2つ目の花が開花中ですが、これも綺麗には開いてくれません。

水やりも十分たっぷりと与えているのですが、暖地で開花させるのは

相当難しいようです。

2023年10月 1日 (日)

赤塚植物園さんのスーパーローディー・シャクナゲの小苗

P9292759_8_1 Rhododendron `Red Apple´

シャクナゲ・スーパーローディーの新品種です。

ようやく好みのタイプが出たので(実際に花を見るまではわかり

ませんが)3.5号ポットの小苗を買いました。

新品種なので中苗や大苗は売っていません。

花が咲くまでは2~3年はかかりそうです。

P9292754_4_1 Rhododendron `Red Apple´

大きさはこんな感じです。

てとも丁寧に育てられたことが解る苗です。

赤塚植物園さんのシャクナゲに対する情熱が伝わってきます。

当然ですが蕾はついていません。

P9292753_3_1 Rhododendron `Red Apple´

株元の様子。

メリクロン培養(組織培養)なので接木ではなく自根のようです。

P9292755_5_1 root of Rhododendron `Red Apple´

ポットから抜いた状態。

細かい根がびっしりと伸びていて、根鉢を形成しています。

植え替えが必要です。

鹿沼土や赤玉土に園芸用培養土を混ぜたもので鉢増ししてみました。

少し酸性の用土が適しているそうです。

水はけの良さも重要です。

通気性の良いスリット鉢がおすすめ。

根鉢は崩さずに一回り大きな鉢に植えます。

P9292756_6_1 Rhododendron `Red Apple´

植え替えた後の様子。

4.5号(直径13㎝)の鉢に植え替えました。

宅配で届いたので、植替え後はたっぷりと水をあげました。

シャクナゲ スーパーローディーは耐暑性があり大阪の平野部でも

庭植えが出来るぐらい丈夫ですので、用土にはそれほど気を

使わなくても良いかもしれません。

耐暑性はあるのですが、西日が当たらない場所で育てます。

ある程度大きくなるまでは鉢植えで育ててみます。

 祖父母の家には大きな石楠花の木がありました。

今回買った品種は、花色や雰囲気がそれに似ています。

大きく育って見事に花を咲かせてくれるのを楽しみに。

P9292752_2_1 Rhododendron `Red Apple´

↑届いた状態の苗の外観。

とても健全な苗です。

 

 

2023年9月24日 (日)

うどんこ病に罹患したシャクヤク。

P9232712_3_1 Paeonia lactiflora suffer from Powdery mildew

台風と最近の雨でシャクヤクがうどんこ病に罹患しました。

本来なら浸透移行性の殺菌剤を散布するのですが、シャクヤク

の地上部はあと一か月ほどで枯れるのでどうしようかと迷います。

地上部が枯れた後、枯れた部分をきれいに取り除けば来年の

病原を絶てると思います。

地上部を刈り取った後に、火で地表を殺菌しても効果があると

思います。

P9232714_5_1 Paeonia lactiflora suffer from Powdery mildew

うどんこ病が茎にも広がっています。

2023年9月22日 (金)

シペラス・パピルス

P9162699_1_1 Cyperus papyrus

パピルスは古代エジプトで紙の原料となったことで有名です。

熱帯アフリカが原産。

今年の夏はパピルスを育てました。

P9162700_2_1 Cyperus papyrus

パピルスの葉は退化していて、茎の根元の葉鞘となっています。

写真はパピルスの新芽。

P9162703_4_1 パピルス画

買ったパピルス紙に自分で絵を描いてみました。

水鳥とパピルスが茂る水辺です。

パピルス画で金色が用いられている物は、イメージ先行型の

お土産品ですので金色は使っていません。

 

2023年9月19日 (火)

プロテア`スペシャルピンクアイス´

P9182704_2_1  Protea ‘Special Pink Ice’

開花3日目のプロテア`スペシャルピンクアイス´。

開花が上手く進んでいないようです。

大阪のような暖地でのプロテア`スペシャルピンクアイス´の

栽培はお勧めしません。

蕾の成長や開花期の気温が高温で花をダメにしやすく、栽培管理が

難しいです。

開花すれば花は素晴らしいのですが、育てるのに手間がかかります。

苗や鉢花の値段も高価ですので、導入は慎重に検討してください。

 プロテアの花は多くの花が集まった頭状花序です。

花弁のような部分は総苞片(花を守るために葉が変化したもの)です。

P8282658_2_1 Protea ‘Special Pink Ice’

プロテア`スペシャルピンクアイス´の蕾。

この時点で大きさは6.5㎝。

毎日ひたすら水やりです(水切れさせると蕾が枯れます)。

植木鉢には直接光が当たらないようにします。

P9032666_2_1  Dead flower bud of Protea ‘Special Pink Ice’

プロテアの蕾は半日で枯れます。

↑の写真は枯れた蕾です、もうこうなると回復することはありません。

9月に入ってから気温が38度になった日があって、その日に鉢土が

少し乾燥したようです。

幸い他の4つの蕾は無事でした。

気温が高くなる日は特に注意が必要です。

P9062674_1_1  Protea ‘Special Pink Ice’

開化寸前で蕾が大きくなってきています。

総苞片の先端が茶色くなると蕾が枯れる前兆です。

しっかりと水やりをして枯らさないようにします。

上手く開花させるポイントは枝数を制限することです。

花後に出てくる枝を芽欠きして、枝が増えすぎないようにします。

枝が多いと葉からの蒸散の量も多くなりますし、養分が分散して

蕾がつかなくなります。

P9152695_2_1 Protea ‘Special Pink Ice’

開花が近く、今にも爆発しそうなぐらい膨れた蕾。

総苞片の先端が枯れているのは水切れを起こした痕跡です。

蕾の成長が夏をまたぐので水やりには特に気を使います。

夏は本当に鉢土が乾きが早く、蕾を枯らしがちです。

P9162701_3_1 Protea ‘Special Pink Ice’

開花の始まり1日目。

 

2023年9月16日 (土)

秋の朝顔。

P9132690_1_1 Pharbitis nil `暁の海´

アサガオ`暁の海´の花。

9月の半ばですが、日中の気温はまだ高く夏のような感じで

暑いのですが、どこかもの悲しいです。

秋といった実感がないまま、だらだらと朝顔が咲き続けています。

 今まで漠然と空気はいつまでタダなんだろうと思っていましたが、

今年の夏は暑すぎてエアコンで温度を下げないと生きていけない

環境でした。

エアコンは電気代がかかるので、もはや空気ですらお金を払わないと

使えない時代です。

2023年9月12日 (火)

「四つ葉のクローバー栽培セット」 の クローバー

P9122684_1_1 Trifolium repens `four-leaf clover'

「四つ葉のクローバー栽培セット」のクローバーです。

このニュージーランド系統のシロツメクサは耐暑性もあり、

大阪の平野部のような暖地でも簡単に育てることが出来ました。

無事に夏越しが出来ました。

本来、シロツメクサは冷涼な気候を好みます。

P9122686_2_1 Trifolium repens `four-leaf clover'

本物の四つ葉のクローバーです。

しかも探さないと見つからない位の、ちょうどよい発生率です。

全ての葉が四つ葉の園芸品種だと有難味がありません。

今まではタキイ種苗さんの四つ葉のクローバーを種から育てていて、

夏に枯らせていましたが、このシロツメクサだと庭植も出来そうです。

P9122687_3_1 Trifolium repens ‘four-leaf clover’

幸いにもハダニの被害もありませんでした。

雨ざらし環境で栽培しています。

害虫はハダニ以外にもダンゴムシやバッタに注意が必要です。

本物のシロツメクサの‘四つ葉のクローバー’を育てたい人には

「四つ葉のクローバー栽培セット」がおすすめです。

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