夏の初め頃までは繁茂していたシロツメクサですが、盛夏の
暑さでだいぶと弱りました。
今では枯れこんでいます。
元々、シロツメクサが冷涼な気候を好む植物であることと、
シロツメクサが出す物質で自家中毒を起こすのが原因だと
思います。
また、根の共生菌が作る養分が土に溜まり過ぎているのかもしれません。
いずれにせよ、植替え(無肥料の土)が必要な様子です。
写真の中に「四つ葉のクローバー」は見つけられたでしょうか。
この四つ葉のクローバー(シロツメクサ)の苗は聖新陶芸さんの
「きっとみつかる四つ葉のクローバー栽培セット」を実生した
ものです。
ニュージーランドで選別されたシロツメクサの系統で、耐暑性があり
お気に入りです。
シロツメクサなので本物の‘四つ葉のクローバー’です。
Pinus aristata (Rocky mountain bristlecone pine)
ピヌス・アリスタータ
実生5年目で樹高が約13㎝。
すでに成木の尋常葉が出ていますが成長は遅いです。
Pinus aristata (Rocky mountain bristlecone pine)
↑の写真のようにピヌス・アリスタータの葉には髪の毛のフケの
様に樹脂が付着します。
Pinus aristataの特徴なので種の同定がし易いです。
Pinus longaeva (Great Basin bristlecone pine)
2020年春に播種、実生4年目、樹高は約7㎝。
ピヌス・ロンガエバ
本種が本来のイガゴヨウで世界一長寿な木という事で有名です。
こちらも尋常葉が出ていますが、葉に樹脂は付着しません。
種子はピヌス・アリスタータと似ていますが、ピヌス・ロンガエバ
の種子にはウズラの卵のような文様があるので区別できます。
また葉の断面には2本の樹脂管があります。
成長はとても遅いですが、両種ともに大阪府の平野部の夏を耐えて
くれています。
栽培上注意する病気は「五葉松類発疹さび病」で、イガゴヨウの
ようなアメリカ大陸原産の松は抵抗性を持ちませんので枯死します。
病気の予防のためには、病原菌の中間宿主であるスグリ類を近くで
育てないようにします。
梅雨明け宣言(‘梅雨明けしたとみられる’というあいまいな宣言)を
待たずに梅干しの天日干し。
今日から3日間お日様に当てて干します。
Umeboshi(Japanese pickled plums)
今年は初めて赤紫蘇で漬けてみました。
写真の梅干しは、梅1㎏を塩約200gで漬けたものです(塩分は約20%)。
ちゃんと‘にがり’の成分がある塩です。
梅は無農薬の樹熟梅(木の枝で熟した梅)、紫蘇も無農薬のものです。
赤紫蘇で鮮やかに染まりました。
せっかくの手作りなので材料にはこだわっています。
Umeboshi(Japanese pickled plums)
1日目の天日干し終わり。
この後、甕の梅酢の中に戻します。
お昼に裏返しています。
赤紫蘇も梅酢を搾って天日に干します。
1日干しただけでも見た目が梅干しっぽくなりました。
梅酢も天日に干します。
赤紫蘇の色で真っ赤です。
今年は梅が不作で、価格が高かったです。
Hydrangea macrophylla var. macrophylla ‘おたくさ’
アジサイ‘おたくさ’の花。
江戸時代にシーボルトがヨーロッパに持ち出したものが
近年フランスの庭先で見つかり、里帰りしたものです。
花色も含め、あじさい本来の魅力があります。
Hydrangea macrophylla var. macrophylla ‘おたくさ’
元々てまりアジサイはガクアジサイの改良品種ですが、
近年の品種改良には目に余るものがあります。
品種改良の方向性がどんどん派手になり、けばけばしい
厚化粧の花ばかりになっています。
アジサイの面影すら無いような品種まで登場しています。
Hydrangea macrophylla ‘ユーミーパーフェクション’
↑の写真は八重咲のアジサイ‘ユーミーパーフェクション’です。
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