4月初旬に挿し木をした錦糸南天(琴糸南天)。
幹の先端の2㎝から3㎝を切って葉を取り除き挿し木をします。
あまり先端だと葉鞘だけで幹が無いことがあるので、幹を
確認して挿し穂を採ります。
挿し穂を数時間水揚げする以外は、特別な事はしません。
土に挿すだけです。
普通の挿し木と同じで日陰で管理します。
毎日水やりをして、乾かさないように注意します。
6月現在新しい葉が出てきています(発根は未確認)。
1本も枯れませんでした、とても簡単です。
↑挿し穂を採った親木です。
親木に芽が出てくるまでには半年ぐらい時間が掛かります。
このまま、芽が出ずに枯れてしまうのではと心配した程です。
↑剪定した幹から出てきた芽です。
↑根元付近からも1つ芽が出てきました。
挿し木の発根よりも、親木の発芽の方がはるかに遅いです。
松葉蘭`富嶽の虹´
今年は2本の芽が出てきました。
マツバランとして鑑賞されるこの植物体は「胞子体」と
呼ばれるものです。
二叉に分枝する単純な茎だけで育っていて、地下部は「根冠」が
無い「仮根」があります。
ディクソニア・アンタルクティカの幹のような部分に
着生しているマツバランです。
胞子から育った配偶体から受精して自然に生えてきたものです。
綺麗な斑が入っていることから`富嶽の虹´の胞子から
育ったと思われます。
ディクソニア・アンタルクティカを傷付けるわけにはいかないので、
引き抜いてみました。
引き抜いた結果、地下茎は千切れてほとんど付いていません
でしたが植え替えて栽培に挑戦します。
中央に写っているのがマツバランの新芽です。
薄い黄緑色から黄色で出てきています。
高さは現在約5㎝。
今年も1本だけしか新芽が出ませんでした。
いろいろと試行錯誤はしているのですが、上手く育ってくれません。
マツバラン`富嶽の虹´は性質がとても弱いです。
耐寒性も弱く、冬は室内で育てています(屋外で冬越しさせると
地下の根のような部分が腐って黒くなります)。
松葉蘭`富嶽の虹´は軸(茎)の途中で色が変わったり、
季節によっても色が変わることがあります。
もう10年以上株を維持していますが、育て方がわかりません。
遮光下で管理しています。
根のような部分には共生菌がいるので、肥料は必要ありません。
むしろ用土の汚れ(富栄養化)を嫌うようです、清潔な用土で
植えます。
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