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古典園芸 Japanese traditional horticulture

2025年4月20日 (日)

細辛 の葉っぱ。

P4203993_3_1 Asarum nipponicum ‘昭和錦’

↑細辛‘昭和錦’

春に出る葉が固まるまでは、毎日水やりをします。

葉が出来上がってからは、表土が乾いたら水やりをする

間隔に変えます(鉢土が乾きかけても大丈夫です)。

P4203994_4_1 Asarum nipponicum ‘葵錦’

↑細辛‘葵錦’

深い鉢を使い、水はけの良い用土で植えます。

P4203995_5_1 Asarum nipponicum ‘三保の松’

↑細辛‘三保の松’

日光が当たり過ぎると、写真の株の様に葉柄が短くなって

しまうので、適度な日陰で管理します。

P4213996_1_1 Asarum nipponicum ‘興亜の光’

2025年3月 5日 (水)

福寿草「四方田家緑花(皆野緑)」

P3093834_1_1  Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

福寿草‘四方田家緑花’,別名‘皆野緑’。

花径5㎝以上で大輪の万重咲きの品種です。

この冬最後の寒気が、ようやく抜けて花開いています。

それにしても今年の残寒はしつこかったです。

P2193790_4_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

蕾の段階で、重なりが多い事が判ります。

P2263802_1_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

花を横から見た様子。

日光に当たっている間だけ、花が開いています。

光が当たらなくなると花は閉じてしまいます。

P2273804_2_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

変な咲き方をしています。

伝統園芸で云う「子宝咲き」という、花の中にもう一つ

花が咲く咲き方です。

P3073830_1_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

福寿草 四方田家緑花(皆野緑)

 

2025年2月14日 (金)

福寿草 四方田家緑花 

P2143776_2_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

福寿草‘四方田家緑花(皆野緑)’の花が咲きました。

花径は約5㎝、大輪です。

花色が少し緑色を帯びて、大輪ながら清楚な印象です。

本芸で咲くと、花弁がもう少し細くなり繊細な感じが

加わります。

P2143777_3_1 Adonis amurensis ‘四方田家緑花’

今年は3つ花芽が出ていて、こちらの蕾も花弁の重なりが

多いことから期待が持てます。

福寿草‘四方田家緑花’は花の形が安定的に咲かず、一重や

二重の普通の福寿草のように咲くことが多いです。

個人的には本芸で咲かすには、9月頃の追肥が効くように思います。

2025年2月 4日 (火)

錦糸南天‘群雀’

小さきものは みなうつくし「枕草子」

P2033759_3_1 Nandina domestica dwarf ‘群雀’

錦糸南天‘群雀’が寒さで紅葉しています。

樹高は約14㎝。

見た目は、そのまま南天のミニチュアです。

P2033761_4_1 Nandina domestica dwarf ‘群雀’

錦糸南天‘群雀’の幹は樹皮が荒れた様子も南天そのもので、

いとあはれなり。

こう見ると立派な幹に見えます。

P2033763_6_1 Nandina domestica dwarf ‘群雀’

<増やし方>

春の挿し木の活着率は100%で簡単でした。

先端部分から3㎝程を切って(必ず木部をつける)挿すだけです。

半日陰で半年ほど管理します。

<育て方>

基本種と同じで丈夫です。

夏に半日陰に移す以外は普通の園芸植物と同じ育て方です。

植替えは年に一度、冬の間に根を半分ぐらいに切り詰めて新しい用土

で植えなおします。

この時に、長く伸びすぎた葉も切り詰めます。

2024年12月24日 (火)

錦糸南天‘群雀’

Pc203700_3_1 Nandina domestica dwarf form ‘群雀’

錦糸南天(琴糸南天)‘群雀’。

樹高は約15cm。

Pc203701_4_1 Nandina domestica dwarf form ‘群雀’

今年の春に挿し木増殖用の穂木を採るために剪定をした為、

根元から出てきた芽が育っています。

Pc203702_5_1 Nandina domestica dwarf form ‘群雀’

春の挿し木の活着率は100%でした。

穂木を採るために剪定をした枝から複数の芽が出てくる確率は

約50%でした。

2024年10月 2日 (水)

ヤシ科の根を切ってみた。シュロチク

P8293566_1_1 Rhapis humilis ‘白青殿’

シュロチク‘白青殿’。

棕櫚竹,棕梠竹

シュロチクはヤシ科なので、基本的には根は剪定しませんが、

根詰まりで植替えに困ったので根を切ってみました。

結果としては弱りましたが枯れませんでした。

回復には半年かかりました。

P8293567_2_1 Rhapis humilis ‘白青殿’

春に根を切り植替えをしました。

現在は立派な葉が出てきています。

2024年6月26日 (水)

錦糸南天の増やし方(挿し木)。

P6243402_1_1 Nandina domestica ‘群雀’

4月初旬に挿し木をした錦糸南天(琴糸南天)。

幹の先端の2㎝から3㎝を切って葉を取り除き挿し木をします。

あまり先端だと葉鞘だけで幹が無いことがあるので、幹を

確認して挿し穂を採ります。

挿し穂を数時間水揚げする以外は、特別な事はしません。

土に挿すだけです。

普通の挿し木と同じで日陰で管理します。

毎日水やりをして、乾かさないように注意します。

6月現在新しい葉が出てきています(発根は未確認)。

1本も枯れませんでした、とても簡単です。

P6243403_2_1 Nandina domestica ‘群雀’

↑挿し穂を採った親木です。

親木に芽が出てくるまでには半年ぐらい時間が掛かります。

このまま、芽が出ずに枯れてしまうのではと心配した程です。

P6243404_3_1 Bud of Nandina domestica ‘群雀’

↑剪定した幹から出てきた芽です。

P6243406_4_1 Bud of Nandina domestica ‘群雀’

↑根元付近からも1つ芽が出てきました。

挿し木の発根よりも、親木の発芽の方がはるかに遅いです。

2024年5月22日 (水)

細辛‘昭和錦’

P5213273_1_1 Asarum nipponicum ‘昭和錦’

江戸細辛の今年の新しい葉も固まりました。

去年の葉は葉柄の部分を切って取り除いています。

細辛‘昭和錦’は葉が多く出る品種なので個人的に

気に入っています。

新しい葉が出てきている間は毎日水やりをしますが、

葉が固まってからは用土が湿っている内は水をあげる

必要はありません。

P5223274_2_1 Asarum nipponicum ‘昭和錦’

日陰にも強いので観葉植物にもおすすめです。

サイズ感も日本の住宅にぴったりです。

もう少し遮光すると葉柄も伸びて綺麗な姿になります

(写真の株は、日光が当たり過ぎて葉柄が短く、草丈が

低いです)。

2024年5月 7日 (火)

池田炭のシノブ玉(つりしのぶ)

P5053210_1_1

茶の湯の炭として有名な池田炭(菊炭)に苔とシノブ

(Davallia mariesii)を巻き付けた‘つりしのぶ’です。

シノブの葉が生えてきました。

池田炭の断面の文様が菊の花のように見えることから

菊炭と呼ばれています。

これは、その断面を活かした苔玉です。

日陰で管理し、水やりは如雨露でたっぷりかバケツの水に

漬けます。

写真撮影のために吊るす紐を持っていたのですが、この後

不注意で落として炭を割ってしまいました。

 

2024年1月22日 (月)

福寿草の花が咲きました。

P1223038_1_1 Adonis amurensis 四方田家緑花(皆野緑)

福寿草`四方田家緑花(皆野緑)´

今日の春らしい陽気で花が開きました。

本芸の万重咲きではありませんが、花径は4.5㎝と

大輪です。

福寿草は春は日当たりで、夏からは半日陰で管理します。

移動させやすいので鉢植えで育てるのがおすすめです。

P1303054_2_1  Adonis amurensis `四方田家緑花(皆野緑)´

福寿草`四方田家緑花´は花色がとても美しいです。

P1303053_1_1   Adonis amurensis 四方田家緑花(皆野緑)

花の大きさ。大輪です。

P1303056_3_1 Adonis amurensis `四方田家緑花´

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